iU 情報経営イノベーション専門職大学の在学生に聞いたMacの良い所は「エアドロ」とバッテリー持続時間が最強
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iU 情報経営イノベーション専門職大学(以下iU)にて、同大学で講師を勤める松村太郎氏の呼びかけで集まった情報経営イノベーション学部の6名の在学生に、Macをどう使っているかについて語ってもらう座談会を取材しました。
2020年4月に開学した本校は、当初、学校指定パソコンとしてMacは含まれていませんでしたが、2023年4月から学校指定パソコンにMacが加わり、学生のMac購入率が8割にもなっているそうです。
集まった学生のうち5名は、Appleシリコン搭載Macを所有し、1名はHP製ノートパソコンを所有していました。
Macをどのように使っているか話してもらったのですが「MacとWindows PC」で出来ること出来ないことの差を語るのかと思っていたところ、パソコン上で使用する上での差はなく全員が「エアドロ最強」だと語り、作成物や授業での共同作業において、AirDropを使用することによる生徒間同士の共有の手軽さを一番に上げていました。
Mac OS X 10.7 Lion以降、iOS 7以降から導入された「AirDrop」は、近くにあるほかの Apple 製デバイスと写真や書類などのコンテンツを共有し、相手からも受け取ることができます。
iUは、インターネットのバックボーン性能が高く、加えて学内Wi-Fi性能も高いため、USBメモリなどにコピーして渡したりするよりも、AirDrop経由で何GBのファイルも高速に受け渡しが出来ることが便利だと力説していました。
その中で、同じ学内起業に所属するHP製ノートパソコンを所有する学生さんは、OneDriveなどにコピーした後に、ダウンロード先のURLを共有するなど一手間かかり、それが「受ける側・渡す側の両方に発生する」ことが面倒だと感じていると話してました。
同大学の一期生である米山さんは、入学時にWindowsパソコンが指定だったのに敢えてMacを購入した一人ですが、入学する前にWindowsパソコンじゃないと問題が出たりするのか?と質問したところ「プログラミングの授業の時にMacだと使えないかもしれない。」と言われたそうです。
実際に開校してプログラミングの授業を受けたところ「先生が使用してるのはMacだった。」と話し、笑いが起きてました。
現状、Macだから出来ないことはないし、むしろディスプレイ品質が良いことを上げていました。
在学生の方々が次に上げたのは「Appleシリコン搭載Macのバッテリー性能」でした。
同大学もコロナ禍はリモート授業となり、1講義の時間が90分だったため、大学指定のWindowsパソコンを使用していた学生は、リモート授業中にバッテリーが切れてオンライン授業から脱落する率がとても多かったと話していました。
松村氏は「脱落するのは自分の講義が面白くなかったからなのかと思っていたけど、そうじゃなかったことが分かって安心した。」と話し、笑いが起きてました。
2023年度から指定パソコンとしてMacBook Airが加わったが、入学する学生の8割がMacを選択した理由の多くは「先輩のアドバイスが大きいのではないか?」という可能性が高そうでした。
学生生活における「エアドロの簡便さとバッテリー持続時間」は、学校生活で得た経験が元になっているため、とても説得力があるようでした。
今回、集まった在学生の方に「最初にトラックパッドを触ったのはいつか?」と質問してみました。
5年前の2018年4月に名古屋大学生の方々向けに行われた「Mac講座」では、入学式前にMacを選択した新入生24名のうち、Macを触った事がある人は「0人」で、マルチジェスチャーのトラックパッドに戸惑ったり、トラックパッドを使ったドラッグ&ドロップがなかなか出来なかったりしていた現場を見ていたからです。
今回の在学生はiPhone世代であり、自宅にあったパソコンはWindowsノートパソコンが多く、マウスよりもトラックパッドを触っていた人が多かったことを知りました。ただ、Mac で「Multi-Touch ジェスチャ」の操作を体験した時は衝撃を受けたと話してました。