WIREDの25周年を記念したカンファレンスイベントにおいて、AppleのJony Ive CDOと、VogueのAnna Wintour編集長とによる対談「Apple's Jony Ive on the Unpredictable Consequences of Innovation」が行われました。

Jony Ive CDOは「私達は、デバイスの使用期間を理解するだけでなく、デバイスをどのように使用しているかを理解するという点で多くの作業を行ってきた。」と語っています。

ユーザーの時間管理を手助けする事は、Appleや他のテクノロジー企業が直面している課題のほんの一部であり「私がより懸念している事は、人と人との相互作用の対人的利益を失わない様にする事です。」とIve氏は語っている。

Jony Ive CDOは「人を排除するほど、より多くの技術がトランザクショナルになる可能性があります。」と語り、Appleが絵文字やメッセージングで行ってきた作業は「人間性を元通りに戻す」為のものだと述べ「私が1992年に米国に移住した２つの理由は、Appleが大好きで、アメリカも大好きだったという事です。楽観主義は、特にシリコンバレーで具体的かつ重要なものでした。」と語っています。