Mac Treasure Tracing Club
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2006年2月1日から3日までの3日間、サンシャインコンベンションセンターで開催されたPAGE 2006に関する特集ページです。



レポート

サカタインクス株式会社印刷製版機材事業部

米Brigh Tech社が開発・販売しているDAMシステム「MediaBeacon」の新バージョンとして、約10年ぶりにメジャーアップデート(日本での販売は2003年から)された「MediaBeacon R3volutiuon」を参考出品していました。


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アドビ システムズ社のXMPや、Mac OS X v10.4 "Tiger."のSpotlightにも対応し、DTPアプリケーションを含む200種類以上のグラフィックフォーマットや、ICC、MPEG4-AVC(H.264)を含むトランスコーディング、デジタル著作権、オフィス文書フォーマットをサポートし、それらをWebブラウザ上でデータの共有化することが可能になっているそうです。

運用体系も、1台のMacによる「デスクトップエディション」による運用や、「ワークグループエディション」によるグループ管理、企業レベルの「エンタープライズエディション」と3つのプロダクトラインが用意されているそうです。

特徴的な機能としては、ライセンス導入された複数のMac上にあるデジタルアセットを、管理・検索運用することが可能なほか、「DropZone」と呼ばれるアイコンパレットに、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけで、各社のワークフローと簡単に融合出来る機能などを搭載していました。


株式会社ロココ

Adobe InDesign CS2 日本語版に対応した自動組版ソリューション「MetaWorks 2.0」を参考出品していました。

従来のバージョンではServerとClientがセットだったものが、Clientのみの「Professional」(60万〜)と、ServerとClientの「Enterprise」(150万〜)の2つのソリューションに分かれて発売されるそうです。

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新しく加わった機能は、AutoFX 2.0をサポート。強化された自動組版機能、追加されたコマンド全てを設計出来る「Designer」で、Undo機能の追加、画面Tree内でのコマンドやアイテムの順序変更がドラッグ&ドロップで可能になっていました。

また、RDB、XMLDB、などの外部リソース形態を問わず、データの抽出、マッピング、更新をGUIによって簡単に定義処理することが可能な「Data Adapter」も追加(Professionalは一部機能制限有り)されていました。

InDesign Plug-Inによる自動組版機能は、ドキュメントの連結、小組の自動拡張、画像調整の拡張、表組、条件による書式変換などが追加されて強化されていました。

元々、Windows版で開発されていたため、4月にWindows版をリリースする予定で、年内にMac OS X版をリリースする予定だそうです。


株式会社プロフィールド

InDesign CS2 日本語版と連携するXML自動組版ソフト「ProDIX4.0」の展示と合わせて、新しくテンプレートが必要無い自動組版ソリューション「Pro APP」を参考出品していました。


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InDesignで紙面レイアウトを生成してから、ProAPPの「画像流し込み番号自動付与」機能を実施すると、自動的に、各グラフィックフレームに流し込み番号が付与され、出力見本に合番の手書きを行った後、レイアウトの変更により、再び合番の振り直しをする手間を省く事が出来るだけでなく、「画像流し込み番号表示切替」をオンにすることで、流し込み番号が入った状態で印刷出来る機能などを搭載していました。

また、用意した画像ファイルの名前の頭に、流し込みたい場所の番号を付けるだけで、自動的に誌面レイアウト上に画像を流し込んでくれる「画像流し込み」機能や、Photoshopを自動起動し、ページ内の配置画像をレイアウト上の実寸にリサイズしてから、元のアタリ通りに再配置してくれる「画像自動修正」機能などを搭載しているそうです。


株式会社地理情報開発

デジタル編集データから独自形式の高精細ベクターデータに作り直された国土地理院発行の数値地図25000を、Adobe Illustratorで扱いやすいデータに変換し、直接読み込めるようにする「PlugX - 数値地図Reader25000」を展示していました。


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Illustratorでの編集作業がスムーズになるよう、数値地図25000の道路情報の折線データを、ベジェ曲線パスに変換してくれたり、元データにあるキーワードを元に詳細なレイヤー区分や記号の生成や、市町村ごとにファイルが分かれているデータを、最大30市区町村まで同時に読み込んで正しい位置に自動接合してくれる機能などを持っているそうです。

また、Illustratorのベクトルアートワークで、サイズが大きい場合、クリッピングマスクで「隠す」のではなく、ベクトルオブジェクトそのものを「切り抜き」し、不要なデータをカットすることで、アートワークを軽く、扱いやすくしてくれる「Clipper Ver.1.0」や、ヒットしたテキストを一覧リスト表示して選択する機能と、そのリストをテキストファイルに保存する機能を備えた「TextSearch+」、実線か破線か、線幅はいくつか、閉じていないか、などの線の詳しい属性を正確に指定して、該当するパスをピックアアップすることが出来る「PathSearch+」、パスと文字をグループ化して作成した図形も自動で判別し、別のオブジェクトに一括で置換することも可能な「ObjectSearch+」の3つの機能を搭載した「Serch+ Ver.1.0」なども展示されていました。

なお、Illustrator CS2 日本語版への対応に関しては、アップデータではなく、多くの新機能を搭載した新製品による対応となる予定だそうです。


株式会社セラーテムテクノロジー

フォント管理ツールであるSuitcase X1とFont Reserve 3の強みを統合した製品「Extensis Suitcase Fusion」を参考出品していました。


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フォント集中管理や、フォントの識別技術などが可能で、簡単に大量のフォント管理を行うことが出来るようになっています。

集中管理機能「Font Vault」によって、フォントを一カ所に集め管理することで、不必要なフォントのコンフリクト、重複フォントなどの問題も避ける事ができ、作業環境に合わせたフォントライブラリーを利用することが可能だそうです。

また、InDesign、Illustrator、QuarkXPressの専用プラグインが用意され、各ドキュメント内で利用されているフォントを、プレビューしながら自動的に利用できるようにしてくれるオートアクティベーション機能や、破損フォントチェックや、重複したフォントで、ある作業だけは別バージョンのフォントを使用するといった事も可能だそうです。


株式会社フォントワークスジャパン

LETSサービス契約者向けに提供が開始された「筑紫ゴシック4書体」のプレビューをすると共に、名刺と交換で 筑紫シリーズで組まれたサンプルBook の配布を行っていました。

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名刺と交換で、筑紫シリーズのサンプルBookが貰える



エボルブテック株式会社

InDesign CS/CS2にも対応を果たした、数式作成ソフト「Math+Σagic」のデモを行っていました。

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本格的な数式作成ソフト "Math+Σagic"



この製品は、InDesignのプラグインとして連動して動作する「Prime Edition」、Quark の Xtension として動作する「XT」、1アプリケーションとして動作する事で、MS Office や AppleWorks に数式を入れ込める「Personal Edition」などのバージョンに分かれており、作成された数式はベクターデータとして書類に貼り込まれます。

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主要DTPアプリケーションと連動するだけでなく、単体アプリケーションも存在する



数式の書式フォーマットはプリファレンスで設定する事が出来、その設定ファイルは共有する事も可能。これによって書籍や会社単位で、数式の書式を自動的に統一させる事が可能となっています。

Math+Σagicがインストールされている環境では数式部分をダブルクリックする事で再編集が可能に、インストールされていなくとも数式はベクターで入っていますのでプレビューや出力が可能となっています。


株式会社恒陽社

オランダのWoodWing Software社が開発したInDesign及びInCopy向けのソリューションソフトウェア「Smart Connection Enterprise 4」のデモ展示を行っていました。

編集者(管理者)は、各ワークグループごとの進行状況を、InDesign、InCopyのデータを元に生成されたプレビューを見ながらチェックでき、クライアント側は、InCopy とInDesign またはリモートセットアップを使用して作業を行う事が可能だそうです。作業データは、Smart Connectionにログインすることで、予め設定されたユーザー権限が反映されたデータの元で作業を行うことが可能で、その作業状況を、クライアント側が、あまり意識することなくサーバー保存でき、作業分担の効率化が見込めると説明していました。

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全体ページの中で、特集ページを担当するグループがあるとして、そのグループで作業を行うデザイナーがInDesignに追加されるSmart Connectionからログインすると、自分が担当するページ領域のラフレイアウトのドキュメント作成を行うことになります。その、ラフレイアウトで、ライターに割り当てるテキスト領域を指定し、Smart Connectionに保存します。今度は、インターネットを通じて、ライターが、InCopyに追加されたSmart Connectionからログインすると、自分が担当するページデータが表示され、それにテキスト入力を行い、再びSmart Connectionに保存するといった流れになります。InDesignからInCopyデータを作成して、それをライターにメール等で添付送信するといった作業が無くなるだけでなく、進行状況が編集者(管理者)から絶えず確認出来るという仕組みは魅力的だと思いました。


株式会社Too パブリッシング事業部

ポルタルト社が開発した、テキストやDBなどの幅広いデータソースから各種レイアウトアプリケーションやHTMLファイルへ自動組版を実行するための汎用自動レイアウトエンジンパッケージ「Ge-DALE」を参考出品していました。

データソースとしてFileMaker Pro/CSV/MySQL/PostgreSQLを利用することが可能で、それらのデータを、InDesign、QuarkXPress、Illustraorの異なるソフトウェアに対して自動流し込みを行うことが可能だそうです。各アプリケーションのプラグイン形式ではないため、流し込み設定が同一の状態で、3つのアプリケーションによる作業を並行することが出来るのが特徴的でした。

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また、台紙と小組等で構成される複数のテンプレートを結合/配置しながらのレイアウトや、ページヘッダ/フッタ、オブジェクト調整機能をあわせて利用することができ、ページーが足りなければ、自動的に新規ページを起こしてくれる連続/変動性のあるページ処理も可能になっているそうです。

なお、発売は3月27日を予定していて、価格はオープンプライス(推定販売価格198,000円)とのことでした。


株式会社遊文舎

Illustratorで、チラシの自動レイアウトを行ってくれるApple Scriptベースの「遊・リーフ」のデモ展示を行っていました。同社の別売ソフトウェアであるカタログ自動レイアウトシステム「ふーぷ」に含まれている「ふーぷ:レイアウター」を、「リーフ:レイアウター」としてバンドルされていて、それを使用して割り付け設定を行い、TAB区切りのエクセルデータを読み込ませ、レイアウト指定を行います。その後、「リーフ:ビルダー」で自動流し込みを行う仕組みだそうです。

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割り付けが別アプリケーションで行うため、コマ数の修正などが発生した場合でも、一から流し込み前ドキュメントを作成し直す手間が無くなり、作業効率性が高いのが特徴的でした。


株式会社ベビーユニバース

Illustratorでの自動組版を行うプラグインソフト「TypeSet-Pro」(504,000円)のデモ展示を行っていました。CSV形式のファイルからデータを流し込み、Illustratorで設定した段落設定、文字設定、画像の配置などが可能で、雛形はHTMLベースになっているため、ユーザー側での簡単な雛形作成が出来るのが特徴的でした。

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また、従来からの固定レイアウトの表組やカタログ用組版機能に加え、データ内容による可変レイアウト処理などで複雑なレイアウト、デザインにも対応することができ、同社プラグイン「SerialBarcode」「AI2DCode-Pro」と連携すれば、流し込みの中に、バーコード/QRコードの自動作成、配置を組み込むことも可能だそうです。

なお、データベースとの連携や、完全オート組版処理には対応していない組版機能制限版「TypeSet-Lt」(198,000円)も販売しているそうです。


コムネット株式会社

Illutratorにバンドルされている「DXF形式での書き出し」時に発生する、データ形状が変わってしまう問題や、レーザーやプロッターなどの加工機でDXF出力できないなどの不具合をカバーするためのIllustrator用DFX出力プラグインソフトウェア「ArcXport2」、Roland・MIMAKI・GRAPHTECをはじめ、各社カッティングプロッタに対応したIllustrator用カッティングプラグインソフトウェア「CoCuPro2」、発売開始されてから、半年で1,000本売れている「ベクトル図案シリーズ」といった製品を展示していました。

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デモで面白かったのは、箱物を実際に印刷して組み立てて確認するのではなく、三次元形状を360度自由に拡大・縮小・回転をさせて表示させるOpenGL技術を採用した3Dデータによるプレビュー確認出来るIllustrator用プラグインソフト「FoldUP! 3D/CS」です。

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高機能版の「FoldUP! 3D PROFESSIONAL」では、箱展開図50種類を、自動製函機でも使えるプロクオリティーボックス定型集(パラメトリック集)、デザインの裏面をプレビュー表示させる両面機能、3Dプレビュー時に紙種別・紙厚を持たせてシミュレートすることなどが出来るそうです。


コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社

全ての画像処理作業の自働化を目的としたRGB画像入稿専用デジタルフロント・ワークフローサーバー「Imagehandler Pro」を展示していました。

多くのカメラメーカーのRAWデータの現像に対応していて、また、対応機種はプラグインによる提供で増える仕組みになっていて、現像処理過程におけるカラー調製も、Photoshopで行う作業と同一の値を使用することが可能になっていました。

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変換したい画像データが入っているフォルダに対して、「出力コントローラ」画面から、RAWデータに対するプロファイル値、RGB環境のプロファイル値を設定し、それらを変換設定を元に16bit中間ファイルで生成し、プリンタプロファイル値を通して確認用プルーフ出力と、指定した解像度値によるデータ書き出し(TIFF、JPEG、EPS、EPS-JPEG)を自動化することが出来るそうです。

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販売形態は、Power Mac G5 Quad、液晶モニター、RAIDシステムを合わせたセット方式で280万で提案しているそうです。また、オプションとして、ソフトウェア単体製品として、クライアントベースで作業のシミュレーションを行う事が出来る「Imagehandler Pro Simulator」を85,000円で販売するそうです。


三菱製紙株式会社

昨年のPAGE 2005で展示し、その後発売された面付けソフト「FACILIS Ver.4.0 Supremo」を展示を行っていました。なお、今回は、Windows版が発売されることになったというアナウンスのみで、新しい機能が追加されてはいませんでした。

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グラパックジャパン株式会社

特別な器具も訓練も不要な裸眼立体視が可能な印刷用新素材「HALS」で作成したプリントを展示していました。

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幅28インチ以上のUVオフセット印刷機、CTP出力解像度、2,000dpi以上の環境がある印刷会社であれば、このマイクロレンズシートの表面にカラー印刷を、裏面に視覚的パターンサイズから選んだドットパターンを印刷することで、立体的に見える印刷物が作成出来るそうです。展示されていたHALSの厚さは0.04mmでしたが、まもなく0.03mm厚のシートも提供出来るそうです。



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