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September 1999 MACお宝鑑定団 
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Apple expo 99 Paris 会場ムービー


・Apple expo 99 Paris会場の様子をビデオ撮影しました。
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expo99_fr.rm (1.7MB)

Apple expo 99 Paris report


・昨年Apple expo 98 Parisのレポートを送ってくれた、フランスに留学中の大西 吉人さんが今回もレポートを送ってくれました。

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今回のExpoもExpoも昨年同様、パリにおいてSteve Jobs iCEOによる基調講演で幕を開け、残念ながら新しい発表は無かったものの、その注目度は今までにないほど高くそれは会場に溢れる来場者の数にも顕著にあらわれていると思われます。

会場へと向かう途中、早くもPowerMac G4をGetして帰路に着こうとする人の姿もちらほら...。

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そうです、このExpoであのG4がさっそく買えるのです。日本ではまだ発売されていないみたいですが、Expo記念ということで、PowerMac G4のPCI Modelのみ、ヨーロッパでも1番の先行販売となっています。(残念ながらiBookおよびPowerMac G4 AGP Modelはおあずけですが...)

会場の雰囲気は例年に比べてかなり来場者数が多いせいか熱気に溢れています。今回、特に注目を引いたのはゲームコンテストのブースができていたこと。フランスのゲームおたく集合といった具合でしょうか!?

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昨年来、ゲームソフトのMacプラットフォームへの回帰を後押ししてきた成果が伺えます。フランスではテレビゲームやマンガはあまり良いイメージを持たれていない文化なのですが実際の市場はかなりのものだと思われます。

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それから、DeveloperではAdobeのブースにかなりの人だかりが...。その理由はQuark Expressの対抗馬といわれるInDesignです。デモンストレーションはとても人気がありました。機能も然ることながら、なんといってもその魅力は価格にあるでしょう。Expoで同時販売がなされ、その価格はおよそ3,000フラン(約60,000円)とQuarkの値段(約10,000フラン以上)を考えれば何という破格値!Quarkの変わりにInDesignを使うユーザーがちまたに溢れるのが目に浮かびそうです。

あと日本でも人気のあるProFormance 3などのグラフィックカードやCPUドーターボードを製造販売している独のメーカーFormac社は残念ながらブースを構えていませんでした。ヨーロッパのMacサポートメーカーでは老舗でありモニター等に定評のある会社です。

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それからMicrosoftのブースですが、これといった新製品が無いせいかいまいち盛り上がっていませんでした。

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しかし、今回一番光っていたブースは何といっても本家Appleでしょう。実際に多くの来場者が手に取ったであろう、注目度No.1のiBookは皆さんにお任せするとして中でも今回、個人的には文句無しにApple Cinema Displayに注目です。いやぁーAppleさん、やられました...これすごすぎです!あのアクリル成型のフォルム(特に足)には参りました...降参です。もうここまでできるメーカーはないでしょう。それに液晶とは思えない輝度と美しさ、横長の大画面!あとは値段だけですね...衝動買いできる値段ではちょっとないかなと...でもほしい!

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そのAppleブースのデモンストレーションはというと、もうお決まりのPentium対決!G4 vs Pentium IIIですが、Star Warsの約1分間のムービーをMedia Cleaner Proを用い、Encode対決をしていました...結果はもちろんG4の圧勝!Pentium IIIの半分以下の時間で終了していました...すごすぎる...これもほしい!

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Apple、いやMac OSを語る時、よく性能だけでは語れないと言う話しを聞きますが、皆さんはどう思われますか?私はコンピューターを"何かしたい人たち"のためのToolsとして考えた場合、やはり性能面抜きでは話にならないと思うのですが、どうでしょうか?よくマルチメディアパソコンと言われますが、今のパソコンの性能で真のマルチメディアなんてできないのは使っている人たちが一番よく知っている事実だと思います。今後、マルチプロセッサを含めてG4シリーズには大きく期待したいところです。個人的にはWindows NTに食われてしまった市場を奪還してくれることを願っています。それから今回、色も無彩色系になり(グラフィックカラーと呼んでいました)デザイナーのために考慮したということでした。

今回のExpoの特徴を一言でいうと、例年に比べて格段に注目度が高いということでしょう。それはMacintoshのユーザーや支持者のみならず、一般大衆レベルにも言えます。フランスの各メディアもこぞってこのExpoを取り上げていました。民放テレビの"TF1"ではニュースの一部として、Jobs iCEOの例の「PCの前では頭のスイッチをいれる」というインタビューを交え、Expo会場の映像とiBook等、新製品を紹介し、そのデザインの先進性をこれからのコンピューターのキーワードとして伝えていました。

また、フランス大手新聞紙"le Monde"では中折別冊の"Interactif"という技術情報紙面で4ページに渡り、Apple社の簡単な歴史と現状を踏まえ、iBookの機能を図解したりExpoの紹介をしていました。その中に面白い記事が2、3あったので、一部紹介させていただきます。

まずはNew York ExpoのJobs iCEOの基調講演のために並ぶ人々の長蛇の列を引き合いに出し、他のPCメーカーとは一線を画す魅力を持っていると語る反面、劇的な再建に成功したがその立場は今だ微妙だと皮肉ったりしています。また、フランスでもよく話題にされる"Windowsか? Macか?"という題について、Macのほうが一般的なAT互換機よりも30%高価としたうえで、「グラフィックやマルチメディアのプロにはMacを、低予算およびオフィス利用にはWindowsを!」と結論付けしていました。

そして、"Apple語"と題して、"コンセプトにおけるアヴァンギャルドさ"、"良くも悪くもあるそのオリジナル性"を指摘し、今日のPCを支配しているグラフィカルユーザーインターフェースを確立したのはMacintoshであることと、"Mac", "Book", "iMac"などの明晰な製品名における成功を称えていました。

最後に、"アダムとイヴ"の「禁断の果実である"林檎"をかじったイヴ」を例に「クペルチィーノの会社による、より直感的でより審美的なコンピューターは本当に女性のためのものなのか?」と題し、一連の"Think Different"キャンペーンや半透明でオシャレな製品は「"エデンの園でイヴを魅了する蛇"のように女性の気をそそる」と評し、"Macintosh"の魅力はその中に女性の特製、女らしさを感じる殊に由来すると分析しています。

お国柄か、少し哲学的なところがいかにもフランスらしい批評になっていたりしますが、とにもかくにもこれだけ"Apple"が、"Macintosh"が、取り上げられ、話題になっているという事実が今回のExpoの成功とAppleのフランスにおける現状を物語っているのではないか、そんな気がします。


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