・Apple Store, Nagoya
Sakaeのオープン前日、報道向けに内覧会が行われた。
今回、初めて日本に来日し、それが名古屋だったことが嬉しく思うと語った米Apple直営店担当ヴァイスプレジデント、ブリジット・バーマン氏が最初に説明を行った。

Apple Store, Ginza、Apple
Store, Shinsaibashiに続き、3店舗目となるApple Store, Nagoya Sakaeがオープン出来る事を嬉しく思うと述べた。アメリカで98店舗、日本で3店舗、イギリスに1店舗を展開し、非常に素晴らしい業績を記録していると述べた。
Apple Retail Storeは、主要な都市の主要な地域に適切な店舗を展開することが重要だと考えており、また、ライフスタイルセンターといったショッピングモールの中でも展開していると説明した。
Apple Retail Storeにおける2005年度第一四半期の売り上げは4,500万ドルに達し、来店者数は1千万人を記録したと説明した。
Apple Retail Storeが愛される理由について説明し、Apple Retail Storeは単なる店舗ではないと説明した。全ての人の為のストアとして、年齢に関係なくどのような方でも利用しやすいところであると述べ、また、適切なスタッフ(名古屋は32名、うちGeniusは6名)、豊富な品揃え(名古屋は700アイテム)、購入前に商品を実際に体験出来る、様々な分野でのPro知識を持った専門アドバイザー、ソフトウェアなどのインストールや、インターネット接続の方法などをサービスとして提供するカスタムサービスなどを提供すると説明した。
また、ハンズオンのトレーニングや、Apple Retail Storeが誇るGenius Barで、Macに関する様々な問題に対応し、こうしたサービスを無料で提供すると説明した。また、その日または翌日には修理を完了することが出来るサービス(ProCare)なども提供すると説明した。
最後に、ブリジット・バーマン氏は、地域に根ざした店舗を目指し、集える場所となるようなコミュニティースペースと捕らえて頂き、SoHoビジネスに関してなどのビジネスであるとか、様々な分野で活躍される方々のコミュニティースペースとなることを望んでいると説明した。
次に、米Apple 直営店担当リージョナル・ディレクター、スティーブ・ケイノー氏が、Apple Store, Nagoya
Sakaeに関して詳しい説明を行った。

Apple Store, Nagoya Sakaeのスタッフ達は、Windowsの知識もあり、Switchする上で適切なアドバイスを行うことができ、PhotoshopやFinal
Cut Proといったプロソフトウェアの知識をもったスタッフもいると説明した。
また、Apple Reatail Storeでは、スタッフに対してコミッション制度(売上制度)を採用していないので、非常にフレンドリーであると説明した。
Apple Store, Nagoya Sakaeでは、毎月130ものイベントが用意されているほか、ワークショップ、iLife
'05からFinal Cut Proといった製品の教室や、ユーザグループイベントなどのコミュニティーイベントも行ってゆく予定で、ワクワクするようなイベントをたくさん行ってゆくと説明した。
また、家族にとっても良い場所となるよう、Kidsセクションや、子供達が作った作品を発表するような機会も設けていると説明した。
ビジネスシーンにおける要求に応えるため、ビジネスソリューションの提供も行っており、また、ProCare(年間9,800円)といった迅速なサービスを約束するサービスも提供していると説明した。
こうした様々なサービスを提供することによって、通常の店舗以上の店舗といえると説明した。
グランドオープニングには、限定1,500枚の記念Tシャツや、毎日1台30日間iPod miniが当たる抽選会、Mac miniのデモ展示などを行うので、多くの来店者に来て欲しいと思っていると説明した。また、グランドープニングには、神田愛知県知事も来賓として出席されると説明した。
次に、Apple Store, Nagoya Sakaeの店長であるApple Store, Nagoya Sakae担当ストアーマネージャー、池内宏行氏(通称Hiroさん)が紹介され、情熱をもったスタッフが集まったApple
Store, Nagoya Sakaeにぜひ来て欲しいと述べた。

プレゼンテーション終了後、質疑応答が行われた。Apple
Store, Nagoya Sakaeの次の店舗に関して、ブリジット・バーマン氏は、日本はAppleにとって2番目に重要なマーケットだと考えており、次の店舗展開も考えているが、今、具体的に話せる段階ではないと明言を避けた。
Apple Store, Ginza/Apple Store, ShinsaibashiにはあるTheaterがApple
Store, Nagoya Sakaeにはないことに関して質問され、Apple Retail Storeの店舗を展開するに当たり、ロケーションが非常に重要だと考えており、この大津通沿いというベストな場所を選択することが出来たが、店舗スペースの問題でTheaterは設置出来なかったと説明した。なお、フラッグシップ店となるのかについては特に説明はされなかった。
店舗来店客数および売上目標に関しては、地域的な問題もあり一概にはいえないが、このApple Store, Nagoya Sakaeは、Apple
Store, Shinsaibashi店を越えるのではないかと思っていると説明し、現在、日本におけるApple Reail
Storeのセールス目標値をアップしようと考えていると述べた。しかし、具体的な数値に関しては公表することは出来ないとした。
Apple Store, Nagoya Sakaeに近い大須電気街におけるMacショップへの影響に関して質問され、AppleとしてはApple
Reatail Storeは小売りを補完する位置づけと考えており、ブランドをもっと多くの人に体験してもらうことが重要であると述べ、同時に、Apple以外の製品を多く扱っている販売店や、サードパーティーとも良い関係を築いてゆけるよう努力していると説明し、そういった努力によってAppleブランドの成長は成り立っていると考えていると説明した。
この点に関して、竹林広報部長が補足説明を行い、秋葉原、日本橋、大須といった専門店街に行かないような人に対してAppleを体験してもらうことが重要だと説明した。
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