Audeze製Lightning対応DAC内蔵ハイレゾヘッドフォン「Audeze EL-8 Titanium」を試す
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アスクが販売する、Audeze製Lightning対応DAC内蔵ハイレゾヘッドフォン「Audeze EL-8 Titanium」を販売開始したので試してみました。
Audeze EL-8 Closed-Backヘッドフォンをベースに、24bit DACを内蔵したモデルです。
AUDEZE社が新たに導入した特許出願中の平面磁気技術「Fluxor Magnetic Technology」により、高い磁束密度を実現するほか、劇的な歪みの減少をもたらす業界初の「Uniforceダイヤフラム」、音の流れを調整する「Fazor Technology」が採用されています。
これらにより、劇的な歪みの減少に加え、高い解像度と改良されたイメージングをもたらしてくれます。
付属する22AWG規格の銅線ケーブルは、Audeze Zyncコネクタによってヘッドフォンと接続する仕組みとなっています。
マイクは装備されていません。
長さ2mの3.5mmステレオミニプラグ仕様オーディオケーブルを接続することで、パススルー接続で利用することが出来ます。
また、3.5mmステレオミニプラグ変換アダプタも付属しています。
このヘッドフォンは、Cipher Lightningケーブルを接続して使用するよう設計されています。
マイクリモコン部に24bit対応のDACとDSPに加え、デジタルアンプが内蔵されています。
Audeze EL-8 Titanium本体と、Cipher Lightningケーブルを含めた重さは551gでした。
決して軽いオーバーヘッドフォンとは言えませんが、遮音性はかなり高いと思います。
LightningケーブルをiPhone/iPadに接続すると、専用アプリ「Audeze」を使用することが出来ます。
DACのグラフィックイコライザー調整したり、ヘッドフォンのファームウェアをアップデートすることが出来ます。
イコライザー調整は、ヘッドフォン内に記録され、アプリを終了しても設定が維持されます。
Audeze EL-8 TitaniumをLightning接続し、Apple Musicを視聴してみました。
Apple EarPods with Remote and Micと比べてボーリュム自体がかなり増し、それでいて最大音量にしても、音割れすることなく聞くことが出来ます。
Audeze EL-8 Titaniumを装着してみました。
オーバーヘッドフォンとしてかなり大型モデルだと分かります。
モニターヘッドフォン型に匹敵するほど大きいです。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
パススルーの場合、臨場感を維持しながらも、低音域は抑えられ、中低音域はなだらかで、ボーカルなどの高音域は、フラットな感じとなっています。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
DACを経由すると、全体的にボリュームが上がり、臨場感を維持しつつ低音域が持ち上がる感じとなっています。
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