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11月01,02日にかけてホテル日航東京で開催されたAdobe MAX Japan 2007に関するページです。


基調講演

基調講演レポート

アドビシステムズ社の代表取締役社長ギャレット・イルグ氏が壇上に登場し、「CONNECT ,DISCOVER ,INSPIRE」という3つのキーワードを説明した。



日本は携帯産業で世界一だと述べ、リッチインターネットアプリケーションにおけるエクスペリエンスを感じた事があるか?と問いかけ、クロスプラットフォームを考えたことは、今までなかっただろうと述べた。

アドビは、みなさんと情報や知識を共有して、ベータプログラムなどを積極的に公開し、アプリケーション開発の道を広げ、デベロッパーやユーザーと様々な部分で共有しえゆきたいと述べた。

アドビ システムズ プラットフォーム事業部担当シニア バイスプレジデント兼チーフ ソフトウェア アーキテクト ケビン リンチ氏が壇上に上がり、素晴らしいエクスペレンスについて説明した。



カルチャーとしてパンク時代の1980年代はDTPが、グランジ時代の1990年代はCD-ROMが、HIPHOPなど都会的な音楽の時代の2000年代はインターネットアプリケーションの時代がきたと説明し、人を巻き込むということで私たちは人々を巻き込んできたと述べ、こうしたカルチャーの移り変わりの中でも、コンテンツにフォーカスすることが重要だと説明した。



先にコンテンツがあり、その後にGUIがあるべきだと述べ、ユーザーの数だけアプリケーションがあり、アプリケーションメーカーは、使う側の要望を簡素にアクセス出来るようにすることが重要であり、今後は、さらに動きをも持たせることが重要だと述べた。



そのデモとして、自転車レースのデモをみせ、地図にそった形でレースが行われ、地図のこの部分のとき、レーサーはこのような様子、というのが一目でわかると説明した。また、そのときの地形の断面もみることができ、このような場所を走っているということが目でわかると説明し、さらに、チャットもできると紹介した。



コンテンツを使って情報を簡素化し、様々なソフトウェアを使って、新しいユーザーエクスペリエンスを制作してもらいたいと説明した。

現在、Flash Playerの70%がFlash Videoが見られる環境だと説明した。コードネーム「MovieStar」と呼ばれる新しいFlash Palyer 9は、H.264の再生が可能となり、1080pでネット配信することが可能になると述べた。



そして、Flash Playerのデモを見せ、640x480で制作される環境をフルスクリーンにした場合は画像が劣化するが、720pにした場合、フルスクリーンモードの画質がアップすることを紹介した。

次に、Adobe Media Playerについて説明し、RSSを使って、様々なビデオ配信サイトから一括にコンテンツ表示することが可能で、再生するには、そのビデオをクリックするだけで再生が始まると説明した。またCMを再生することも可能で、収益性も考慮されていると説明した。



次に、リッチインターネットアプリケーションについて、同社が買収した「Buzzword」について説明した。FLEXで開発されたアプリケーションで、ブラウザー内で、動くワードプロセサのデモを見せ、これは、共有ドキュメント制作でき、様々な場所から同時に編集作業が行えると説明した。こうした編集作業は、AcsionScriptで動作しているが、パフォーマンスの向上によって実現できるようになったと説明した。



こうしたインターンットアプリケーションをデスクトップアプリケーションに出来たら良いのにと我々は考えたと述べ、AIRで構築されたアプリケーションとして、デスクトップアプリケーションとして実現したと紹介した。

AIRチームのマイク・ダウニー氏が壇上に登場し、AIRはクラスプラットフォームのリッチアプリケーションで、1つのコドベースで書き、それを複数のOSで動かすことが出来るだけでなく、複数のウィンドウを同時に動かす事が出来る。また、ドラッグアンドロップも実現しており、単なるランタイムアプリケーションとは違うと説明した。



当初は予定されていなかったが、コミュニティからの要望によってローカルエータベースへのアクセスが出来るようにしたと説明した。

Adobe Dreamweaver CS3のエディタ機能など、様々なエディタで開発する事が出来ると説明した。Nitobi Salesforce.comの「Customer Maneger」というAIRアプリケーションをソースコード含めデモを紹介し、AIRアプリケーションから更新した情報が、瞬時にオンラインデータベースに反映されていることを紹介した。これは、1人の開発者が数日で開発してしまったと述べた。



Adobe社のPlatform Business Unit Evangelist テッド・パトリック氏が壇上に上がり、オープンソースとなる「Adobe FLEX 3」について説明した。

完全なプロファイラでようやくメモリー空間を見られるようになり、また、データを視覚化することも可能になり、Flexフレームワークのキャッシングを最適化したと説明した。

実際に「Flex Builder」のデモをしながら、メモリーの使用状況をライブで見られるようになった部分や、パフォーマンスプロファイルによって、メモリーを無駄に消費しているメソッドを最適化出来ると説明した。



また、今までは、ワンクリックしか出来なかったが、新しいFlexではカラム表示などが出来るようになり、二階層表示が出来るようになったと説明した。また、リネームする際、いろんな場所に名前が使われているので出来なかったが、名前の変更をプレビューしながらアプリケーション全体出来るようになったと説明した。

再び、ケビンリッチ氏が壇上に上がり、AIRのアプリケーションの勢いは凄まじく、eBay、AOL、Yahoo!など多くの企業が開発を行っていると説明した。

そして、実際に開発が行われている、TwitterSnippageMAX CUP、Pronto!、Google AnalysticPayPalDigimixなどを実際にデモを交えて紹介した。



これらは一部でしかないと説明し、もっとブラウザーのようなアプエリケ−ションが、どんどん出てくることを望んでいると述べた。

実際に運営が行われている「ANTHROPOLOGIE」を例にして、InDesign CS3で制作されたHTMLメールニュースをクリックすると、オンラインストアにアクセスし、また、AIRで作られたデスクトップカタログも提供されるといったデモを見せた。このAIRアプリケーションは、カラ−ピッカーの機能を持っており、適当な人物画像から洋服のカラーをピックアップすると、カタログ内のカラーが瞬時に変化することを見せた。



テキストレイアウト機能を強化し、各国語で読みやすいハイフネーションやカーニングがサポートされるほか、右から拾い上げるテキストフローなど日本語特有の禁則処理が強化された「Astro」(Flash Player 10)について簡単に説明した。

続いて、同社が現在開発中のコードネーム「Thermo」について、開発担当のマークアンダース氏、スティーブンハイツ氏が壇上に上がり、Flexアプリケーションで開発された、Thermoの初期バージョンを説明した。



Photoshopで作られた静止画レイアウトを元にして制作することが出来るが、XMLにデザイナーが使いやすく拡張された「MX XML」というコードで構築されるが、そうした事をデザイナーが意識することなく、ビジュアライズされたFlashによるリッチコンテンツを簡単に制作出来ると説明した。このベータ版は来年提供される予定だと述べた。



携帯コンテンツに関して、NTTドコモ社執行役員 マルチメディアサービス部長、夏野剛氏が壇上に登場した。



NTTドコモ社は、過去5年間で7,961万台ものFlash対応した端末を販売してきたと説明した。将来は、楽々フォンもFlash対応する予定で、さらにFlash端末化を押し進めると説明した。同社の94%がFlash対応端末で、ドコモのポータルは完全Flash対応していると説明した。



デザイン性が重要視されてきていて、人間の感覚に近いユーザーインターフェスが求められるようになってきたと述べた。こうした開発環境を含め、ファション性の重要度が高まってきており、グラフィカルなコンテンツ制作が増えてきたと説明した。

利用者の30%ほどの方が定額制を使っているが、残りの70%の人もリッチコンテンツをみているため、同社の利益は好調だと述べた。さらにNTTドコモ社は、2,591万台ものPDF端末を販売してきたと説明した。



また、2年前にi.chを立ち上げ、これは「Flash Cast」をベースにしたビジネスモデルで、待ち受け画面に、様々な情報を自動配信するサービスだと説明した。すでに1,387万人ものユザーが利用していると述べた。最期に、おこのみチャンネルを紹介した。



最後に、ギャレット社長が壇上に上がり、Adobe MAX 2007の様々なセッションやコミュニティとの交流で、多くの事を得て欲しいと述べて基調講演は終了した。




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