Beats by Dr. Dreのノイズキャンセリングヘッドフォン「Beats Solo Pro Wireless」を試す #BeatsSoloPro
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Beats by Dr. Dreが発表した、ピュアアダプティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドフォン「Beats Solo Pro Wireless」(A1881)を試してみました。
アイボリー、ブラック、グレイの3色がラインアップされています。
また、More Matte Collectionとして、ライトブルー、レッド、ダークブルーもラインアップされています。
Solo Proは、折り畳み状態からヘッドバンドを開くことで電源がオンになるオートON/OFF機能が搭載されています。
Lightning接続による充電で最長22時間の連続再生が可能で、Pure ANCおよび透明機能をオフにした状態では最長40時間の連続再生が可能です。
Apple H1ヘッドフォンチップを採用し、Hey Siriにも対応しています。
アクセサリーとして、再生ファブリックを使用したキャリングケース、Lightning - USB-A充電ケーブル、カラビナが同梱されています。
USB電源アダプタは入っていないため、iPhoneやiPadに同梱されているApple USB電源アダプタなどを用意する必要があります。
Beats Solo3 Wirelessの215gに対して、Beats Solo Pro Wirelessは267gと52g重くなっています。
Beats Studio3 Wirelessの260gよりも重くなっています。
ヘッドスライダー部分にアルマイト処理されたアルミニウムを採用しているため、軽量化よりも製品の剛性品質を重視した作りになっているようです。
Beats Solo3 Wirelessと同じダイナミック型40mmドライバが採用されていますが、素材や形状を見直した新設計のドライバとなっています。
イヤークッション部分は、Beats Studio3 Wirelessに近い柔らかな感触になりました。
Beats Solo Pro Wirelessは、右側のヘッドユニット上に3つのマイク、左側のヘッドユニット上に1つのマイクが装備されています。
イヤーカップ内にもマイクが装備されていると考えられます。
Beats Studio3 Wirelessから採用された「Pure ANC」は、Apple H1ヘッドフォンチップによるAiアクティブノイズキャンセリングだと考えると良いです。
Beats Solo Pro Wirelessには2種類の再生モードが用意され「ピュアアダプティブノイズキャンセリング」(Pure ANC)機能により臨場感あふれるサウンドで自分の世界に没頭できる一方で、外音を取り込みできる「Transparencyモード」を使えば周囲の状況に気を配ることもできます。
左側のイヤーカップ下にあるモードボタンを1回押す度にPure ANC、Transparencyモードを切り替えることが可能で、モードボタンを2回押す度にこれら機能をオン/オフすることが可能です。
オーディオ再生を操作するには、Solo3 Wirelessとは逆となる右側のイヤーカップの b ボタンを押します。
音量調節も右側のイヤーカップ上にある音量調節ボタンを押して行います。
これまでのBeats by Dr. Dre製ヘッドフォンを使用してきた方には慣れが必要だと思います。
iOS 13.2以降がインストールされたiPhone、iPod touch (7th generation)、iPadOS 13.2以降がインストールされたiPadにBeats Solo Pro Wirelessを近づけると、ホーム画面上にAirPlayアイコンと共にデバイス名とバッテリー残量が表示されます。
macOS Mojave 14.6以降、watchOS 6.0以降でも接続して利用可能です。
Beats Studio3 Wireless同様に、iOS 13のコントロールセンターにあるボリュームコントルールで、Beats Solo Pro Wirelessのノイズキャンセリング機能のオン/オフが行えます。
また、外部音取り込み機能のオン/オフも行えます。
他社のように微調整する機能などは用意されていません。
Beats Solo Pro WirelessでApple Musicを再生してみました。
Beats Solo3 Wirelessと比べてフラット特製に変わった印象を受けます。
サウンドの広がり感は、同じPure ANCを採用したBeats Studio3 Wirelessの方が上のレベルだと思います。
macOS Catalina環境のMacBook ProとBeats Solo Pro Wirelessを接続し、iTunes Musicを再生してBluetoothコーデックを確認してみたところ「AAC」となっていました。
Beats by Dr. Dreは、Bluetoothコーデックの対応を明らかにしていませんが、SBCとAACの2つに対応していることは確認できました。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
超低音域から低音域が持ち上がり、再び中音域から高音域までなだらかに持ち上がる感じです。
中低音域を抑えたサウンド特性からみて、サウンドのライブ感を重視しているようです。
Beats Solo Pro Wirelessノイズキャンセリングヘッドフォンを有線ケーブル接続で使用する場合、充電用Lightningコネクタを利用する「Apple Lightning - 3.5mmオーディオケーブル」が必要になります。
有線接続の場合、右側イヤーカップ上の再生コントロールや、ボリュームコントロールは使用できませんが、左側イヤーカップ上のモードコントロールは有効になります。
Beats Solo Proのファームウェアは「2B371」となります。
ファームウェアのアップデートは、LightningケーブルでmacOS High Sierra 10.13 以降がインストールされたMacと接続し、Beats Updater経由で行います。