国民生活センター、液体の入ったスマートフォンケースからの液漏れに注意喚起
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
国民生活センターが、内部に液体が封入されたスマートフォンケースから漏れた液体が皮膚に付着し、化学やけどを負った事例が報告されていると公表しています。
これらの商品の多くには、皮膚障害が生じる可能性がある液体が使用されており、皮膚に付着すると発赤や化学やけどなどが発生してしまう場合があるとして、2016年にも注意喚起を行っているそうです。
注意喚起を行った以降も「液体が染み出てやけどした」、「皮膚がスマートフォンの形に赤くなった」といった新たに寄せられた危害情報が9件あり、治療に1カ月以上要した事例も3件あり、市販の5銘柄のスマートフォンケースに封入された液体の成分や表示等を再度調べ、被害の拡大防止のために、消費者に注意喚起することにしたと説明しています。
封入された液体は、灯油に組成が近い鉱物油で、これらの液体が数時間程度、皮膚や衣服に付いたままにしておくと、灯油皮膚炎に似た化学やけどを起こす危険性があると考えられるそうです。