Mac Treasure Tracing Club
WWDC 2004

June 2004 MACお宝鑑定団
Mac News Link Read me Special
WWDC 2003 WWDC 2001 counter


WWDC 2004

tiger..jpg



2004年6月28日~7月2日の5日間サンフランシスコで開催されたWWDC 2004に関するページです。


関連 Link

WWDC 2004 Keynote Webcast(Apple)
WWDC 2004フォトレポート(Apple)
次期Mac OS X「Tiger」や30インチ液晶ディスプレイなどを公開(CNET Japan)
WDCのデモにみるジョブズ的イノベーションとリーダーシップ(CNET Japan)
次期Mac OS X "Tiger"初公開、Longhornに挑戦状 (MYCOM PC WEB)
TigerはServerバージョンでも新機能満載 - WeblogやIMなどのサーバも提供 (MYCOM PC WEB)
AppleのWWDC 2004が開幕、次期OS“Tiger”をプレビュー (日経BP)
WWDC 2004 レポート (PC Watch)
WWDC 2004前日レポート(PC Watch)
WWDC2004 PhotoAlbum(Driftkingdom)
WWDC 感想:「Panther 疾る、Tiger 咆える」(HAPPY Macintosh Developing TIME!)


発表資料

Mac OS X "Tiger"をプレビュー
30インチのApple Cinema HD Displayを発表
新機能を搭載し、性能アップしたXcode 2をプレビュー
Mac OS X "Tiger" Serverをプレビュー


基調講演レポート

・Steve Jobs CEOが登場し、今回のWWDC 2004には昨年よりも17%多い3,500人ものデベロッパーが参加している

sjobs01.jpg


今日で80店舗目となるApple Retail Storeをオープンし、1年間にRetail Storeの顧客数は2,000万にを越えたと説明した。次に、iTunes Music StoreやAirPort Expressなどの紹介を行ったあと、BMW社と共同で開発したiPodアダプターによって、iPodをハンドルから簡単に操作できると説明し、「これは本当に大きな最初のスタートとなる」と説明した。

昨年のWWDC 2003でPowerPC G5が1年以内に3GHzに到達すると説明したが、予想以上にPowerPC 970プロセッサーの90ナノメートル製造プロセスに大きな壁があり、それを越えるのが大変難しいと説明した。Intel社も3.2GHzから1年で3.6GHzしか性能向上を果たしておらず、それだけ難しいと説明した。しかし、これからも3GHzに到達出来るよう努力し続けて行くと説明した。

金属フレームを採用した新しいディスプレイを発表した。FireWireポートとUSB 2.0ポートを装備し、4つのコネクターを1つのケーブルでまとめ、PCなどでも使用出来るようDVIポートを装備している。

cinema30.jpg nvidia.jpg


20インチは1,299ドル、23インチは1,999ドルで7月から、23インチよりも77%表示領域が大きい、2560x1600ピクセル表示か可能な30インチを3,299ドルで8月から発売すると発表した。NVIDIA GeForce 6800 Ultra DDL グラフィックカードを使用することで、30インチディスプレイをデュアルで使用すると、800万ピクセル表示が可能になると説明した。

Mac OS X v10.3 "Panther"を発表して「驚くべき成果を上げた」とのべ、現在、Mac OS Xを使用しているユーザー数は1,200万人以上にもなり、12,000ものネイティブアプリケーションが出荷されていると説明し、オペレーティングシステムの移行は終わっていると言えると述べた。

Steve Jobsは、MicrosoftのBill Gates氏が、Appleとの関係は良好だと話したと紹介した。そして、Borland, Quark, Oracle, PeopleSoft,Sunなどが移行を完了していると説明した。

Alias社のBob Bennet氏が登場し、同社の製品の25%がMac版製品でだと説明した。そして「Maya Unlimited」を夏に発売すると発表した。

maya.jpg


UbisoftのKaren Conroeさんが登場し、同社のゲームソフト「Myst IV Revelation」のデモを行った。

Ubisoft.jpg


Naitive Instruments社のDaniel Haver CEOが登場し、AudioUnitsプラグイン「GuitarRig」のデモを行った。

sound.jpg


Analytic Systems Design社のAaron Anderson氏が登場し、地球外の衛星を追跡する「Orbit」のデモを行った。従来、こうしたソフトウェアはスーパーコンピュータが必要だったが、G5のパフォーマンスによって実現可能になったと説明した。



Mac OS X v10.4 "Tiger."は、2005年上半中に出荷する予定。SMBサポート、Windowsサポート、Mail機能の改善などに加え、全てのプロセスが64 bit対応となると説明。このMac OS X v10.4 "Tiger."には、150以上の新機能があると説明した。

tiger.jpg 64bit.jpg


iTunesの検索機能を、Finderやシステム全体で使用可能にする新しい検索技術である「Spotlight」を紹介した。手作業で見つけられないようなファイルも見つけだせると述べ、コンテンツや隠しデータの中味まで調べることが可能だと説明した。アドレスブック、Mailなどからも利用可能になると説明し、システム環境設定からはツールバーが無くなり、検索された内容に該当する設定項目が光ると説明した。

spotlight01.jpg spotlight02.jpg


Mac OS X v10.3 "Panther"でもっとも評判が悪かったMailに関して、Mac OS X v10.4 "Tiger."ではかなり向上してると説明した。新しいFinderはSherlockの機能の一部を備えていて、様々なファイルフォーマットに対応していると説明した。

spotlight03.jpg


次世代のコーデック技術であり、次期QuickTimeでサポートされる「H.264」を説明し、これはMac OS X v10.4 "Tiger."の標準となると説明していました。そして、AppleのQuickTimeプロダクトマーケティング担当Frank Casanova氏によるデモが行なわれた。

h264.jpg


次に新しいSafariを紹介した。現在RRSは、オンラインユーザーらが定期的にサイトをチェックする方法として人気だが、それらはシェアウェア、フリーウェアによって提供されてきた。これを新しい「Safari RSS」では、検索機能を含めたRRS機能を統合したブラウザーとなると説明した。

safari.jpg


Mac OS X v10.4 "Tiger."では新しいCore Audioに沿った新しい技術として、Core ImageとCore Videoを紹介し、CPU処理ではなくGPUによって処理される100以上のフィルターによって、リアルタイムに効果をかけられるようになると説明した。また、Core Video技術が、すでにMotionに採用されていると説明した。これら技術を用いることによって、ドラッグ&ドロップを中心としたランタイムアプリケーションが開発出来ると説明した。

coreimage01.jpg coreimage02.jpg


ステージ上にAppleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長Phil Schiller氏が登場し、「Funhouse」と呼ぶアプリケーションを使用して、Core Imageデモを行なった。開いた画像やQuickTimeムービーに対してフィルターを選ぶと、それらがリアルタイムに変化することを紹介した。

corevideo01.jpg corevideo02.jpg


Steve Jobsは、Mac OS X v10.4 "Tiger."は、.MacとのSync性能を改善し、また、デベロッパーが.Mac Syncを利用可能にするSDKを配布すると説明した。

次に、Widgetsなどの簡単なアプリケーションを動かすためのアプリケーション環境として「Dashboard」を紹介した。これらがExposeに統合されていることを紹介した。そして、デベロッパーに対してSDKの提供を開始すると説明した。

Dashboard01.jpg


次に、様々なアプリケーションを組み合わせて、作業を自動化することが出来るVisual Scripting「Automater」を紹介した。ステージ上にAppleのScriptプロダクトマネージャーSal Soghoian氏が登場しデモが行なわれました。そして、このAutomater SDKを本日から公開すると発表していました。

Automater.jpg


新しいiChat AVはH.264を採用し高画質となり、ビデオカンファレンスは3人、ボイスカンファレンスは10人と話すことが出来るようになったと説明しました。そしてSteve Jobsによってデモが行なわれました。Video Conferenceでは、ウィンドウ内に立体的な対面表示がされることを紹介しました。

ichatav01.jpg ichatav02.jpg


そして、これらの新しい技術を搭載したMac OS X v10.4 "Tiger." Previewを、WWDC 2004に参加しているデベロッパーに対して本日配布すると発表していました。

kubarimono.jpg

デベロッパーブースレポート

・Apple
新しい30-inch Cinema HDなどの展示が行われていました。デザインは非常にシンプルで、手で触れる部分以外には、ビス等がまったくないのが特徴です。

cinematenji.jpg


富士通テン
512のカットモデルや、508 PAWH、307 PASVなどの展示を行っていました。

fujitu.jpg


JBL
99ドルで来月発売のアンプ内蔵ポータブルスピーカー「on tour」を展示していた。単4電池×4本もしくは、ACアダプタで使用可能だそうです。

jbl.jpg

左が収納された状態で、使用する場合は引き出す。



DigitalAge
iPod (with Dock Connector)用をマウントして、張り出したスピーカーから音が出る「Portable Desktop Speaker」と、iPod miniを収納するケースが一体化した「Sound Walts」を展示していました。どちらも40ドルで販売するそうですが、音はかなりチープです。

Speaker01.jpg Speaker02.jpg

Portable Desktop Speaker

Sound Walts



・番外編
Mac OS X v10.4 "Tiger."のタイガーにかけて、阪神タイガースのユニフォームを着てる人発見。会場の話題を独占しまくりでした。

hansin.jpg

事前会場レポート

・今年のWWDC 2004は、サンフランシスコのMoscone Centerにて開催される。同じ会場で、SUNの「JavaOne 2004」も開催される。

regst.jpg javaone.jpg

受付の後ろに黒い幕で覆われたブースがある。

同日、同会場で開催される。その意味は後でわかる?



・受付の後ろ当たりに、黒い幕で覆われた展示ブースのようなものが設置され、しばらくすると、背面パネルも黒幕で覆われた。裏側には音響機器が運び込まれていて、そういった環境が必要になる展示なのかもしれない。いずれにせよ基調講演で、触れるサプライズが出現することは間違いなさそう。

kurobooth.jpg kuromaku.jpg

黒いブースで覆われた展示ブース

暫くすると、背面パネルも黒幕で覆われた。



・会場内には、先日BMW社とのiPod周辺機器発表を受けてか、BMW Z4とMINI CABRIO (7月発売)が展示されている。iPod向けデベロッパーへの発表でもあるのだろうか?

bmw.jpg mini.jpg

BMW Z4

MINI CABRIO



・今年の参加者には、リュックタイプのバッグと、グレーのAppleロゴ入りTシャツ、ノート、ボールペンが配られた。カバンは、おそらくGemline社のicon Backpackをベースにしたオリジナルデザイン仕様。(こっちの方がチープかも?)

bag.jpg bag02.jpg

右は、JavaOneの参加者に配られたバッグ。

サイドが開く、作りは結構チープ



・参加者にWWDC 2004開催期間中、Apple Storeで使える10%OFFクーポンが配付された。Apple Store San Franciscoに行ったが、iPod miniの在庫無し。Special dealsが店頭でも売られていた。いずれ、Apple Retail Store, Ginzaでも店頭販売されるかも?

applesf.jpg


夜、アップル主催のデベロッパー向け懇親会が行われた。アップルのデベロッパーリレーションズ&マーケティング担当部長服部 浩氏が挨拶し、続いてプロダクトマーケティング担当者の紹介が行われた、そして、元Livedoor社社長で、現Apple VPで日本のマーケティング部門を統括されている前刀禎明氏が挨拶を行った。

hattori.jpg sakito.jpg

服部 浩氏

前刀禎明氏




.

Copyright (C) 2000 Mac Treasure Tracing Club.
All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc.
AppleのColorSyncを使用しています。

取材:ichiro@- iPod Style -