Popular Mechanics:AppleのMac Pro (2019)開発責任者、熱設計について語る
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Popular Mechanicsが、Mac Pro (2019)に関して、Appleのハードウェアエンジニアリング担当ヴァイスプレジデントJohn Ternus氏、プロダクトデザイン・アーキテクチャー担当シニアディレクターChris Ligtenberg氏へのインタビューを掲載しています。
Mac Pro (2019)を開発するにあたり、熱設計による空冷ファンシステムと、それに伴う騒音をどう解決するかがとても苦労したそうです。
前面に3つの軸流ファンがその周囲の空気を静かに押し出し、反対側にはブロワーが装備されていますが、市販のファンでは大き過ぎたため、自社で設計することにしたそうです。
周波数の範囲を決めて、その周波数のみを通過させるフィルタ回路「BPF」の観点から、数値がランダム化されるよう設計しているそうで、そのため、非常に煩わしい傾向にある高い高調波を除去すること成功しているそうです。
また、Mac Pro (2019)やPro Display XDRにある特徴的な精密デザインのディボット・グリッドは、オートバイのエンジン内の燃焼室にある金属の羽根でできた熱を放散する仕組みから着想を得ているそうです。