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November 2000 MACお宝鑑定団 
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各社の広告
2000年11月6日にPECセミナールームで行われた、「Cleaner 5 発表セミナー」に関するレポートページです。
"Webを動かす" Cleaner5, Streaming Media制作ツールセミナー

・メディアの圧縮ツールとして高い評価を得ているCleanerが Ver,5 にバージョンアップした為に、発売を記念し「Cleaner 5 キックオフセミナー」が開催された。


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 オープニングでは Apple社のMovieTrailerにて公開された「ToyStory 2」が上映され、「これはCleanerを利用して圧縮された良い例。圧縮してもこれだけ美しい品質を確保できる」とCleanerの最大の利点が一目で分かるサンプルによって幕を開けました。


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まずは Cleaner 5 の新機能について。今回のキーワードは「キャプチャ」・「オーサリング」・「エンコード」・「パブリッシュ」の4つ。

 「キャプチャ」とはCleaner 5自体に「MotoDV」が組み込まれることで、DVキャプチャ機能が付いた事。MotoDVという事から自明なようにDVキャプチャエンジンとして動作しているのは Digital Origin(元Radius) の製品。QuickTimeでも同様な事が行えるにも関わらず、敢えて他製品を採用した理由としては「QuickTime よりも高品位なキャプチャが行え、また対応するビデオ機器の数が圧倒的に多い。」からだと解説されました。

 「オーサリング」とは EventStream と呼ばれる映像中にクリックなどのイベント動作に対して、他のURLを開いたり、異なる映像ページへ飛ばすHotSpotを設定するなどの処理を付加する作業の事。これらの処理は全てGUIベースのオーサリングパネルで行える(感覚としてはWebオーサリングツールでLinkを張ったりするのとほとんど同様)うえに、一度制作した処理をファイルとして書き出しておいておく (フォーマットはXMLらしいが、詳しくは説明されなかった) ことで、何度でも再利用できるようになっているというのが最大の特徴となっている。また、作成できるイベントはQuickTime・Real・WindowsMediaという一般的なフォーマットではどれであっても基本的にサポートされているので、これらの特徴を活かして1つの元映像と1つのイベントセットファイルから複数の通信速度に対応した異なるフォーマットのファイルというのも簡単に制作できる。

 「エンコード」については今までのCleanerの機能を更に強化したもの。メジャーなフォーマットは全てサポートしている上に、Mpeg2のエンコードまで実現したのが注目点である。また、Cleaner5全体について言えることだが、マルチプロセッサとVelocityEngine (Win版ではMMX) への完全対応も行われている事によって、特にエンコード作業において処理速度が確実に強化されている。Mpeg2についてはCleaner自体がエンコーダ・デコーダを搭載する事で実現した機能。これによってプレビュー及び圧縮処理が可能となっているが、リアルタイム再生などは処理が重いために「出来ない」との事でした。また、もしもっと細かい設定の変更が必要だったり、更なる高速化と高品質が必要な場合には、ソフトウェアアドオンキットの「Cleaner MPEG Charger (\73,000)」やハードウェアアクセラレータも含まれた「Cleaner MPEG SuperCharger (\145,000)」の導入も検討して欲しいとの事です。

 ここで心配になるのは、将来の新フォーマットへの対応。リリースが発表されている「Sorenson 3.0」や恐らく出るであろう「Real 9」更には「Mpeg4」などへの対応については、それらの商品がリリースされ次第 Plug-inで対応できるとの事であり、将来性についても十分安心が持てることが確認できました。

 最後は「パブリッシュ」。Cleaner5にFTP機能が内蔵された上に、コンテンツ毎にファイル名やアップロードする目標のサーバセットを切り替えられるようになりました。これにより、QuickTimeはQTSSに、RealはRealServerに、っというように作成したファイルに応じて適切なサーバへコンテンツが容易に配置できるようになりました。

 このように、Cleaner は Ver,5 になり4つのキーワードを持ったことにより、今までの「単なるメディア圧縮専門ツール」という印象を完全に拭い去り、「圧縮作業が特に強化されているメディア制作の総合ツール」というものに生まれ変わったと言えると強く感じられました。


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 販売形態については2000年09月11日からCleaner日本語版発売(12月に予定)までは 定価より1万円安い78,000円で日本語版の無償アップグレード付き英語版(日本語マニュアルが付属) を販売、アップグレードについては28,000円で行われるとの事です。

 なお、今後の2001年ロードマップについては「現在詰めている最中」とされたものの『「リアルタイム配信」「リアルタイムエフェクト」「非圧縮データ」などのキーワードに対応する製品及びMacOS X対応をリリースする事になるだろう』っと含みを持たせた形での発表が行われました。

 今回は同時に無制限のビデオレイヤをサポートしたiFXエンジンを搭載した「Media 100 i」やCleanerとの融合性を高めた「CleanerEditDV2.0」なども発表されました。どちらも今までの製品を強化しつつ、Cleanerとの融合性を高めることで完成度の高い作品を容易に創りだせるようにしたパッケージであると思わされました。


[東@iBook User Group 代表]



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