CNBC:Intel CEO、半導体業界は2024年まで供給不足に苦しむと予想
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CNBCが、アメリカのビジネスニュース番組「TechCheck」にIntelのPat Gelsinger CEOが出演し、主要な製造装置の入手が困難なため、世界的なチップ不足が長引き、需要の高まりに対応するために必要な生産能力レベルの拡大の障害になる可能性があると述べたと伝えています。
Gelsinger CEOは「半導体不足は2023年の予測から2024年にずれ込むと見ています。これは、半導体不足が設備に打撃を与え、工場の立ち上げがより困難になるため。」と説明しています。
スマートフォンから自動車、洗濯機まで、あらゆるものがデジタル化され、処理チップが搭載されるようになったため、半導体の増産ニーズはここ数年高まっています。
新型コロナウィルスにより、家電製品の需要が急増したのと同時に工場が閉鎖されたため、深刻な不足を引き起こしました。この品不足は経済的にも大きな影響を与え、米国経済が1980年代初頭以来の高インフレに見舞われる一因にもなりました。
2021年2月にPat Gelsinger氏がCEOに就任して以来、Intelはチップ製造を地理的に多様化するための大規模な投資を次々と発表しています。
同社は、米国と欧州にファブリケーション工場と呼ばれる半導体工場を建設するために多額の資金を投じていて、現在、世界のチップ製造能力の大半はアジアに集中しています。
Gelsinger CEOは「私たちは他の企業よりも有利な立場にあると信じています。」と述べています。