Mac Treasure Tracing Club
Inter BEE 2003

November 2003 MACお宝鑑定団 
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2003年11月19〜21日にかけて幕張メッセで開催されたInterBEE 2003に関するページです。



会場レポート

・アップルコンピュータ

 PowerMac G5/2GHz Dualを使用し、Final Cut Pro 4.1・Shake 3.01・DVD Studio Pro 2.0.2 を体験出来るハンズオンコーナーを中心とし、Final Cut Pro 4.1やAJA Video Systemsの「Io LD」,「Io LA」の展示などを行っていました。

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 Final Cut Pro 4.1については、PowerMac G5とXserveRAID を組み合わせることでSD 7本に対してRTでエフェクトを掛ける様子がデモされており、Apple製品を組み合わせたソリューションの強力さが実感出来る内容となっています。

 ハンズオンセミナーについては参加費無料となっており、アップルブースにて当日申し込みにて参加出来ます。

また、ブースにて流れているAppleProApps.を利用して製作された作品が集められたリアルタイムムービー「The Future of The Digital Production」(G5ソリューションフェアでも一度公開されている) は一見の価値有りですので、是非見ておきましょう。

フォーカルポイントコンピュータ

アジャ・ビデオシステムズ社が、非圧縮10bitビデオ、マルチチャンネル24bitオーディオ、RS-422マシンコントロール、ゲンロックを搭載した、オーディオ/ビデオFireWire 400キャプチャデバイス「Io」のローコスト版として、SDIビデオ入出力を主な使用とした「Io LD」と、アナログビデオ入出力を主な目的とした「Io LA」の参考展示を行っていました。2004年1月からワールドワイドで発売される予定のため、同社でも2004年1月から16万円前後で発売する予定だそうです。

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アビッド テクノロジー

放送業界におけるノンリニアシステムで最大シェアを誇る同社は、メインステージで、放送業務向けの6,000万クラスシステムなどをデモ紹介していました。また、10 bit HD非圧縮メディアで2ストリーム、SD非圧縮メディアで最大8ストリームのリアルタイム再生が可能な「Avid DS Nitris Family」や、Avid Xpress ProとAvid DNAファミリーであるA/D、D/A変換可能なポータブルハードウェア「Avid Xpress Pro with Mojo」などの展示も行っていました。ここ最近はノートPCで編集作業を行いたいというユーザーが増えてるそうです。

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なお、同ブースで映像クリエイターと次世代活性の為のクリエイティブ&テクニカルマガジン「depth of field 創刊記念誌」が配布されてます。とっても内容が面白いので、ぜひゲットしておきましょう。

ヘビームーン

Sonic Studioから発売されたDSP編集機とオーサリングツールが展示されてました。HDを中心としたマスタリングシステムとして、次世代CD規格のSACD編集機「DSD.1」は、Sonic Studio HDとほとんど変わらないインターフェースをもち、また、オーサリングソフト「SACD.1」は独立して動作するため、編集セクションとオーサリングセクションとを分けて作業出来るようになってるそうです。今後は、SONY oxford DynamicsなどをSonicの培ったDSP技術によりDSP処理出来るDSP Pluginボード「Sonic DSD.X」なども発売されるそうです。なお、編集ツールはMacOS 9でしか動きませんが、Mac OS X版の予定もされてるとのことです。

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ミディア

NAITIVE INSTRUMENTS社製リズミカルな素材のループ再生、ループ・コントロールに専門特化して設計されたサンプラー「INTAKT」などの展示をおこなってました。ソフトウェア・シンセサイザー「PRO-53」に関して、今だMacOS 9版しか発売されておらず、これが出るまではMac OS Xへ移行を見合わせてる人が結構多いと思われるため、Mac OS X対応版のリリース時期を聞いてみたところ、年内から1月頃までには発売される予定だそうです。

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ソリューションシステムズ

報映産業のブースで、ColorVision社製カラーマネージメントソリューション「Spyder/SpyderPRO」を展示してました。映像業界でもカラーマネージメントの普及は始まりつつあるようです。なお、12月には、ColorVision社製プリントキャリブレーションシステム「PrintFIX」を出荷開始するそうです。

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フロンテック

Mac OS Xに対応したテロップシステム・キャラクタージェネレーター「FZ-50 HD/SD for Mac OS X」を参考展示してました。テロップ作成ソフト「DZ-50」や、大幅にインターフェイスが新しくなったテロップ送出しソフト「VZ-50」がMac OS Xに対応しただけでなく、フルカラービデオボード「GG-161HDTV」、「GG-151D1」もMac OS X対応のドライバを標準添付されるそうです。販売は来年以降を予定していて、これまで通りMac本体を含めたソリューション提供になるそうです。

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Panasonic

・AG-DVC100A

 24Pも撮影出来るカムコーダとして、コンシュマーから業務ユーザーにまで利用されている"AG-DVX100" がマイナーチェンジをし、「AG-DVX100A」 として発表されました。

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成熟度を増したAG-DVX100A



 外見の変化としては「液晶パネルのフチがアルミ銀だったものが、黒艶出しのコーティングにされた」程度しか有りませんが、内部のシステムについては1から再設計と言っても良い程の大改良が施されています。

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アルミ銀で無くなった事で、液晶パネル利用時の視認性が向上



 では、代表的な改良点を見て行きましょう。
 まずはAG-DVX100の特徴でも有った24P撮影の機能について。2:3:3:2の24Pアドバンスモードにて撮影をする際にもAFが機能するように改良されました。

 ファインダーについても、これまでのカラーファインダーから、スイッチを切り替える事によってモノクロファインダーにも切り替わるタイプへ変更されました。これによってピントの山などが掴み易くなりますので、特に業務ユーザーには嬉しい変更点と言えるでしょう。

これまで「スカスカでフィーリングが悪い」と言われ続けて来たズーム・フォーカスリングについては、内部機構を変更する事によって粘りが有るものに変わったと発表されていましたが、実機を触ってみたところ変化が理解出来ない程度の違いに留まっていました。ただ、展示機は開発途上のモックアップ機であるので、出荷時には更に改良が加えられる可能性も否定出来ません。

付属品についても見直しが行なわれ、付属バッテリが "LL (容量:5400mAh)" とされました。これまでカメラとセットでLLバッテリを初期購入するのが一般的になっていた事を考えると嬉しい改善点です。

この他、ガンマカーブや色表現について改良が加えられたAG-DVX100Aの気になる価格についてはオープンプライスであるものの、市販価格ベースで現行機種よりも数万円値上がるする見込みとなっています。

・AG-DVC30

業務にも耐えるハンディminiDVカムとして「AG-DVC30」が参考出品されていました。

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参考出品だったものの、赤外線撮影の新世界を切り開く "AG-DVC30"



参考出品という事でカメラを触る事は残念ながら出来ませんでしたが、「世界で初めての実用的なクオリティを出せる」赤外線撮影機能の他、画像を蓄積させる事でスローシャッター撮影、シネライクガンマ、1/4" 41万画素3CCDなど、多彩な表現を可能にする機能を数多く持つ魅力的なカメラとして発売されるとの事でした。ちなみに、発売は来春を予定しているとの事です。

・AJ-HD1200

DVCPROからDVCPRO HD、更にはDVCPRO HD EX (VARICAM) にまで対応したVTRデッキ「AJ-HD1200」が発表されていました。

オプションのIEEE1394ボードを搭載する事によってDVCPRO 50までの各規格で出力する事も可能(HDの場合にはダウンコンバート)となっていますので、ノンリニア編集のお供には最適なデッキとなります。

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マルチフォーマットに対応し、ノンリニア編集の御供に最適なVTRデッキ



・BT-LS1400

業務用液晶マスモニにSDTVのみをサポートする"LSシリーズ"が追加され、第1段として14inchの "BT-LS1400" が発表されました。

16msecという高速描画が可能なパネルを利用していることから残像などが残らず、またサイズや価格のバランスの良さからノンリニア編集システムにて利用するには最適なパネルだと思われました。

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業務用液晶マスモニのラインアップも充実。映像業界にもいよいよ新しい波が...



KDDI研究所

 QuickTimeにおける "3GPP2" のサポートについては「未発表であるので、詳細は何も語れない」とされたものの、説明員の個人的な考えとしては「次の0.1レベルのバージョンアップでサポートされると思われる」との事でした。

ここで疑問になるのは、au携帯電話の ezmovie にて利用されているオーディオCodec "Qualcomm QCELP" と、KDDI独自のDRMシステムのサポート。QCELPについては、データについては「QuickTimeが既にサポートしている "PureVoice" と全く同一」であるのでサポートは容易であるだろうとの事。DRMシステムについては「auの携帯電話にて見れるビデオフォーマットというのは、FOMA, Vodafoneと並び日本の有力MobileFormatの1つであるので、QuickTimeがサポートする事になるだろう」との事でした。



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