.
.

iWeek 2000

May 2000 MACお宝鑑定団 
counter



各社の広告

2000年5月3日〜6日にかけて、
大阪アメニティパークで開催された
iWeek 2000 "Mac Days in GW"に関するページです。



こだわりさんのお部屋との共同企画
MACこだわり鑑定団 iWeek2000
にMACお宝鑑定団は参加しています。




オープニングキーノートレポート

会場に入ると最前部のスクリーンにiWeek2000のロゴ、ライム色のアップルマーク、そして「hello (again)」の文字が映し出されていて、その下に「アップルコンピュータ株式会社、代表取締役 原田永幸」とあった。横にはおなじみのThink differentの人物ボードが飾ってあり、右に黒沢明、左にも映画関係者が出ていた。原田社長は去年のこのイベントでも、基調講演をしており、原田社長自身の関西のMacユーザーに対する、「hello (again)」でもある。実は一番前の最右部の席に目立たない様に原田社長が座って、自分の講演を待っていました。

opening01.jpg


iWeek2000の基調講演は、TBSの鈴木順アナの司会で始まった。鈴木氏は、「私の講演会にこれだけ集まっていただきありがとうございました」と会場をわかせた。その後一呼吸おいて、「日本のアップルを引っ張っている」と原田社長を表現し、「社長の前にiWeekの立役者」と表現して大阪電気通信大学の魚井宏高助教授を紹介した。魚井氏は「去年に引き続き(iWeek)開催できることが嬉しい、奇跡に近い、イベント運営に関しては素人でもこれだけの規模でできる」と語り、iWeek2000も2回目になり、ユーザーの手でこれだけのイベントが開催できるようになった。原田社長からは、「そろそろMACWORLD TOKYOの初回入場者数(3万5千人)をこえるのでは」と話されたことを披露した。

講演の前に、AppleJapanの花見の様子のビデオが「手違い」で流れた。AJのオフィスの風景、TOCからの夜景、そして、社員の働いている様子、おどけている様子、社員個人の机上の小物の紹介、研究開発本部の坂井本部長のインタビューがあり、「本社からの圧力はかなりある」と明かし、「Mac OS Xについては、1日でも早く出荷出来るように日夜がんばっている」という。4月入社で配属がまだ決まっていないICU出身の小倉氏、慶応義塾大学出身の牛島氏、東京大学出身の赤司氏の新入社員3人が原田社長を紹介した。

原田社長は、このMovieはどのソフトで、作ったか、と問い、会場からは、「iMovie」と答えがあり、また、「このビデオのBGMは」と問い、会場から「原田永幸」と回答があり、「そうです」と答えた。「誰一人社長を社長と思っていない中で、いかに社長は大変か」とい うジョークを飛ばした。「プロダクトについてはどんな質問が出ても答えません」と前置きをしてロゴについての説明をした。「現在アップルのロゴは5色あり名刺も5色あり、均等に配る様にさせている、実はグラファイトも社長自らが注文したがだめだった」とのこと。「5色の名刺を全て揃えると何かアップルからもらえるのはうそ」というジョークで会場を沸かした。

「この社員を紹介するムービーを披露したのは、ユニークな企業文化を紹介するためだ」といい、「その文化はユーザーとアップルが共同で発展してきた」「ユーザーが販売店で説明をし、販売の手伝いをした」「MACWORLD TOKYOでも、ユーザーグループが(シェルパとして)活躍した」と説明し、「社員を募集している、数百人単位で」と語った。その後「最後には、iMac、iBookが当たるクイズがある」と紹介した。始めは反応が薄かったが、原田社長の「うそだと思いましたか?」というといかけに会場は沸いた。

昨年のiWeekで使った「4つの製品マトリックス」を紹介し、、某J航空会社に乗ったところ、「いつ、PowerBookを買ったらいいですかと聞かれた」とか「中古車センターのアップルじゃないですよねと聞かれた」と明かした。しかし、この基調講演でも、将来の製品について紹介することはできないと断り、現在の商品ラインを示した。

そしてiMacの進化を説明し、Power、Internet、DVD、Digital Video、Designと表現した。「iMovieだけで誰でもビデオ編集ができる」と紹介し、1本のiMac DVのCMビデオをスクリーンに流した。「このビデオはアップルの役員でコンテストをやって1位になったものを採用した」と明かした。「大阪にも広告をもっと打ちたい」と大阪方面にも頑張って行くと話し、iSubを「うちの商品でないが、ハーマン・ミラー社ができるだけ早く発売できるようにしたい」といい、iSubを「使う前、使った後」をデモした。使う前では小さい音だったiSubから延びたUSBケーブルをさした途端低音がブーストされ、「ドンドン」という音が会場に流れた。iMac自体にも最適化されたスピーカが内蔵されていることも明かした。

iBookは去年の10月発売から「トップ5に2機種入るなど、売れている」「長いバッテリー持続時間」「iMac to go」などを強調した。AirMacについては、「日本ではちょっとした問題があった」といった途端、会場が沸いたので「知っているんですか」と原田社長は切り返した。コンピュータを使うライフスタイルを変革する商品である、ベースステーションとセットで5万円という低価格で提供していると紹介した。ブロードバンドが普及するとさらに価値があがると述べた。10台の同時接続が可能と述べ、営業の鈴木氏がiBook SEとPowerBookに小型カメラを取り付け、2台同時にリアルタイムで動画を転送するデモを行った。小型カメラは日本ではフォーカルポイント社が扱っていると説明し、社長がいない事を確認して、「せっかく宣伝してあげたのに」とジョークを飛ばした。

opening02.jpg


PowerMacG4は第2四半期の売り上げに一番かかわった製品であると述べ、「実際のデモでは無くてグラフで早さをお見せする」と会場の笑みをとりそしてApple Cinema Displayを5月12日より販売店でも、販売すると発表した。これは初めてiWeekで去れた発表された。速さが向上すると、プロは作業時間を短くするのではなく、「創造性を向上できる」といった。そしてPhotoshopによるアクション処理のベンチマークをはかったグラフでG4/500MHzとPentium III/1GHzでは25%G4の方が早いと違いを見せた。そしてどんどん早くしていくということを約束した。

PowerBookについては、立野コレクションのMacintosh Poetableを見て懐かしかった、と感想を述べ、Performance、Weight(2.61Kg)、Battery、FireWire&USBを挙げた。Apple Computer Inc.に入社した原田社長の最初の仕事が、ジャネット・ジャクソンにPortableをプレゼントすることだったといい、ジャネットが「あっ、重い」といい、それを原田社長が製品開発担当に伝えたことが、軽量化の動きのはじめだった、と冗談めかして逸話を紹介した。

もっと小さく、もっと薄くと伝えた。PowerBookは14インチサイズのノートパソコンとしては、世界で一番軽い、と強調し、SONYのVAIOは小さいから軽い、と世間の誤解を解消して欲しいと述べた。バッテリー1個でDVDソフトが2本見られると強調し、Pro仕様に耐えうる。デジタルビデオカメラと組み合わせればデジタル編集室を持ち歩けると述べた。目まぐるしく1年で変わったと述べiMacが20万円より安いコンピュータで一番早い、iBookは世界中で2番目に早く、PowerBookは世界中で1番早いと述べた。

今年のMACWORLD TOKYOでスティーブ・ジョブスが新製品を発表したのは、Appleが日本市場を重視しているからだ、とした。アップルの全世界での売り上げの2位が日本であると発表した。幕張では、報道各社のインタビューを受けたが、「なぜ給料が1ドルなのか」「もらった飛行機はどう使うのか」という質問ばかりだったと明かした。中には「飛行機事故があったから気をつけろとアドバイスをされた」などというジョークまじりの逸話もあったと明かした。

来年のMACWORLD TOKYOでも、新製品が登場する、というのは、大間違いであると述べ、買い控えしないように、と訴えた。そして、for Comsumer「もっとたくさんの初心者の方へ」、for Creative Professinal「最強のツールを提供」と題した。各作業分野をソリューションという呼び方をしてソリューション別に、Creative Proffesionalと題して、Degital Video、Publishing、Medical、Science、Architectureを挙げた。Final cut Proもアップルが作ったとアピールした。

ここでスクリーンにDemoの大きな文字が出て、「彼のあだ名はミスターフリーズ」、「デモでフリーズしたら櫻場氏のせい」と櫻場氏が紹介され、Mac OS Xをデモした。デモの前に櫻場氏が「私は原田社長を尊敬しているが既に時間を過ぎています。ついてこれる人だけついてきて下さい」と前置きし、ユーザーインタフェイスに影が多用されていること、点滅しているデフォルトボタン、保存のためのダイアログ、そして伸縮するウインドウの動きを「スゥ」といいながら動かし、ほとんどMACWORLD TOKYOでジョブズがやったデモをトレースする様にMac OS Xの各機能のデモを行った。

「アップルはユーザーエクスペリエンスを重視している」と説明した。「Favoriteという言葉を訳すのは、難しいが、絶対に使いたくない言葉がある」と裏話を明かした。プリエンティブマルチタスクやメモリプロテクトもデモされ、会場を沸かした。「デスクトップにはファイルそのものも置くことができる」を言明し、現在市販されているMicrosoft Office 98 Macintosh Editionを動作させ、Classicのデモを行った。そして幕張でもデモされた大日本スクリーンのフォントを使い、縮小、拡大、回転、光点が1方向にロックされるので回転させると影も変わるとPDFのOSレベルでの管理を強調した。

最後に、Dock機能のデモをした。シングルウインドウモードは「人間がコンピュータでできる作業は一度に一つである」といい、プロフェッショナルユーザーにも便利に使ってもらえる、と紹介し、G3、又はG4で使えると購買意欲をさそった。さらに、WWDCに400名程度のデベロッパが渡米すると紹介した。最後に夏に店頭に並ぶ予定というアナウンスをしました。

営業の吉崎氏が「Apple Desktop Movies」と題して、Final Cut ProとiMovieを紹介した。アップルの強力な要素技術は、PowerPC、QuickTime、FireWire、Application (Final Cut Pro) であり、それをソリューションとして提供するのが、Apple Desktop Moviesと述べた。原田社長がドラマーをつとめる(ドラムは最近新しい物を購入したそうです)コンピュータ業界人で作る「リンゴスターズ」のビデオをPowerMacで再生した。このムービーをFinal Cut Proで編集作業をしたのは、吉崎氏自身であるという。

原田社長は「CDデビューをした時はよろしく」といい、笑いが起きた。@NABで、ハイビジョンをMac上で編集できるボードの発売が予定されていると発表し、RTMac(リアルタイムで編集ができるボード)、TARGACine(非圧縮ハイビジョンの編集ができるボード)、ドイツの会社のAstarte(DVDオーサリング用ソフト)の紹介した。iMoiveを触った人がいると、と会場に問い、10人程度が手をあげたが、吉崎氏は「この会場にいらっしゃるすべての人がiMovieを使っていただかないと私はクビになる」と笑いを誘った。

Desktop Movie初心者であるという河南順一氏がiMovieで初めて編集したムービーを紹介した。最後にビデオ編集は楽しいとしめくくった。

opening03.jpg


「一年前にiWeekで発表したのが、Tell Usであったが、この一年で1万通のメールが届いた(内の80%にはメールやお礼をしているそうです)」「意見を伺うだけでなく、マーケティングやセールスに反映させるようにしている」と紹介した。大宮Apple Care本部長がTell Usの成果として、Tech Exchange開始、コールセンターの時間延長、週末オープン、AJホームページの検索機能の強化、TILの内容充実、TILは月に、130万アクセスがある、プロフェッショナルサポートプログラムの開始などを紹介した。

また、日本のTech ExchangeはWebObjectsを利用しているため(アメリカではロータスノーツとドミノを使って運営している)、世界で一番進んだシステムであると誇った。また、電話でのTech Exchngeを検討したが、「テレクラ」になってしまい、風俗営業法に抵触するために、断念した、と明かした。最後にAppleStoreでクレジットカードの充実、Appleローンの開始、銀行振込でも購入可能などの進化したAppleStoreを紹介し、納期が3日と発表したところ、あまり反応がなかったので、原田社長が「ここで拍手をいただきたい」と加えた所、拍手が起きた。法人販売系でのCTOを検討していると明かした。

最後に、二つの発表があるといい、アップルの無料電話として、「0070-800-APPLE-1」、を、The Apple Storeの無料電話として、「0120-APPLE-1」を開設したことを明かした。APPLEは携帯電話の表示を見て欲しいといい、「27753」になる。

現在10万人を対象としたデモを行い、広告で色々な賞を受賞したと述べた、最後のクイズは、「iMacがないと、この世に存在しないもの」というもので、会場では3個程受講者から回答が出たが、その中で一番受けたのは「Appleがなくなっていた」であった。正解は、魚井先生が決定するとした。回答は、基調講演会場のみで受け付けられた。予定時間をかなりオーバーした講演であった。

[Yukihisa Poplife Honzawa@MACお宝鑑定団]



会場レポート

・@BagBag
iBook、PowerBook用のカバンなどを販売している@BagBagのブースで、女優の石井めぐみさんを発見。

ishii_bag.jpg


・Microsoft
Internet Explorer 5.0 と Outlook Express 5.02 を収録したCDを5,000枚配布しています。OE5.02についてはまだ雑誌付録などに収録されていませんので、ダウンロードに躊躇いを感じていた方には有り難いと思います。

microsoft.jpg

・ AppleStore
オンラインストアと同じく iMac から Apple CinemaDisplay までのApple製品全てを扱っています。現場から持ち帰ることもできますが、BTOまで出来るのかどうかについては不明です。けど店舗は....せめてStore in storeレベルにして欲しかったと思います。

applestore.jpg

・ Logitec
協賛企業ということでブースは有りませんが、Firewireを採用した幾つものストレージ新製品を展示していました。

○Firewire HD
3.5inch 20GBHDを使用している設置型Firewire HDとして「LHD-S20F」もFirewireストレージのラインナップに加わるようですが、詳細なスペックや価格も含む情報はまだ出されていませんでした。

○ポータブルFirewireHD
2.5inch の 12GBHD を採用している為に重量が 250gと極めて軽く、更にFirewireバスパワーでの動作を可能にした「LHD-P12F」が初めて公開されました。Logitecの他製品と同じようなアタッチメントを採用しているためにカラーリングを簡単に変えることが出来る上に、Firewireポートを2ポート搭載、しかも iLinkやWin2000・98SE にも対応しているというのがこの製品の特徴のようです。 なお、希望小売価格は \54,800 となっています。

○Firewire CD-R/RW
CD-R 8倍速/CD-RW 4倍速/CD-ROM 32倍速 というスペックのFirewire CD-Rドライブ「LCW-R8432F」が展示されていました。現時点では Firewireに対応したCD-Rライティングソフトが存在しないために、どのような方法で動作させるのか興味があったのですが、残念ながら情報がありませんでした。ちなみに動作環境はパンフレットによれば MacOS 9 と iMacDV・PowerMac G4に添付されているMacOS 8.6 のみとなっているようです。なお、希望小売価格は \55,800 となっています。

logitec_hd.jpg

logitec_phd.jpg

logitec_cdr.jpg



Link Link Link

・Mac Fan Net、iWeek2000フォトレポート
・iMac Staion & iMUGによる、iWeek2000レポート
・HOKURIKU de Mac、iWeek2000レポート
・Bit & beat!、iWeek2000レポート




.
.
Copyright (C) 2000 Mac Treasure Tracing Club.
All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc.
「ViaVoiceは米国IBM社の登録商標です」
AppleのColorSyncを使用しています。
GigaHit