Mac Treasure Tracing Club

November 2007 Macお宝鑑定団
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InterBEE 2006 Special counter



11月20〜22日にかけて幕張メッセで開催されたInterBEE 2007に関するページです。


レポート

アップルジャパン株式会社

スペシャルステージとして、Peter Jackson監督によるRED-ONE アルファ・プロトタイプのBORISとNATASHAで録画された「CROSSING THE LINE」を紹介しながら「RED ONE」の紹介が行われていました。



また、ブースでは、Final Cut Studio 2を中心とした展示に加え、Xsan 1.4.2を使った「Final Cut Server」の実働デモも行われていました。なお、出荷予定については未定だそうです。


アドビ システムズ 株式会社

Adobe Creative Suite 3 Production PremiumのMac OS X Leopardへの対応が、2007年12月と案内されている事に関して、具体的にどのような問題があるのか質問したところ、ビデオハードウェアのコントロール連携や、OpenGL関連などだと説明していました。

Adobeユーザーズセッション

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」におけるAdobe After Effectsの活用

11月3日に封切りされた映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」では、白組の合成作業にAdobe After Effectsが使用された。 映画の中心的なシーンとなる高速道路が通る前の日本橋を再現したシーンについて実際に作業を担当された株式会社白組尾上由佳さんが、どのようにAfter Effectsを活用したかを語った。



最初に工作部、CG部、撮影部で構成されている等、会社の案内。続いて「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の作業環境の説明として、3DCGはAutodesk Maya、コンポジッションはAdobe After Effectsを使用したことを語った後、ブルーバックで撮影したものと、空港、街並みなどに合成されたの映像を見せキーイングのデモに移った。

ぼさぼさの髪を例にノイズが多い場合のキーイングのデモと、ブルーバックが平面でないため、ブルーバックに陰ができた場合は、綺麗にキーイング出来ないのでベクターペイントで、1つ1つ書き込んでいったことなどを語った。



さらに橋を再現する際には街のミニチュアと、実写の部分を合成。出来たものから重ねていったら113レイヤーを越えてしまい、最終的にはレンダリングに18時間かかったなど、作業中の苦労も語った。最後に映画の予告編を流し、セッションは終了した。


西華産業株式会社

RED Digital Cinema社の「RED ONE」の実働展示が行われています。RED Digital Cinema社は、オンラインによる受注方式を採用しているため、同社を通さず注文が出来るそうですが、やはり日本の窓口を通して注文を行いたいという要望が多く、また、実際の映像を見てから考えたいというユーザーが圧倒的に多い事から、同社が窓口となっているそうです。すでに、日本からのオーダーは80台を超え、今、注文すると7ヶ月待ちだそうです。



現行で対応しているソフトウェアがFinal Cut Pro 6しか無い事について質問したところ、RED Digital Cinema社は、自社ソフトウェアでの対応 (Final Cut Studio 2 REDCODE Plugin)しかサポートしないスタンスをとっているため、他のソフトウェアが独自に対応するしかないが、実は「CINEFORM」がREDを扱う事ができ、また、編集時の画質も良いことや、Adobe CS3でWindows、Mac OS Xとどちらでも動作するため、選択肢はFinal Cut Proだけというわけではないと説明していました。


株式会社アスク

AJA Video Systems社のApple ProRes 422対応のノンリニアターンキーシステム「MediaBridge io HD」の実稼動デモを行っていました。ProRes 422をMacで扱うためには、Mac Pro (mid 2006)/3.0GHz 8-coreが必要で、Quad Core以下では、io HDが必要になってくると説明していました。



また、AJA による リファレンスシステム をベースとしたノンリニア編集システムを導入することで、AJA社パートナーと共に 動作や、そのシステムの品質に責任を持つ「AJAテクニカルサポートプログラム」を発表していました。



これまではその多様性が 故に品質を保つ事が難しかった業務用ビデオ編集環境ですが、リファレンスとして或る程度のソリューションを絞り込む事で安全で確実な環境の提供と充実したサポートを実現するのが目的という事でした。


株式会社イケガミ

専用のメモリカード "GFPAK" に 4:2:2 / 1920 HD の MPEG2 で映像を記録する GFソリューションの展示を行っていました。



GFPAK は Serial ATAのインターフェイスを持つ専用のメモリカード。

他社のメモリ記録メディア とは異なり、メモリ利用状況を表示するディスプレイが付いており、これによってメモリカード単体でも利用状況を把握することが出来ます。 なお、価格は 32GB で 9万円 程度となる予定です。

GFPAC対応カムコーダ GFCAM としては「HDS-V10」がリリースされます。このカムコーダは これまでの池上製品と同じ色調で収録し、GFPAK の切り替え中にも 30秒の収録を継続出来るだけの内蔵メモリ「パックレスレコーディング」をサポートしています。



なお、現時点では これらの GFソリューション に Final Cut Studio を直接参加させる方法はないので、「今後、プラグインなどの開発を推進することで MXFフォーマットを QuickTime に変換した上で、Final Cut Pro がGFソリューション に参加出来る様にする予定」という事でした。


株式会社サクラノーツ

独Creative Network Design社のミュージック・ライブラリー・マネージメント・ソフトウェア「NetMix Pro」のデモを行っていました。



非圧縮、非破壊のまま、iTunesのような感覚で、WAVデータの管理、編集をする事が可能で、圧倒的なサウンド・クオリティーと、豊富なレパートリーにより、制作の現場からCDを無くすだけでなく、NetMix Serverを使う事で、遠方からでも必要なサウンドを入手可能だと説明していました。すでに日本語版として開発がされている「NetMix Pro 4.0」の発売は来年の春頃を予定していて、価格は、クライアント版が18万程度、サーバー版が14万程度を予定しているそうです。


株式会社エレクトリ

Macでのプロクオリティなレコーディングを実現するために開発された2チャンネルFire Wireオーディオインターフェイス「duet by APOGEE」の展示が行われていました。



Garage Bandを使った手軽なレコーディングから、Logic Studioを使った本格的なレコーディング、Final Cut Studio(Sound Track Pro)での正確なモニタリングができる。あらゆるOS X CoreAudio互換ソフトでの使用が可能だそうです。


株式会社ハイ・リゾリューション

アーティスト、クリエイター、プロデューサー、プレイヤー、パフォーマー、創作意欲をかき立て、インスピレーションを逃さない唯一のミュージッククリエイション、プロダクション&パフォーマンスツール「Ableton Live 7」を展示していました。



機能の目玉はかなり多いとしながらも、ビート制作に特化し、Abletonの先進的なドラッグ&ドロップによる、究極の簡単操作と無限の可能性を兼ね備えた「Drum Rack」は、従来のユーザーにとっては待望の機能だと言えると説明していました。


トリニティ株式会社

ミックスウェーブ社のブースにおいて、Gefen社製品の展示を行っていました。



特徴的な製品として、HD-SDI変換機で1080p出力を実現し、デュアルリンクHDSDI対応のHDMI/HD-SDI 信号変換機「HDMI to HD-SDI Scaler Box」を紹介していました。この製品は、スケーラーを内蔵しているため、さまざまな解像度に対応し、幅広いアプリケーションに使用することができるのが特徴だそうです。


グラフィカ株式会社

高性能24bit/96KHz、AD/DAコンバータを採用し、MIDIコントローラー、オーディオインターフェイス全ての要素を兼ね備えたECLER初のデジタルミキサー「EVO5」を参考出品していました。



単体としての機能も豊富ですが、さらに、TRAKTOR DJやAbleton Liveなどとも連動可能で、PCとの連動性を最大限に考慮しているのが特徴だと説明していました。日本での発売は、早ければ年内を予定していて、価格は30万円程度だそうです。


プロ・オーディオ・ジャパン株式会社

ALESIS社のiPod再生機能とミキサーが一体となったラックマウント・ツール「iMultimix 9R」を展示していました。ビデオ出力も装備しているプロフェッショナル・ミキサーで、iPodでバッキング・トラックを再生可能で、ソロ、バンドのパフォーマンスに向いてると説明していました。



また、Numark社のモバイルDJワークステーション「Numark iDJ2」の展示も行っていました。iPodのサウンドをミキサーのバッファーに蓄える事で、1つのiPodだけでミキシングが出来るようになったのが特徴だと説明していました。


CalDigit Inc.

報映産業、Blackmagic Design、加賀電子、松下電器産業、NGC/Matroxといったブースで展示が行われていました。



目についたのは、5ドライブ 230MB/s 非圧縮HD1080i対応の「S2VR HD」、2ドライブ 140MB/s 非圧縮SDマルチストリーム、圧縮HD対応の「S2VR Duo」などが多かったようです。


株式会社メディアキャスト

ワンセブ用チューナー用BMLブラウザ「MgOne」を参考出品していました。



これは、Windows、Mac OS X用などのワンセグビュワーに、データ放送用に制作したBMLコンテンツを表示させるためのソフトウェアだそうです。これだけでは、機能しないため、現在、各ワンセグチューナーメーカーに採用してもらえるよう交渉を行っている段階だそうです。


Blackmagic Design Japan

2K、HD、SDの切替、4:2:2とDualLink4:4:4、そしてWindowsかMacへ10 Gb/s高速PCI Express接続での最高品質の編集システム「Multibridge Eclipse」などの展示を行っていました。フロント部分が派手に光るため、それだけでブースには人が集まっていました。




松下電器産業株式会社

AVCHD 初のショルダーCamとなる「AG-HMC75」と共に、ハイエンドCam として AVC-Intra に標準対応した「AJ-HPX3000G」を展示していました。



 Panasonic は、HDVPRO HD AVC-Intra の登場によってハイエンド用途にも耐えられる品質のビデオを シリコンメモリ に記録する事も可能になったということで、業務用ビデオの記録メディアは P2 及び SDカードAVCHD による シリコンメモリ記録へ全面的に舵を切るという事を非常に強くアピールしていました。また、テープレスとすることで デジタイズ時間の軽減が図れることで制作に要する総時間を削減し、収録から送出までの時間を縮められるだけでなく、「テープを浪費しない」「稼働部が減るので省電力化が可能である」などの理由よりCO2排出量削減によるエコ・省資源化にも貢献出来るとしていました。

 AVC-Intra については、全ての P2 cam に搭載するのではなく「あくまでも DVCPRO HD の高品質オプション。AVC-Intra の品質にも耐えうる収録が可能な機器にのみオプションとして搭載する」というのが方針。これによって、現時点では標準搭載するのは「AJ-HPX3000G」、オプションで対応するカムコーダについても「AJ-HPX2100」のみとなります。

 AVCHD については、これまで AG-DVX100シリーズ や AG-DVC30 などが利用されていた DVカメラによる小規模収録や、レポータCam の置き換えとして、安価で安定した HighDefカムとしてプッシュして行くという事でした。安価でも高い品質を保たなければならないという事で、Panasonic の AVCHDカムは民生・業務用を問わずに H.264 HighProfile が利用されていますが、この方針は「High-Profile でないと細かなパラメータで追い込めないので」今後も採用が続くとのことでした。

業務用AVCHDカムとしては 販売中の Palm Cam「AG-HSC1U」と、2008年04月の出荷開始が発表された ショルダーCam の「AG-HMC75」までが発表済みですが、InterBEE 2007 の会場にて 実質上 AG-HVX200 の AVCHD版となる「AVCHD Handheld」や、各種編集機器のモックアップが発表されました。「まだ詳細は発表出来ないが、P2 と同じような対応機器を準備して行く」ということで、AVCHD の業務向け展開について相当真剣に取り組んで行くことが伺えました。



なお、価格が未発表の "AG-HMC75" ですが、アメリカにおいては US$2,500-という予価が提示されているものの「予価よりも安く提供出来るように努力中。詳細が決まり次第に発表する」ということで、20万円代での販売はほぼ間違えないようです。


ソニーマーケティング株式会社

 SxS メモリカードに映像を記録する XDCAM-EX カム「PMW-EX1」を展示していました。

SxSメモリカード は Express Card 34型のシリコンメモリとなりますが、「独自プロトコルでデータ転送するので、製品に付属する "クリップブラウザー" をインストールしないとカード自体を認識しない」ということで MacBook Pro の ExpressCardスロットに SxS メモリカードを入れただけでは機能しません。MacBook Pro以外に機種で SxSメモリカードを利用する際には、SxSメモリカード専用のUSBリーダ・ライターの「SBAC-US10」を介する事によって SxSメモリカードがマスストレージとして認識されます。



 また、InterBEE 2007 の会場において「XDCAM EXデッキ」が参考出品されていました。このデッキは既存のワークフローに XDCAM EX を導入するために用意されるものであるので、ExpressCardスロット2基と共に HD-SDI出力・HDMI出力・Firewire・USBなどのインターフェイスが装備される予定ですが、データ転送が可能なのは USB のみとなり、Firewire からは HDV・DVにフォーマット変換された上でストリーム出力する事を想定しているとのことです。

今年の4月に発表され、12中旬に出荷が開始されるTRIMASTERを搭載した23型液晶マスターモニター「BVM-L230」の展示が行われていました。また、参考展示として、42型液晶マスターモニターの展示も行われていました。担当者によれば、23型を中心に、さらに大きなモニターと、小さいサイズのワイド液晶マスターモニターの要望が多く寄せられているそうで、そうした需要に応えられる様開発を行っているそうです。

映像をファイルとして記録できるハードディスクレコーディングユニット「HVR-DR60」のm2tファイルをFinal Cut Proに転送し、ハンドリング出来る技術デモを行っていました。これは、Final Cut Proにm2tファイルを扱えるようにするためのモジュールを組み込んだもので、現段階だと、サムネイルの表示はされるが、プレビューが出来ないそうです。無償で提供する予定だが、ソニーが配布するのかAppleが配布されるのかや、配布時期などについては何も決まっていないと説明していました。


富士フィルム株式会社

 欧米市場にのみ限定した形ですが、2008年春に Panasonic P2カードの互換カードをリリースすることを発表していました。



設計は基本的に P2カードと同等のモノになりますので、当初は 16・32GB の2種類にて販売を開始するとのことでした。


有限会社ゴング・インターナショナル

ArKaosVJ DMXの出力をLEDパネルに反映させる拡張ソフトウエア「ArKaos LED mapper」を展示していました。



Dolby Japan株式会社

次世代光ディスクメディアのために開発されたロスレス(可逆型)音声技術で、スタジオで制作された音声マスターと1ビットたりとも変わることのないサウンドを実現する「TrueHD」をiMacを使って展示していました。



Steinberg Media Technologies GmbH

ポストプロダクションやプロオーディオ向け製品の最新版「Nuendo 4」を大々的に展示していました。



VSTプラグインを60種類以上搭載し、なかでも新しく開発されたVST3プラグインは、サラウンド、サイドチェイン対応で音質アップなど、新機能が豊富に追加されているそうです。オーディオ信号が入力されていない時に完全にプラグイン・プロセスを停止することで、CPU負荷を軽減する機能などもあるそうです。ソフトウェアの日本語化がされていましたが、日本での発売時期などは、まだ決まっていないそうです。



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