WWDC19:オフライン言語解析に標準で日本語は含まれず #WWDC19
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Appleが、WWDC19において「Advances in Natural Language Framework」を行い、その内容を公開しています。
macOS Mojave、iOS 12に組み込まれている自然言語フレームワークは、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、簡体字中国語で、Create MLで学習させたCore MLのカスタムモデルを使用すれば日本語も対応可能です。
自然言語フレームワークは、Podcastにも組み込まれます。
66,000のポッドキャストを自然言語フレームワークで解析したところ、ポッドキャストの平均ファイルサイズ167MBに対して解析結果ファイルは3MBだったそうです。
なお、この対応言語は標準で対応する言語のみのため日本語は含まれません。
文字レベル深層学習に関して、静的埋め込み可能な言語は、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、簡体字中国語で、動的埋め込み可能な言語は、英語とスペイン語となります。
音声認識に関しては「Advances in Speech Recognition」セッションにおいて、macOSでも50カ国語以上がサポートされると説明しています。
ただ、オフラインでの音声認識はiPhone 6s以上、iPad (5th generation)以上、全てのMacで使用できるものの、英語(アメリカ、カナダ、イギリス、インド)、スペイン語(アメリカ、メキシコ、スペイン)、イタリア語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、トルコ語、中国語(北京語と広東語)のサポートとなるそうです。
画像からテキスト検出できるVision Frameworkに関して「Text Recognition in Vision Framework」において、読み取り解析速度が向上し、名刺の読み取りアプリなどの開発が容易になると説明しています。
Natural Language Frameworkを使用するため、日本語のサポートに関する説明はありません。