GoogleのAndroid スマートフォン「Google Pixel 9」をチェック
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Googleが2024年8月22日より発売する、最新の「Google Tensor G4 チップ」を搭載した「Google Pixel 9」をチェックしてみました。
50メガピクセルのOcta PD 広角カメラを搭載し、画像や動画を高品質で捉えます。さらに、新しい 48メガピクセルのQuad PDウルトラワイド カメラが近距離のマクロ撮影を可能にしました。
Android 14を搭載し、Wi-Fi 7(802.11be)に対応しています。
Google Pixel 9同梱品には、SIMピン、USB-Cケーブル、マニュアルなどが同梱されています。
Google Pixel 8aに同梱されていたUSB ケーブルの接続端子を変換できるクイック スイッチ アダプターは同梱されなくなりました。
Google Pixel 9は、初回セットアップ時に、別のGoogle PixelまたはAndroidデバイスに加えて「iPhoneまたはiPad」から設定やアカウントなどをコピーできる機能が搭載されています。
移行可能なデータは、連絡先、カレンダー、iPhoneに保存されている写真、動画、テキスト メッセージと iMessage、WhatsApp のチャットの履歴。無料アプリ(iPhone版が Google Play にある場合)、MP3 と音声ファイル、メモ、壁紙(標準デバイスの壁紙を使用していない場合)、通話履歴、ホーム画面のレイアウト、アラームなどです。
iPhone 15 ProからGoogle Pixel 9へデータ移行は、USB-C to USB-Cケーブル接続で行うことで素早く行えます。
iPhone の準備として、SIM カードが iPhoneデバイスに挿入されている状態で、[設定] > [メッセージ] に移動して [iMessage] をオフにします。
FaceTimeも同じように操作します。[設定] > [FaceTime] に移動して [FaceTime] をオフにします。
iPhone側のバックアップが暗号化されている場合は、パスワードの入力が必要です。
なお、iCloud にのみ保存している写真や動画は直接コピーはできません。
Google Pixel 9の生態認証は「指紋認証」と「顔認証」の2つが利用できます。
指紋認証はディスプレイに内蔵された指紋認証センサーを利用する方式で、ディスプレイに指を乗せるだけでロックを解除でき、Google Pixel 9を持ち上げる必要がありません。
机に置いたまま操作したいときにも便利です。
Google Pixel 9は、AIアシスタント「Gemini」が標準搭載されていて、Androidアプリ「Google Gemini」も標準インストールされています。
文章やリストを作成する、アイデア出しをする、新しい知識を習得するといったことが行えます。
なお、2,900円/月の「Gemini Advanced」を契約すると、さらに多くの機能が利用できます。
Google Pixel 9セットアップが完了してホーム画面を見てみると、iPhone側にインストールされていたGoogle製アプリなどの設定や履歴なども移行されていました。
その後、Google Playから他のGoogle製アプリをインストールしました。
かなり多くのアプリが用意されていることを知りました。
カメラ機能
カメラアプリ「Pixel カメラ」に、Google Pixel 9シリーズ以降で利用可能な機能として「一緒に写る」が搭載されています。
集合写真を撮ったあとで、他の誰かと交代して同じように集合写真を撮ってもらえば、全員がそろった写真を作成できます。
カメラが「一緒に写る」機能を使って 2 枚の写真を合成することで、撮影者も集合写真に加わることが可能です。
Google Tensor G4 チップ仕様とベンチマーク
Google Pixel 9に「Geekbench 6」をAPKインストールし、Google Tensor G4 仕様をチェックしてみました。
8コア、3.1GHz Cortex-X4 (x1)、2.6GHz Cortex-A720 (x3)、1.95GHz Cortex-A520 (×4)でした。
Google Tensor G3と比べてミドルコアが1つ減っていることが分かります。
この減った1コアに、Google独自のNPUをのせていると考えられます。
Geekbench 6によるCPUベンチマーク計測も行ってみました。
マルチコア性能は、Google Pixel 8aのGoogle Tensor G3と比較して約1.34倍性能が向上しています。
この性能は、Samsung Galaxy S23/Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy/2.0 GHz、iPhone 12/Apple A14 Bionic 程度の性能だと考えられます。
Google Pixel 9のGoogle Tensor G4 GPU 仕様は、引き続きArmの「Mali-G715」が採用されています。
可変レートシェーディングと改善された実行エンジンにより、パフォーマンス、電力、エネルギーが最適化され、モバイルにおける優れたゲーム体験が可能になります。
Geekbench 6によるGPUベンチマーク計測も行ってみました。
OpenCLベンチマーク性能は、Google Pixel 8aのGoogle Tensor G3と比較して約1.16倍性能が向上しています。
この性能は、Huawei Mate 40 Pro/HiSilicon Kirin 9000/2.0 GHz程度の性能だと考えられます。
アクセサリー
Google Pixel 9用ケースとして、Google純正ケース「Google Pixel 9 ケース」を装着してみました。
Google Pixel 9ケースは、Google Pixel 9 Proでも利用可能となっています。
ケースには製品の全重量に対して、Google Pixel 8a用ケースより4%増となるリサイクル素材を 42% 以上使用していて、リサイクル プラスチック素材を 75% 使用したポリカーボネート製シェルで作られています。
汚れにくいシリコン素材で出来ていて、表面はすべすべ触感で気持ちよいです。
Google Pixel 9は、USB-Cケーブルを使用した充電を行う場合、最大最大27W充電となります。
なお、Google Pixel 9 Proも最大27W、Google Pixel 9 Pro XLは最大37W、Google Pixel 9 Pro Foldは最大21Wとなります。
Apple MagSafe充電器を使用してGoogle Pixel 9をワイヤレス充電してみました。
ちゃんとワイヤレス充電することが出来ました。
Google Pixel 9はQi対応のため、最大7.5W出力でワイヤレス充電が可能です。
Google Pixel 9に、Beatsのワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン「Beats Fit Pro」を接続してみました。
Androidアプリ「Beats」をインストールし、ペアリングを開始すると、iPhoneで表示されるのに似たモーダルウィンドウが表示されます。
ワンタッチペアリングで利用できます。
Google Pixel 9に、Androidアプリ「Apple Music」をインストールし、楽曲をBeats Fit Proで試聴してみました。
音質はiPhone 15にBeats Fit Proをペアリングして楽曲再生する場合と同じです。
なお、Google Pixel 9は「空間オーディオ対応」のため、Apple Musicで空間オーディオ再生が可能です。
Beats Fit ProはiPhoneの「探す」には対応しますが、Androidの「デバイスを探す」には非対応となります。
ですが、Androidアプリ「Beats」から「Beatsを探す」を利用することで、同様の探す機能は利用可能です。
協力:Google