Mac Solution Circus'99 in Kansai
December 1999 MACお宝鑑定団 
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・1999/12月3日、4日に、大塚商会主催で行なわれたMac Solution Circus'99 in Kansai(以下MSC99)&パソコンフェスタ'99 in 関西(以下PK99)レポートです。出展されている企業が重複しているところもあるので、2つをまとめたレポート構成となっております。なお、MSC99ではある事情(アップル側の保身的事情とも言う)のため、写真撮影が禁止されていたため、画像はありません。

レポート


・MSC99Aコース「Apple In Business」が、アップル ビジネス営業部部長 有本一氏によって行なわれました。(当初のセミナータイトルは「Apple最新情報」となっていました)印象としては新製品の発表が行なわれなかったので、従来路線の延長線上にある説明と感じる方も多かったように思えますが、実際にはAppleがビジネスマーケットというものを、企業内システム(ゆわゆるMS ServerにExchangeをからめるといった物)と捉えているのではなく、インターネットを使用した映像メディアによるエレクトリックコマース(利益を得る)を押し進めてゆくつもりであることを明らかにしたセミナーでした。はじめにSteve Jobs氏が戻ってきてからのAppleの取り組みと社内改革についての説明が行なわれました。その中で有本氏はiMac DVは旧iMacよりも「フットプリント(幅)が少しでも短い方が良い」「少しでも音質が良い」など、出来る限りの製品品質を高めた結果によるものだと説明されていました。そしてグラフィック、DTPなどのシェア率や、GISTICSの調べによるPentiumマシンとMacintoshとの対投資効果率が19%も上と報告されていると述べていました。そして話の中心となるインターネットビジネスに移りました。現在のAppleはインターネットが生活してゆく上で切り離せない存在になっていると認識し、様々なニーズの多様化に対応してゆくため「より分かりやすく(ポータルサイト)」「より便利に(e-Commerce)」「より面白く(映像配信)」の3つを柱にしていると説明しました。そしてMac OS X Server、WebObjects(かなりの時間説明)、Quick Time Streaming、の説明を行なっていました。そしてPower Mac G4 の説明が始まり、星1つ1つの動きを計算させて星雲をシュミレートする「Galaxy」と、暗号化処理がされた画像をデコードする速度を見せる「Crypto」をそれぞれ、G3、G4と最適化されたものを比べてVelocityEngineの性能を説明していました。その後Photoshopを使用した実作業に近い内容をシュミレートしたスクリプトデモを行なっていました。そしてAppleが提案するビジネスマーケティングとは、インターネット上で画像配信を行なう場合、「Authoring」「Packaging」「Delivery」「Viewing」の4つの段階全てが、ほぼApple社による製品(DVカメラが無いため全てとは言わない)で可能であると説明していました。その「Authoring」においては、Final Cut Proがあり、「Packaging」においては高速なエンコーディング処理が可能なPower Mac G4があり、「Delivery」においてはMac OS X Serverがあり、「Viewing」においてはQuickTime 4とiMacがあると説明し、それらはどれも無視出来ない存在となるとセールストークされていました。

・MSC99Dコース「これからのビデオ編集」アップル 鈴木ロウトーマス氏によって行なわれていました。前半の1時間は何もデモがなくて、ひたすら講師のお話でした。デジタルビデオの仕組みやその他もろもろの事について、1時間以上も話しておられました。そしてセミナーも残り30分を切ろうとして、ようやくPowerMac G4でiMovieのデモが行われましたが、残念ながら失敗(G4とDV Walkmanが接続されているが、iMovie側が認識しない)されていました。「おかしいですね、今朝まではきちんと動いていたのに..。iMac DVを用意しておいたらよかったですね」と講師の方は話されて、仕方なくデフォルトで用意されている素材でムービーの製作のデモを行いました。が、やはり静止画ではあまりその凄さが伝わりませんでした。その後、スクリーンにPowerMac G4が映し出されて、「僕がこれまで欲しいと思ったマシンは、(Quadra) 950、(PowerMac) 9600/300、そしてこのPowerMac G4だ」とその性能の良さに惹かれている、と話しておられました。何でも、PowerMac G3とPowerMac G4を比較する例として、Media Cleaner Pro 4.0で1分間のDV movieをSorensonに圧縮すると、G3だったら約26分かかるのに、G4だったら約6分で終了するそうです。さらに「デジタルビデオの編集にはPowerMac G4のパワーが最も有効で」「iMovieよりもプロの人が使う為に開発中のこういうソフトがあるんです」と言って、画面にFinal Cut Pro 1.2 日本語版と思われるソフトのデモを短く行いました。このソフト、どうやら「G4に最適化」されているみたいで、何よりも凄いのは、プレビューの為のレンダリングがG3より明らかに速くなっているところです。クロスディゾルブのレンダリングも、プログレスバーが見る見る伸びて10数秒で終わってしまいました。待たされているという感じが全くしませんでした。僅か5分程度のデモでしたが、そのビデオには日本のノンリニア編集の第一人者で、岩井俊二監督の映画「Love Letter」の編集など数多くの日本映画のデジタル編集を手掛けた、ジェイズフィルム社長の掛須秀一氏がおふざけで出演していました。(Nanko隊員レポート)

・MSC99でクボタコンプス社が、Power Mac G4と16ポート10/100Mbps自動認識スイッチングハブ「CM-DS16」を使用したデモを行なっていました。300MBの画像を全2重環境のEthernet経由でコピーした場合、約10秒程で完了していました。担当者の話によれば、Macintoshの100Base-Tは決して遅くないそうで、性能をしっかり出すためには、ネットワークを構築する上で5つのポイントがあると説明されていました。何でも速いHDが必要で、ちゃんとしたEthernet HUBを使用しないとダメだそうです。また、TCP-IP接続とAppleTalk接続を比較した場合、TCP-IP接続の方が3倍速いそうです。(そう感じられない環境はちゃんと構築されていない)



・MSC99でPanasonic社が、スーパーディスクドライブ「LK-RM934UZ」の後継機種となる2倍速スーパーディスクドライブ「LK-RF2350」を参考出品してました。形は「LK-RMB33UY」に似ていますが、さらに薄くなっているような印象を受けました。元々はこれくらいの薄い製品を出したかったようですが、アップルのデザインが採用されたため、大きなドライブになっていると説明され、現行製品の在庫が無くなり次第、即発売すると説明されていました。価格は在庫処分価格となっている現行機種の価格で、おそらく提供出来るだろうと説明されていました。また、アメリカで先行発表したスーパーディスクドライブを採用した130万画素デジタルカメラ「PV-SD4090」も展示されていました。かなり大きいと感じましたが、これ単にスーパーディスクドライブとしても使用出来るそうです。来年日本でも発売を予定されているそうですが、価格は結構高くなるような話でした。なお、どちらもPK99では展示されていませんでした。(ブース写真はPK99)

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・MSC99でAdaptec Japan社が、Ultra160 SCSIに対応したPowerDomain 39160とQuantam Atlas 10/9.1Gベアドライブ2台をPower Mac G4 (AGP Graphics)/400モデルに入れたマシンを展示していました。ソフトレイドを使用した環境と、G4マシンのRAMディスクとの性能比較を行なった結果では、約2〜3倍速くなると説明されていました。ただPhotoshopの仮想ディスクとして使用した場合、扱う画像が大きくないとその性能は体感することは難しいようです。なお、PK99では展示されていませんでした。(ブース写真はPK99)

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・PK99でアクト・ツー社がMac MP 3とCozoスピーカー、StuffIt Deluxe 5.1Jなどを展示していました。担当者の話に寄れば、近日中にMac MP 3をPower Mac G4 に対応させるためのアップデータが配付されるそうですが、VelocityEngineに対応したバージョンとしてではないそうです。VelocityEngine対応版は次期メジャーアップデート版での対応となるそうです。またStuffIt Deluxe 5.1JをMac OS 9に対応させるためのアップデータStuffIt Deluxe 5.1.5Jは、どうやら今月中には間に合わないようです。なお、来月発売が予定されているStuffIt Deluxe 5.5JはMac OS 9に対応しているそうです。また、現在Mac OS 9にバンドルされているStuffIt Expander 5.1.4JとDropStuff 5.1.2Jに関して訪ねると、近日中にインターネット上からダウンロード出来るようになると回答してくれました。

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・PK99でクニリサーチ社が、EudraPro 4.2Jを展示していました。デモはWindows版によるものでしたが、メール内容の検索が細かく行える事や、マルチユーザー機能(複数アカウントを使用するという意味ではない)を持ったため、ユーザーごとに受信、送信フォルダを切り替えるなどが可能だそうです。なお、会場では現行バージョンのEudraPro 4.XJが4.2J無償アップグレード付きで、たった1,000円で販売されていました。

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・PK99でメルコ社がPCI Macintosh用のG3アップグレードカード「HG3-PM466」、G3用CPUアクセラレータ「HG3-G3466」、Mac用ポータブルHDD、FireWire対応「DPN-FW6G/A」とUSB対応「DPN-6GUSB/A」などを展示していました。この会場でわかったことは、メルコ社のIEEE 1394製品には、SONYのiLink用製品とAppleのFireWire用製品と2種類存在している事で、「DIL-20G」などはVAIOカラーが採用されていました。

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・PK99でアイ・オー・データ機器社がPCI Macintosh用のG3アップグレードカード「PK-G3A400/512」やUltraSCSIインターフェイス「SC-APUN・SC-APUNS」などを展示し、それを実際に取り付けるMacパワーアップデモを行なっていました。担当者によれば、PK-G3A400/512の対応機種は、社内で実際にテストして検証が終了した製品だけが箱に記されているそうで、全ての対応機種を網羅するには時間がかかるそうです。なお、ZIF用に関して聞いてみたところ、予定はあるが具体的には決まっていないそうです。

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・PK99で明晃化成工業社が、iMac、Ibook向けのシステムラック「iShelf」を展示していました。ブースには同社のカタログに登場している桂 三ノ助さんが来ていました。

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・PK99でJ-PHONE関西がiMacから画像付のメールを、カラー液晶搭載の携帯電話「J-SH02」で受信するデモを行なっていました。

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