・MacNN
Sales, Hardware
keynotesに掲載されたのを翻訳した内容で、オリジナル取材によるものではありません。
(この文章の著作権はMacNNに有ります。)
<Sales keynote>
現在Appleが進めている広告のプレゼンテーションの中で、Mitch MadichはAppleがWizを米国の新しいリセラーとして加えると発表した。
この日のもう一つの大きなテーマは「全く新しい販売チャネル」であった。これまでAppleとは全く関係が無かった販売チャネルで、Appleの製品をどのように販売してもらうか、という事に話が集中した。Amazon.comのMacintosh
Storeといった、新しい販売チャネルでMac関連の製品が1700点以上販売されたり、Wolf Cameraがまさにプロ向けのAppleの販売員そして販売業者として現在トレーニングされていると言った。
またThe Apple Storeにも触れ、Appleは自ら市場を拡大しようと努力しており、150種類以上のサードパーティの製品とともに、製品の全体の売り上げが年間7億ドルを目標にしているとも発言した。また教育市場への販売をAppleが100%直販で行う事を発表した。その為に昨年の11月と12月に60人もの新しい社員を雇って、Appleは「教育市場での最大の販売」を押し出すことで、最も直接的にかつ最も完璧な教育ソリューションを提供できる会社になるべく目指していると発言した。
Appleの教育市場でのシェアは31%まで増やしており、これは2位の競合他社と比べて約2倍に達するそうだ。
Worldwide Advocacy
Appleを成長させる為の一番よい方法は、Apple自身とAppleの販売店を通してAppleを奨励する事だと主張した。その引き合いにDemoDaysは今後も世界の至る所で無期限に行っていく予定だそうだ。
さらに昨年から「mystery shopper」プログラムを始めており、これが大きく成功していると述べた。彼らは北米の1,000ケ所とヨーロッパの4,000ケ所を巡っているそうで、ハードウェアとソフトウェアの陳列から、販売店の知識のレベルまで全てをチェックしており、米国のベストショップはフロリダ州のFt.
LauderdaleにあるMac centerであると発表した。
Market solution and focus
さらにApple.comのリソースもAppleをプッシュすべき大きな部分であると述べた。Appleは購買者に彼らが望んでいる多くのリソースを提供すべく望んでおり、将来はapple.comをMacユーザーの人生における中心的なリソース以上に位置づける事を望んでいると述べた。
<Hardware keynote>
John RubisteinとPhill Schillerは最初にAppleの教育市場とクリエィティブ市場におけるシェアの話から始めた。いずれもNo.1で、家庭市場でも昨年は9%だったが今年は17%に伸びたと発言した。
まず「Velocity Engine」という名前の由来について触れて、これはWisconsin州のMark Swansonという開発者から送られたのが元になったという事を明らかにした。
そしてAppleはPinaccle社の新しいデジタルビデオカードを搭載したPowerMac G4のデモを見せて、PowerMac
G4のアーキテクチャーの力を見せつけた。このカードとG4の組み合わせにより、リアルタイムで非圧縮のビデオ画像をG4の内部で1秒間に最大120Mバイト転送できるそうだ。またPowerMac
G4を用いてフルデジタルスタジオが1システムあたりおよそ1〜3万ドル必要だが、同等のハイエンドスタジオが1システムあたりおよそ25万ドルなのと比べると極めて安価であると強調した。
Multiprocessor Power Mac G4
次に、G4を2基搭載したMPシステムをMac OS Xで走らせるという素晴らしいデモを見せてくれた。このシステムはあくまで開発者の為の技術デモでしかないが、Appleが開発者にアプリケーションをマルチスレッド対応として開発することを勧めており、本日に強健なMac
OS Xで見せてくれるそうだ。Appleはこれが新製品の発表でも、この製品の発売を約束するものではないと強調していたが、AppleがMPシステムの開発するすべく毎日勤勉に働いているみたいだ。このマシンが2001年5月開催予定の来年のWWDCまで、もしくはそれ以前に登場する事を表明したのと同じである。
この素晴らしいデモでは、MPアーキテクチャーとG4に内蔵されているVelocity Engineのそのスピードを見せつけた。最初のテストでは、AppleはRSIからの衛生写真のデーターのリアルタイムレンダリングを行った。3回のプロセスを結果は:
Velocity Engineを使わないG4:8〜9秒
Velocity Engineを使ったG4:5〜6秒
Velocity Engineを使ったMP G4 (dual):3秒
スピードは明らかに速くなっていたが、G4チップのスピードなどは不明だった。
次の性能デモはデュアルG4マシンでQuickTimeとOpen GLを同時に走らせて行った。1基のプロセッサーのみでは、QuickTimeムービーを再生している時にはOpen
GLのアプリケーションはずいぶん遅くなったが、デュアルプロセッサーでは両方のアプリケーションはスムーズに動き、2基のプロセッサーは90%の能力を使って動作していた。
Power management, USB, FireWire, AirPort
Power managementについては、Appleによれば「Enegy Starを超えた」そうだ。Appleが設計している次世代のマザーボードでは、Power
Managementが最も重要な特徴の一つとしているそうだ。実際、見慣れた電球でも60ワットを消費する事を考えると、PowerMac
G4はスリープモードでは僅か4ワットしか電力を消費しない事は驚くべきことだそうだ。
(AladdinのInstallMalerの話は省略)
さらにMac OS Xで動作するUSBとFireWireの印象深いデモを行った。これらの技術はDP4ではこの領域は極めて強靱に仕上がっていると誇示した。
さらにAppleはFireWireの将来についての発表も行った。これには1394b(800Mbps)とmLan製品についての発表も含まれていた。これらには、ある特定のFireWireデバイスをマシンに接続すると自動的にアプリケーションが起動する、といった興味深いツールも紹介された。
AirMacのプレゼンテーションも行われたが、特に目新しい発表はなかった。
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