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Mac Treasure Tracing Club
September 2001 MACお宝鑑定団 
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9/29 レポート

・9月度関東地区ユーザグループ懇親会は偶然Mac OS X v10.1発売開始日と重なり、またアップルとしても新年度会計の始めという事もあってか特別ゲストの原田永幸社長、大宮哲夫マーケティング本部長、元フォーカルコンピュータ社長の恩田英樹 ソリューションセールス営業本部長による飛び入りスピーチがありました。

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 まずは原田社長から。本日発売開始のMac OS X v10.1について「ユーザーに一刻も早く届けるためにアップデータの店頭配布という形を取った。」と無償アップデータの配付理由について語られた後に、正確な総数は言えないものの数万枚規模での配付が行われたと明かされました。しかし、これだけの数を用意しても15〜20分で配付完了し、これは98年のiMac発売日当日における販売総数の数倍という数値であると語られた後に、秋葉原では行列に驚いた人がLaoxの店長に「何事なんですか?」と聞きに来たぐらいだという秘話を明かされた上で、この不景気な時に、そうそう無い注目を集めた出来事であり、アップル社員はこれだけの支持と注目を集められていると非常に元気付けられた、と語られました。

 また、御自身の「30年間コンピュータ産業にいて、うち12年間はApple。そして、このAppleが最もユーザーに近く、ユーザーとDNAレベルで意識を共有しているのでAppleを愛している。」という考えを示された上で、「AppleのDNAはアップル社員とユーザーが持っていたが、今ではショップもApple DNAを持つようになった。」と話を広げられ、今後は「サポートやソリューションにもApple DNAを広げてゆく。」とサポート・ソリューションの2点について更に体制を強化する考えを示されました。その為には当然ながらユーザーの考えをアップルに伝える必要があるのですが、「アップルへの要望や素晴らしい点は全て "Tell US" を通じて伝えて欲しい。私(原田永幸社長)も1週間に1度以上はTell USに寄せられた意見に目を通しているので、きちんと要望は理解している。」という事であり、「署名運動していただいても次の新商品が早くでたり、値段が下がるといったことはありませんが...(一同笑い)、 ただこのような皆さんからの声は貴重なご意見としていつも受け止めさせていただいているという点はご理解いただきたい」とのコメントがありました。

 ユーザーがAppleのソリューションに触れる機会としてはMacworld Conference & Expo/Tokyoがあり、「ちゃんとした形で、今度はお台場で3月21日からと発表したかったのですが...」とおっしゃったうえで来年03月21日から東京ビックサイトに場所を移して行うと発表されました。幕張メッセから東京ビックサイトに場所を移したのは「今まで以上に気軽に来れるようにするため」であるので、是非来場してアップルの切り開く世界について見て・触れて欲しいとの事でした。

 続けてアップルの今後の戦略についての簡単な解説を。

iMac発売以来3年間続けてきたビジネスインフラの再整備については「一時期は新聞沙汰にもなって御心配をお掛けしましたが、アップルの考えは間違っていなかったと証明されたと考えています。」と一応の完了を見ているという考えのようで、これからは「将来のインフラを先取りする行動を取る」ために

●AppleStoreを中心としたEコマース
●これまで以上のプロフェッショナル市場へのフューチャリング

の2点について最重要課題と考えているとの事でした。この過程で当然「じゃあシェア率は?」というような話が出てくるであろうものの「シェアは結果であり、それが目的では無い。アップルはアップルにしか出来ない市場を創造し、サポートするのが重要。」という事でした。そして市場創造のために

●未発表であるもの、直販チームを密かに結成・整備
●7月に発表したApple Solution Expartの一層の強化

を行ない、特にソリューションセールスの強化のために日経・朝日新聞などには求人広告を出し、人材募集をしているとの事でした。また、ソリューションセールスチームの指揮官として原田社長自らが今までビデオマーケットでパートナーとしてやってきたフォーカルポイントコンピュータ株式会社から恩田フランシス英樹社長 (現在は退社・退職) をスカウトしたと発表され、ここでマイクが恩田本部長に映りました。

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 恩田フランシス英樹本部長は、まず「先日は懇親会にフォーカルの人間として来たが、今は完全に退職し、アップルに移籍している。」と発表した上で、自身のAppleにおけるポジショニングとして「ソリューションセールス営業本部長」であると発表されました。そして、本日発表された Mac OS X v10.1について「これほど素晴らしいシステムは他社には絶対に無く、低価格でしか競争できない他社とは違うポジショニングに立っているので、これを持っているアップルはトップの座に座れると信じている。」と感想を述べられた上で、「このシステムを使ってビデオなどのプロマーケットの顧客にアップル製品を満足して貰えるように最善の努力を行ってゆく。」と今後の自身の活動方針について述べられました。

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 続けて、マーケティング本部長の大宮哲夫氏のマイクがバトンタッチされ、大宮氏は「iDVDの結婚式のCMは、実は駆け落ちした2人がサモアで密かに挙げた結婚式の様子を親にDVDで報告するというストーリーだったのですが御理解いただけていたでしょうか?」とCMの秘話を明かされたうえで、自身はソリューションや製品開発だけでは無く、CMなどを使っての企業イメージングについても担当されるので「ドコドコにiMacやAppleの製品があると良い。こんなイベントが有るが協力して貰えないか、などの情報を頂ければできる限り協力してゆきたい。」と今後はアップルが各種イベントなどに積極的に協力して、今まで以上に強固なブランドイメージを確立してゆく事を伺わせてくれました。

 最後に原田社長にマイクが戻り、グローバルに展開しているメーカーの中で全販売実績に対する日本のシェア率が最も高いのはアップルと具体的な例を挙げながら解説された上で、「ハードだけでは無くOSも。もっと重要な事に、物理的に接続できる周辺機器類を上手く活かせられるアプリケーションを持っている唯一のメーカーとしてアップルは "Beyond The Internet" という事でビジネス市場・コンシュマー市場に更に力を入れてゆく」と今後の展開について明らかにされてスピーチを締めくくられました。




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