Backchannel:AppleのInput Design Labチームインタビューを公開
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Backchannelが、AppleのInput Design Labのインタビュー「The Inside Story of Apple’s New iMacs」を公開しています。
インタビューを行なったのは、有名ITジャーナリストのスティーブン・レヴィ氏で、インタビューに答えているのは、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントPhil Schiller氏、Appleのマーケティング担当Brian Croll氏、Appleのハードウェアエンジニアリング担当ヴァイスプレジデントKate Bergeron氏と、John Ternus氏といった方々です。
Magic Mouse 2に関しては、足に使用しているアーキチェクチャーを変更し、摩擦による音にまで拘って開発したそうです。
DCI 4KのRetinaディスプレイに関しては、4K UHDTV(3840×2160)を採用しなかったのは、映画業界が求めているのはDCI 4K(4096×2304)で、高輝度の液晶ディスプレイを開発するために、LED製造の開発も行なったそうです。
それにより、デジタルシネマ映写の色空間に対する新しい標準規格「DCI-P3」をカバーしているそうです。
iMacにタッチスクリーンが採用されないことについて質問されたPhil Schiller氏は、Microsoftや他のマルチタッチデバイス製品の考え方は間違っていると思っているそうで、広範囲に渡ってタッチインターフェイスを研究しているAppleは、人間工学的な観点からすると「固定されたキーボードを持っているデスクトップに、iOSのマルチタッチ操作を加えると不快になる」ことが分かっているそうです。
また、マウス操作のカーソルと、指で画面をなぞる操作では、小さな部分を押すだけでもかなり違いがあり、まったく別次元の世界を1つにまとめようとすることは最適な経験には繋がらず、むしろ、異なる操作のデバイス間で、同じアプリケーションで作成したドキュメントをシームレスに渡せることの方が重要だと話したそうです。
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