Beatsの「探す」対応ワイヤレスBluetoothスピーカー「Beats Pill」を試す
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Beats by Dr. Dreが2024年8月8日から発売するワイヤレスBluetoothスピーカー「Beats Pill」を試してみました。
旧モデルの「Beats Pill+」よりも軽量で携帯性が向上し、最大24時間のバッテリー駆動が可能となっています。
USB-Cオーディオと充電、IP67等級の防塵・耐水性能、iOSとAndroidの互換性を備えたBeats Pillはどんなシーンでも活躍するスピーカーです。
マットブラック、ステートメントレッド、シャンパンゴールドの3色がラインアップされています。
取り外し可能なキャリーストラップが付属しています。
Beats Pill+は、トゥイーター2基とウーファー2基による4ドライバー構成による2ウェイのステレオアクティブ・クロスオーバーシステムを採用していました。
Beats Pillは、1つのネオジム ツイーターと、1つのレーストラック・ネオジウム・ウーファーを採用したモノラルスピーカーとなっています。
Pillのウーファーは、より大きなエネルギー能力を持つマグネット・グレード(N50H)の向上と相まって、28%強力なモーター力を可能にし、90%以上の空気容積置換を可能にしています。
このデザインにはパッシブベースラジエーターはなく、ドライバーは20度の上向きの角度で配置され、その配置により、以前よりも効率的な空気の移動が可能になっています。
再設計された筐体デザインにより、Beats Pill+のデュアル円形ウーファーに比べ、ピストニックエリアが53%拡大されています。
Beats Pill+の背面には、外部デバイスを充電できるUSB-Aポート、3.5mmステレオ外部入力端子、本体を充電するためのLightningポートが装備されていました。
Beats Pillは、USB-Cポート1つのみ装備し、本体充電、外部デバイス充電、USB-Cデジタル外部入力の3つを兼ねる仕様となっています。
Beats Pillは、Fast Fuel機能により10分の充電で最大2時間の再生が可能です。
Beats Pillには、USB 2.0仕様で長さ135cmのUSB-C - USB-C充電・オーディオケーブル、クイックスタートガイド、特製ステッカーが同梱されています。
Beats Pillを充電するには、別途、USB-C電源アダプタが必要です。
Beats Pillはフル充電で最大 24 時間再生できます。
Beats Pill の電源をオンまたはオフにすると、バッテリーが全容量の 10% 以上充電されている場合はライトが白く点滅し、バッテリーが 10% 未満に充電されている場合はライトが赤く点滅します。
USB-C ケーブルを使用して Beats Pill を電源に接続します。
Beats Pill が充電されると、ライトが緑色に点灯します。
充電が完了すると、ライトが 10 秒間白く点灯し、その後消灯します。
Beats Pillは、細かい穴があいた金属製のフロントグリルと、筐体の残りの部分にマットなシリコン仕上げが施されています。
取り外し可能な、色を合わせたストラップが右側に付いており、底部には 4 つの小さな脚が付いているので、平らな面でもスピーカーを安定させることができます。
USB-C ポートは保護されていないものの、Beats PillはIP67等級の防塵・耐水性能に準拠しています。
水深 1 メートルまで最大 30 分間耐えることができ、プールやビーチ、雨の中でも安心です。
Beats Pillは高い密封性により、ホコリや砂、水を寄せつけません。
Beats Pillのペアリングは、AirPodsなどと同様にBeats Pill本体の電源を入れ、iPhoneやiPadなどのデバイスを近付けます。
設定アニメーションが表示されるまで待ち、セットアップピッカーが表示されたら「接続」ボタンをタップします。
セットアップピッカーが表示されない場合は、電源ボタンを 3 秒間押し続けて検出モードに入り、「設定」>「Bluetooth」に移動します。
Bluetoothがオンになっていることを確認し、Bluetooth デバイスのリストから Beats Pill を選択します。
iPhone、iPadの設定にBeats Pill設定が表示され、バッテリー残量、通話コントロール、探すに表示などの設定が行えます。
アクセシビリティで、空間オーディオヘッドトラッキングとして「iPhoneに従う」のオン/オフ、トーン音量の調整が行えます。
Beats Pillは、Beats Pill設定の「探すに表示する」または探すアプリから、Beats Pillを探せます。
Beats Pillを iPhone とペアリングしている場合、「iPhone を探す」を有効にした時点で自動的に設定されます。
Beats Pillの電源が切れていても接続されていなくても探せるようにしておくには、「“探す” ネットワーク」がオンになっているか確認してください。
Bluetooth接続で、Apple Musicの楽曲をBeats Pillを使用して再生してみました。
Beats Pillは、SBC、AACコーデックに対応し、かなり低音量が増し、ボーカルがはっきりしたサウンドで再生されます。
Google Pixel 8aに接続してみました。
Androidアプリ「Beats」をインストールし、ペアリングを開始すると、iPhoneで表示されるのに似たモーダルウィンドウが表示され、ワンタッチペアリングで利用できます。
2台のBeats Pillスピーカーを接続してステレオモードで利用したり出来ます。
Google Pixel 8aのデバイスの詳細でBeats Pillを確認したところ、バッテリー残量の確認が行えました。
また「HD オーディオ:AAC」「電話」「メディアの音声」「連絡先と通話履歴へのアクセスを許可する」のオン/オフが行えました。
MacのAudio MIDI設定で、オーディオ装置としてBeats Pillを確認したところ、Beats Pillは2チャンネルで最大解像度 32 ビット/48 kHz出力だと分かりました。
Beats Pillは、オーディオソース自体の入力はステレオで行われていて、それをBeats Pill内でプライマリー化される仕組みとなっているようです。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
超低音域から低音域がかなり持ち上がり、中低音域から中音域へとなだらかに下がり、中高音域から超高音域は、低音域と比べて半減するサウンド特製となるようです。
Beats Pillで電話に出る
Beats PillでiPhoneの着信に応答するには、中央のボタンを 1 回押します。
設定に応じて、中央のボタンを 1 回または 2 回押して通話を終了します。
iPhoneの通話音声を Beats Pill に転送するには、中央のボタンを 2 回押します。
2 番目の通話に応答し、最初の通話を保留にするには、中央のボタンを押します。もう一度押すと、通話が切り替わります。
着信を拒否するには、中央のボタンを 2 回押します。
USB-Cケーブル接続で利用する
Beats Pillは、付属するUSB-C - USB-C ケーブルなどを使用して、Beats Pill と iPhone、iPad、Mac などの別の USB-C デバイスを接続し、最大解像度 24 ビット/48 kHzのロスレスオーディオを含む音楽を鳴らすことが可能です。
USB-Cケーブル接続で利用する場合、そのまま接続するだけではUSB接続再生は使用できません。
USB-C 有線接続を使用して Beats Pill でオーディオを聴くには、電源ボタンを押しながら、Beats Pill を別の USB-C接続のデバイスに接続します。
Beats Pill を取り外すと、スピーカーの電源は自動的にオフになります。
Beats PillのUSB-C充電機能
Beats Pillの充電機能を使用して、iPhone、AirPodsなど他のデバイスを最大8W出力で充電できます。
別のデバイスを充電するにはUSB-C ケーブルの一方の端を Beats Pill に差し込みます。
USB-C ケーブルのもう一方の端を他のデバイスに差し込みます。
Beats Pill の電源ボタンを3回押します。
協力:Beats by Dr.Dre