OS X Lionで32 ビットカーネル起動のMacを64 ビットカーネル起動に変更する
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OS X Lionは、64 ビットカーネルをデフォルトの起動方式として選択するようになりましたが、Mac OS X Snow Leopardで32 ビットカーネル起動しているMacにアップグレードインストールを行うと、32 ビットカーネル起動が引き継がれるようです。
64ビットのカーネル起動に対応したMacにOS X Lionを新規インストールした場合は、64 ビットのカーネルで起動します。
Appleのサポート情報「Mac OS X v10.6:64 ビットのカーネルを使う Mac」によると、Mac OS X v10.6 の デフォルトで 64 ビットのカーネルを使っているMacは「Mac Pro (Mid 2010)」「MacBook Pro (Early 2011)」「iMac (21.5-inch, Mid 2011)」「iMac (27-inch, Mid 2011)」で、Mac OS X Server Snow Leopardの場合「Xserve (Early 2008) 以降」「Mac Pro (Early 2008) 以降」「Mac mini (Mid 2010)」で、64 ビットのカーネルが使われているそうです。
iMac (Early 2008) 以降、MacBook Pro (Early 2008) から MacBook Pro (Mid 2010)は、64 ビットのカーネルに対応していますが、デフォルトでは32 ビットのカーネルが使われているそうです。
この32 ビットのカーネルがデフォルトの場合、OS X Lionも32 ビットのカーネルで起動します。なお、プリインストールされているMac OS X Snow Leopardのバージョンによっては、64 ビットのカーネルで起動するMacもあります。
32 ビット起動か64 ビット起動かを確認するには、アプリケーション>ユーティリティ>システムプロファイラを起動し、「内容」パネルで「ソフトウェア」を選択し「システムソフトウェアの概要」の「64 ビットカーネルと拡張機能:はい」ならば 、64 ビットカーネルの状態です。
32ビットカーネル起動しているMacを64ビットカーネル起動に変更する場合は、サポート情報「Mac OS X v10.6:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する」に説明があり、起動中に「6」および「4」キーを押し続けることで、64 ビットカーネルで起動することができます。
これは、再起動すると、Mac はデフォルトのカーネルに戻ります。
永続的に64 ビットカーネルを選択するには、「ターミナル」で次のコマンドを使います。
sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture x86_64
現在の起動ディスクで 32 ビットカーネルを選択するには、「ターミナル」で次のコマンドを使います。
sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture i386
関連情報
・Mac OS X v10.6:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する
・Mac OS X v10.6:64 ビットのカーネルを使う Mac
・Mac OS X:64 ビットカーネルについてよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)