Mac Treasure Tracing Club

November 2008 Macお宝鑑定団
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11月19〜21日にかけて幕張メッセで開催されたInterBEE 2008に関するページです。


レポート

アップルジャパン株式会社

今回、単独出展を行なわなかったアップルジャパンは、パナソニック ブースに関連企業として出展し、AVCCAMに登録可能な メタデータ を読み込めるようにした 次期マイナーバージョンアップ Final Cut Pro の実働デモを行なっていました。



 Final Cut Pro にアップデータを適応させることで「AVCCAM Viewer」で作成し、AVCCAM に読み込ませる事で映像クリップに自動設定される「撮影者」や「プロジェクト名」などのメタデータがFinal Cut Pro の「切り出しと転送」パネルにて表示が可能となり、編集対象クリップの効率的な検索が出来ます。

これらの メタデータ は「P2 で採用している MXFメタデータと項目を出来るだけ共通化させてある」ということで、今後は P2・ACVCAM の違いを意識することなく混在しての撮影・編集環境が構築出来るという事です。



なお、アップデータは「年内にはリリースされるだろう」ということでした。


アドビ システムズ 株式会社

同社が発表したAdobe Creative Suite 4 日本語版のうち「Adobe Creative Suite 4 Production Premium」のローンチを兼ねているため、初日の朝一から、メインステージのデモは、ブースを溢れるほどの人だかりができていました。昨年はアップルジャパンのブースでワークフロー紹介を行なっていたREDが、今回は、アドビ システムズのブースでセッションを行なっています。



ブースではアンケートに答えると、まだ配布が開始されていないAdobe Creative Suite 4 Production Premiumの体験版がもらえます。


株式会社宮地商会

KB Covers社のショートカット・プリント付きキーボードカバー「KB Cover」を展示していました。



Pro Tools、Final Cut、Logic Pro/Express、Sibelius用の4製品が用意され、Apple Keyboard (JIS)に対応したモデルに加え、あたらにMacBook (Late 2008)、MacBook Pro (Late 2008)、MacBook Air (Late 2008)のJIS配列キー用の製品も近日中に発売開始されるそうです。


Blackmagic Design

キャプチャーしたビデオを、ダイレクトにH.264変換する ビデオレコーダー「Blackmagic Video Recorder」の展示を行っていました。



VHS、 Video-8、ビデオカメラなどのアナログ映像を、 iPod、iPhone、Apple TV、YouTubeで使用されているH.264ファイルフォーマットに直接取り込むことができます。

標準の映像入力以外に、 映画を驚異的な品質で鑑賞できる超高品質コンポーネントビデオも選択することが可能な点が特徴的と言えます。



Blackmagic Video RecorderをPCのUSBポートに直接接続でき、バンドルされているソフトウェアによって、作業は簡単に終了します。

また、レコーディングオプションとして、録画時間を設定し、自動的に映像が録画されて指定した時間に停止させたり、YouTubeにムービーをアップロードする場合に合わせ、ファイルを9分間のセグメントに自動分割させることもできるようになっています。

価格は14,980円で、当初の発売は7月中旬と案内されていましたが、12月発売に変更されたようです。


パナソニック株式会社

 64GB の P2カードを参考出品し、2009年初頭には出荷を開始すると発表していました。この P2カード 登場で、1枚に1時間の収録が出来る時代に突入します。なお、価格については未定です。



 続けて、2009年中には 128GBの P2カード もリリース出来るように準備が進んではいますが、市場からのニーズが少な過ぎる場合には出荷しない事も有り得るという事でした。

64GB の P2カード であれば DVCPRO HD を64分収録出来ることから、P2カムに5枚の P2カードをセットする事で 5時間の連続収録が可能、だが、これほどの長時間収録を要する現場は非常に少なく、この2倍の容量ものカードが本当に必要であるかは検討する必要が有るという事です。



なお、128GB のP2カードには 32GB の SDカードという SDHC の後継規格に準拠した SDカード が内蔵されることになりますが、既存の P2機器であっても多くは変更せずに、変更を要する機器であっても Firmware のアップデートをする事で対応可能という事でした。


StudioDU

 明日 (2008年11月20日) より Podcast で配信開始される「AG-HMC155」の動画マニュアルを iPod touch で見せるデモを行っていました。



動画マニュアルは「AG-HVX205A」に続く第2段で、iPod などに転送して持ち歩けるので、外で AG-HMX155 を使っていてフト操作方法を忘れた際などに活用して欲しいという事でした。


池上通信機株式会社

東芝と共同開発した「GFシリーズ」の Final Cut Pro への対応を発表していました。



GFシリーズのコンセプトとして「データストレージの『GF PAK』に記録されたデータを直接編集する」というものが有りますが、これは Final Cut Pro のコンセプトとは相容れないために、Final Cut Pro の場合には GF PAK を USB経由で Mac OS X マシンと接続した上で、GF PAK に記録されたデータを一度 Mac OS に取り込んでから編集を行うというワークフローになります。

 取り込まれた MPEG-2 LongGOP 50Mbps の GF PAK データは、池上が準備する専用の変換アプリによって映像データ自体は変更せずにファイルフォーマットを XDCAM HD - 50Mbps に変更。Final Cut Pro では、この XDCAM HD に変換されたデータを直接編集することになります。

 専用変換アプリで映像のコンテナフォーマットを変換するのに要する時間は単純にファイル転送した場合と比較して 約15% の追加処理時間が必要になるものの、映像実時間の 60%程度で転送が完了することになる見通しとのことでした。

この専用変換アプリは「NAB 2009 前後に、『これぐらいであれば納得出来る』という程度の価格で販売する予定」です。

 なお、Final Cut Pro での映像編集完了後に、編集完了データを "GF PAK" へ書き戻すことはサポートされない予定です。


日本ビクター株式会社

 業務用HDVカム「ProHDシリーズ」のGY-HD200/250 にアタッチメントする事で、撮影データを SxSカード に記録出来るようになる「KA-MR100G」が参考出展されていました。



 本体とは Firewire 及び 電源ケーブルで接続され、720P で映像を記録する場合には miniDVカセットと SxSカードの両方に同時記録が、1080i の映像を記録する場合には SxSカードのみに記録が可能となります。

また、通常状態であれば「KA-MR100G」をカムコーダにマウントした上で カメラの外部に配線をしますが、配線が剥き出しである事を避けたい場合には Victor に対してカムコーダと KA-MR100G を預ける事で配線をカムコーダ内部に通す改修工作をサービスとして行う予定とのことです。

 また、「詳細は、まだ一切話せない」という事でしたが、2009年の発売を目指して鋭意開発中のテープレス ProHDカムコーダのモックアップの展示も行われていました。



記録媒体についてもコメントが有りませんでしたが、SDHC のロゴの脇に「A」「B」と刻印された SDカードサイズの目隠し蓋が有りましたので、恐らく AVCHD に類する規格を採用したカムコーダになると思われます。


キヤノン株式会社

 新型の HDVカムコーダ「XL G1S」を利用し、SDI端子から出力された映像を AJA IoHD 経由でリアルタイムに Final Cut Pro に Apple ProRes422 で取り込むデモを行っていました。

Canonのカムコーダが備える HD-SDI端子 から高品位の映像データを記録出来る



また、同社として初めて映像系展示会に「EOS 5D Mark II」を持ち来んでの展示と、収録出来る独特の映像世界についてのハンズオンデモを行っていました。



ブースには、同社のカメラ部門スタッフが対応していますが、業務レベルで本当に使えるのか?非圧縮記録はできないのか?HDMI端子からスールで使うように設計されているのか?など、写真家向けの展示会とは違った質問が多いらしく、一つ一つ確認しながら回答を行なっていました。

なお、HDMI出力に関しては、背面液晶の映像がそのまま出力される仕組みのため、フォーカス枠は消せないそうです。


ソニー株式会社

小型カメラ「まめカム」のHD版「HXR-MC1」の展示を行っていました。AVCHD方式によるフルHD撮影に対応し(1920x1080i )光学10倍ズーム、内蔵マイクを搭載しながらも、カメラヘッドの大きさはわずかに37×42.5×86.5mmとコンパクトなのが特徴です。



コントロールユニット本体には、メモリースティックPROデュオ/メモリースティックPRO-HGデュオ/メモリースティックPROデュオHXに対応したスロットが用意されています。



HDMI/HD-SDI変換機を用いて、非圧縮HDストリームに変換することにより、HDCAMやXDCAM HDなどのシステムで取り込み、既存のHDリニア/ノンリニア制作環境でも使用可能なため、様々なシーンの撮影で使用できそうです。


Matrox Electronic Systems

Mac用のI/Oボックス「MXO2」を展示していました。Mac Proでは、Matrox MXO2 PCIe ホストアダプタを使用し、MacBook Proでは、Matrox MXO2 PCIe ホスト ExpressCard/34 アダプタを使用することで、Final Cut Studio 2 および Adobe CS4 Production Premium を使用したワークフローを効率化させることが可能になります。



HD/SD SDI, HD/SD アナログ コンポーネント, Y/C, コンポジット入出力、ゲンロック ? SD アナログ ブラック バースト (バイ・レベル) または HD トリ・レベル シンク、HDMI 入力、出力、モニタリング (キャリブレーション コントロール付き、ブルー・オンリーを含む)、10-bit リアルタイム ハードウェア アップ / ダウン / クロス変換、最大 5 つのユーザ選択可能な同時ビデオ出力 ? HDMI で HD / SD, SDI, アナログ、プロフェッショナル オーディオ入出力 ? 5.1 サラウンド サウンドのモニタリングに対応するほか、Apple ProRes 422 HQ、10-bit 非圧縮 HDなどのコーデックへキャプチャも可能になっています。


トリニティ株式会社

 米Gefenの 「HD-SDI to HDMI Scaler Box」を利用して カムコーダの HD-SDI を HDMI に変換するデモと共に、ファイバーケーブルとDVI端子の変換ユニットが分離したことで配線施工がし易くなり、メンテナンス性が向上した「DVI FM 1000 Extender」、RGBケーブルによって HDMI と HDMI機器を操作するIRを延長する「HDMI over RGB Extender」を展示していました。

HD-SDI を HDMI に変換する実働デモが稼働中

ファイバケーブルが分離した事でメンテナンスと施工容易性が向上



RGBケーブルで HDMI と IR信号を延長可能

特別バージョンの "Cableyoyo" がプレゼント



また、ブース訪問者には InterBEE 出展記念特別バージョンの「Cableyoyo」がプレゼントされていました。


株式会社アルゴ

VGA/RGBやDVIディスプレイ信号をキャプチャーし、リアルタムにハードウェア可逆圧縮によりUSBポートからデータ転送することができる「ディスプレイ信号キャプチャーBOX」を展示していました。



モデルラインナップは、静止画向け製品として、2048x1536(インターレス)の「VGA2USB」と、1600x1200(24bit color)「DVI2USB」の2つ、動画向けとして、1280x1024「VGA2USB-LR」から、2048x2048(DualLink)「DVI2USB-Duo」までの5つが販売されているそうです。

また、Webソリューション向け製品として、VGA/DVIディスプレイ信号をネットワーク配信可能なブロードキャスティングシステム「VGA2 WEB ブロードキャスター」の展示も行っていました。



こちらは、1600x1200/2048x2048解像度に対応し、圧縮方式はH.264/MPEG4/独自方式から選ぶことができ、帯域幅は、400kbps/1.2Mbpsに対応しているそうです。

このボックスに、ビデオ出力を取り込ませ、Ethernetでインターネットに接続するだけでWebキャスティングが出来るという簡単システムだそうです。


銀一株式会社

The Tiffen Company社の画像加工ソフトウェアの最新版「Tiffen Dfx 2」を参考展示していました。Digital Film Tools社の「55mm」を買収し統合化したことにより、総フィルター数が約2,000にも増えたそうです。



従来は、英語版をそのまま販売していましたが、この新しいバージョンでは、インストーラー部分が日本語化されているそうです。

価格は、Final Cut Pro 6.0.x用が約5万円、Aperture用が約2万円程度で年内に発売開始される予定だそうです。


株式会社アスク

Dulce SystemsのPCI-e拡張ボックス「PRO EX」を展示していました。Mac ProのPCI Express 2.0 x16スロットに搭載した外部インターフェースとPRO EXとを繋ぎ、PCI-e拡張カードを7枚増設可能にする製品です。(約40万円前後)



これに、ATTO Technology社のSATAII RAIDホストカード「ATTO ExpressSAS R380」を接続し、そこから、2.5インチHDドライブ8個搭載したSAS RAIDケースと2ポート接続した状態で、RAID 5を組み、AJA KONA System Test Version 6.0.1を使用しての速度デモを見ることができます。



Write:411.9MB/s:Read:417.4 MB/s」の数値が出ていたので、4Gbpsに近い性能という感じなので、ProRes 422(HQ)で8ストリームを扱うことは可能な性能があると思えます。

Mac Proの3.5インチHDドライブベイに増設可能な、2.5インチHDドライブを2台搭載し、RAID 0,1設定ができる「RAIDON Pro Drive」の展示が行われていました。



ベイ毎にハードRAID設定がかけられた4つのRAIDON Pro Driveを、Mac OS X LeopardのソフトウェアRAIDで一つに束ねたデモが行なわれています。


タックシステム株式会社

同社が開発したDigidesignのProTools用モニタリングコントロールプラグイン「V-MON」に続く、オリジナルプラグイン第2弾として、NTTラーニングシステムズ社と共同開発した、収録音に含まれてしまった反射音や残響音を消すことが出来る「NML-RevCon-RR」を展示していました。残響成分の中のノイズ成分を分離し、適正なノイズレベルを処理後に再度リミックスすることで自然な仕上がりを実現しているそうです。なお、価格は118,000円で2009年1月の発売を予定しているそうです。



また、米MAGMA社のExpressBox ExpressCard/34 to PCIExpress拡張シャーシ「EB1F」を展示していました。



MacBook ProのExpressCard/34カードスロット経由で、フルサイズのPCIExpressカードを利用可能にする製品です。ExpressCard/34スロットを利用する方法として、内部USB 2.0接続方式と、内部PCI Express接続方式の2種類がありますが、これは後者の接続方式を採用しています。

主な用途としては、アビッドテクノロジー社digidesign事業部の「Pro Tools|HDコア・システム」を使用する目的の方が多いと思いますが、今回は、ATTO Technology社の2ポートファイバーチャンネルPCIExpressカード「ATTO Celerity FC-42ES」が搭載されていました。

性能的には、2Gbpsなので、Celerity FC-42ESの性能をフルに発揮出来ているかは疑問が残りますが、そういった用途でも使えるというデモのようです。なお、MAGMA社の説明では、NvdiaのGPUカード「Nvidia 7300GT」の動作は確認しているそうです。


アミュレット株式会社

 Shining Technology社のDVCPRO HDカムコーダと Firewire接続する事で、DVCPRO HD のデータ収録に対応した「CitiDISK HD」を展示していました。


CitiDISKはこれまで パラレルATA HDD のみの対応でしたが、CitiDISK HD は シリアルATA HD に対応。また、搭載ドライブを HDD から SSD にした事で、収録中の振動に強くなっただけでは無く、内蔵バッテリでの可動時間も 約80分から 約120分へ延長されています。


 CitiDISK HD は 250GB SSD までの動作確認が出来ているので、今後ニーズと販売価格のバランスを見ながら、順次大容量モデルも投入して行くということでした。


ラシージャパン株式会社

4枚のホットスワップ可能なディスク搭載でノンストップのデータアクセスが可能なRAIDシステム「LaCie 4big Quadra」が様々なブースで展示されていました。


eSATA、FireWire 400/800、Hi-Speed USB 2.0接続に対応し、このユニットを最大4台繋げて、6TB x 4で24TBまで拡張することが出来るそうです。


プロ・オーディオ・ジャパン株式会社

 AKAI professionalブランドの新製品として、ウィンド・シンセサイザーの新製品「EWI USB」の展示を行っていました。



本体に内蔵されていた内部音源を無くし、Garritan社のARIA Playerにオリジナルサンプリング音源を足した専用ソフトウェアを、USB経由でコントロールするウィンド・シンセサイザー型コントローラーのようです。


ゼンハイザージャパン株式会社

カナル型イヤホンの新製品「IEシリーズ」の展示を行っていました。これは、プロ向けの製品で、自然な音を特徴としているそうです。なお、発売は12月中旬頃になるそうです。




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