Apple、LightningコネクタのMFI Programライセンス申請を簡素化
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Appleは、2012年11月7日〜9日に中国深圳のシェラトン深圳福田ホテルで、MFI Program参加者を対象とした「MFI Technology Summit 2012」を開催し、32ヶ国から参加した1,665人のデベロッパーを前に同社のMFI Programに関する説明を行った模様です。
iPod製品の販売は3.57億台を超え、MFI Programライセンスアクセサリーの割合について説明を行いました。充電/同期関連が37%で最も多く、Dockスピーカー関連が18%、ヘッドフォン関連が16%、自動車アクセサリー関連が12%、ホームシアター関連が10%、その他7%だそうです。
Fortune 500で144位の企業と同じくらいの売上をMFi製品で販売していると説明しました。
Lightningコネクタの利点としては、従来の30ピンコネクタよりも80%サイズダウン、8ピンフルデジタル、適応型インタフェース、耐久性の向上、両面接続を上げ、各種の電子回路に欠かせない「アクティブコンポーネント」だと説明しました。
Lightningコネクタの新しいライセンス形態では、プロダクトプランを提出しなくてもプロトタイプを作れるようになると説明しました。
また、プロダクトプランに加えて、自己認証、パケージ自己認証、クオリティレポートも必要無くなったと明らかにしました。
Appleから共有されるLightningコネクタパーツは、ケーブル用の「C10」と、Dock機器向けの強い台座が付いた「C11」の2つが供給されるそうです。
サミットでは、mophie、Bowers & Wilkins、Griffin Technologyの3社がLightningコネクタの素晴らしさを語るビデオが流されました。
この3社はAppleと共同で先行開発を行っていることが明らかになり、他社に先駆けてLightningコネクタ対応アクセサリーが発売される可能性が高そうです。
また、ワイヤレスオーディオの良いところという下りで、Jawboneの「JAMBOX」がフューチャーされていました。
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