Appleの「Apple TV (2nd generation)」をチェック
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Appleが、アメリカなどで販売を開始した「Apple TV (2nd generation)」をチェックしてみました。なお、この製品は、日本では未発売となっています。
Update:日本でも、2010年11月11日から発売開始されました。
大きさが、Apple TV (1st generation)の約4分の1のサイズになり、とても小型化されています。
付属品として、Aluminum Apple Remote
(19ドル)、電源ケーブル、マニュアルなどが同梱されています。
電源ケーブルは、Appleデザインですが、Apple TV (1st generation)の白から黒に変更されています。
Apple TV (2nd generation)の側面には、光沢処理されたプラスチック面を保護するために、黒いフィルムが撒かれています。
背面には、Apple TV (1st generation)と同じ形状の電源コネクター、標準サイズのHDMI端子、光オーディオ出力端子、イーサネット端子、のMicro-USB端子(保守サービス用)が用意されています。
底面は、艶消しのプラスチック製で、Apple TV (1st generation)のラバー仕様では無くなっています。
また、底面は、フラットではなく、中央に円形上のフラット部分が有り、その円形に対して、少し高さが付けられています。
Apple TV (2nd generation)とApple TV (1st generation)を重ねてみると、どれぐらい小さくなったかが分かります。
背面側の出力ポートを比較してみると、アナログ出力用のコンポーネントビデオポート、アナログRCAステレオオーディオポートが無くなっているのが確認出来ます。
別売のHDMIケーブルを接続し、REGZAに繋げてみました。
まず、Apple TV (1st generation)の場合、電源を入力した時にオープニングムービーが表示されましたが、Apple TV (2nd generation)では、それが無くなっています。
Apple TV (2nd generation)を日本語モードで利用した場合、メニューには「ムービー」「インターネット」「コンピュータ」「設定」の項目が表示されます。
Apple TV (1st generation)では、「ムービー」「テレビ番組」「ミュージック」「Podcast」「写真」「Internet」「設定」という項目が表示されていました。
Apple TV (2nd generation)のムービーでは「上映中」だけが選択することが出来ます。これは、従来だと「予告編」と表示されていました。
再生出来る予告編の解像度からVGAサイズが無くなり、HDサイズのみしか選択することが出来ないように変更されています。
インターネットの項目に、「Podcast」と、これまで「写真」の項目に分けられていた「MobileMe」「Flickr」が移動しています。
Apple TV (2nd generation)では、従来、それぞれの項目に分けられていた「マイムービー」「マイTV番組」「マイ Podcast」「マイフォト」が「コンピュータ」という項目に集められる形式に変更されています。
また、iTunes Uコンテンツが、従来、マイムービーの中で、ジャンルとして振り分けされていましたが、新しく、項目ジャンルとして分けられています。
このコンピュータ項目は、iTunes 10のホームシェアリング機能を利用する仕組みのため、一般で、チェックが入っている項目しか利用出来ません。
なお、ホームシェアリングを通じて、Apple TV (2nd generation)にストリーム出来る項目には制限があり「ブック、App、着信音、iTunes DJ、Genius」は、ストリーム出来ません。
この仕様により、Apple TV (2nd generation)は、パソコン側が起動していないと、これらのマイコンテンツを表示することが出来なくなりました。
また、一度、ネットワークを切断してしまうと、再度見つける事が出来ず、Apple TV (2nd generation)を再起動する必要があるようです。
なお、iTunes 10にあるApple TV項目は、Apple TV (1st generation)用の同期機能で、Apple TV (2nd generation)では使用しません。
写真は、Apple TV (1st generation)では、iTunesから、Apple TV>写真で、同期するコンテンツを選択する方式でしたが、Apple TV (2nd generation)では、iTunesのメニューから、詳細>共有する写真を選択を選ぶと、ストリームするアルバムを選択する方式に変更されています。
スライドショーのエフェクト効果は、Apple TV (1st generation)では、Ken Burnsを含め12種類用意されていましたが、Apple TV (2nd generation)では、これら12種類のエフェクトは、クラシックという項目に移動され、新たに「反射」「折り紙」「スナップショット」が追加されています。
設定のiTunes Storeは、Apple TV (2nd generation)では、場所(国)を変更するだけでなく、HDレンタルのオン/オフ、お気に入りを並べ替え(日付別)出来るようになっています。
あと、細かい点として、設定で、スリープまでの時間を設定することが出来るようになっています。
場所情報をアメリカに変更すると、ムービーの表示項目が、iTunes Storeの映画コンテンツ情報に変わります。
Apple TV (1st generation)では、それぞれの作品に対して「予告編を再生」「スタンダードサイズ購入」「HDサイズ購入」「詳細」という項目が表示されていましたが、Apple TV (2nd generation)では、「プレビュー」「レンタルHD」「ウィッシュリスト」「詳細」という項目に変更されています。
Apple TV (1st generation)のテレビ番組では、それぞれの放送回の「プレビュー」「購入」の2項目表示でしたが、Apple TV (2nd generation)では、「プレビュー」「レンタルHD」に変更されています。
また、Apple TV (2nd generation)では、インターネットの項目に「Netflix」が追加されています。
このNetflixは、アメリカとカナダに住んでいる人しか利用出来ないため、日本では利用出来ません。
Apple TV (2nd generation)のシステムバージョンは「4.0」でした。
Apple TVのシステムは、iOS 4.1ベースだと言われていますが、表記は4.0だということが確認出来ます。
Apple TV (2nd generation)は、Apple TV (1st generation)と同様に、単独で、システムアップデートが可能になっています。
iFixitのApple TV (2nd generation)バラシから、iPad、iPod touch (4th generation)と同じ仕様だということは分かっているので、iOS 4端末は、常時電源状態で、自己アップデート出来る仕組みでありながら、Macを接続しないと、アップデート出来ないように制限がかけられているのかもしれません。