GoogleのANC搭載完全ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds Pro 2」をチェック
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GoogleのANC搭載完全ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds Pro 2」をチェックしてみました。
新しい Tensor A1 チップと組み合わせることで、Google Pixel Buds Pro(第 1 世代)と比較して27%の小型化および軽量化が可能になり、同時にパフォーマンスとバッテリー寿命の向上を実現しています。
Google Pixel Buds Pro 2ヘッドフォンには、パワフルな低音のための11 mm 大口径ドライバとなめらかな高音のための新しい高周波チャンバーが備えられています。
Google Pixel Buds Pro(第 1 世代)と比較してノイズが 2 倍ブロックされ、クリアな通話音声が実現します。
Silent Seal 2.0 を使用したアクティブ ノイズ キャンセリングによるユーザーの環境への適応は 1 秒あたり最大 300 万回行われ、ノイズのブロック性能がこれまでの最大 2 倍になります。
Google Pixel Buds Pro 2をGoogle Pixel 9 Proにペアリングしてみました。
Google Pixel Buds Pro 2を充電ケースの中に入れたまま、充電ケースをGoogle Pixel 9 Proの隣に置きます。
Google Pixel 9 Proにポップアップ通知が表示され、セットアップの残りの手順が示されます。
Google Pixel 9 Proの設定>接続設定から「Google Pixel Buds」アプリを起動し、Google Pixel Buds Pro 2の設定項目を確認してみました。
アクティブ ノイズ コントロール(ANC)には、ノイズをコントロールするための 3 つのモードが用意されています。
・ノイズ キャンセリング:外部ノイズをブロックし、この機能を有効にすると、チャイムが 1 回鳴ります。
・外部音取り込み:音を取り込んで周囲の音声が聞こえるようし、この機能を有効にすると、チャイムが 2 回鳴ります。
・オフ:どちらのアクティビティの状態も無効になり、この機能を有効にすると、チャイムが 1 回鳴ります。
Google Pixel Buds Pro 2は、ノイズ キャンセリング モードを外部音取り込みモードに自動的に切り替え、会話している間はメディアを一時停止してくれる「会話検知機能」が利用できます。
自身と会話相手の両方が話し終えると、メディアが再開されます。
空間オーディオ
Google Pixel Buds Pro 2は「空間オーディオとヘッド トラッキング」に対応しています。
Android 13以降で実装された高品質の空間オーディオのオーディオ形式は以下の通りです。
・AAC、5.1チャンネル
・Raw PCM、5.1チャンネル
・Dolby Digital Plus
・5.1.2、7.1、7.1.2、7.1.4 チャンネル
さらに、Google Pixel 6以降の端末(a端末除く)には、Dolby Audioのサポートが追加されています。
Appleの空間オーディオはDolby Atmosがベースになっています。
どちらも名称として「空間オーディオ」を使用していますが、オーディオ形式は同じではありません。
Google Pixel 9 Proで「YouTube Music」アプリを使用し「【立体音響】カノン / パッヘルベル」を、Google Pixel Buds Pro 2で試聴してみました。
ヘッドトラッキングに対応し、頭を左右に動かしても、音の定位置は正面から動いていないことが確認できました。
Google Pixel 9 Proに「Apple Music for Android」アプリをインストールし「空間オーディオとロスレスオーディオの視聴方法」をGoogle Pixel Buds Pro 2で再生してみました。
空間オーディオ再生には対応せず、ヘッドトラッキング動作にも対応していません。
これは、Google Pixel Buds Pro 2の空間オーディオはDolby Atmosをサポートしていないためだと考えられます。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
中低音域から持ち上がり、中高音域から超高音域までは特製を維持した感じです。
ライブな部屋のセッティングといった感じで、ANCを有効化した場合に高音域全般を調整する特製となっています。
ワイヤレス充電
AppleのiPhone 16シリーズを最大25Wワイヤレス充電可能な「MagSafe充電器」(Model A2580)を使用して、Google Pixel Buds Pro 2の充電ケースを置いてみました。
MagSafe充電器はQiワイヤレス充電にも対応しているため、Google Pixel Buds Pro 2の充電ケースをワイヤレス充電することが出来ました。
聴覚の健康維持
Google Pixel Buds Pro 2は、自分がどれくらいの頻度で大音量にさらされているか、状況を把握できる「聴覚の健康維持」が利用できます。
音量レベルの通知を使用すると、推奨される限度を超えた音量にさらされた場合に通知を受けます。
イヤホンの現在の音量レベル(デシベル(dB)で表示)と、過去24時間および過去7日間の曝露レベルを確認します。
暴露測定では、音量が時間経過とともに測定され、聴き続けることで、曝露が累積されて推奨限度に近づいていきます。
デバイスを探す
Google Pixel Buds Pro 2は「デバイスを探す」に対応していて、紛失したGoogle Pixel Buds Pro 2がまだデバイスに接続されている場合は、Google Pixel Buds Pro 2を鳴らすことで見つけやすくなります。
左右のヘッドフォンユニット、充電ケースを個別に鳴らすことが可能です。
この呼び出し音は小さい音量で始まり、時間が経つにつれて徐々に大きくなります。
iPhoneと接続
Google Pixel Buds Pro 2の充電ケースのペアリングボタンを押し、iPhone 16 Proと手動でペアリングを行ってみました。
ヘッドフォンとしては認識されますが、Google Pixel Buds Pro 2の機能変更はiOSのシステム上からは行えず、ヘッドフォンユニットをタッチしてのハードウェア操作による設定変更は可能でした。
iPhone 16 Proに「YouTube Music for iOS」をインストールし、Google Pixel 9 Proで再生した同じ楽曲を再生してみました。
Google Pixel Buds Pro 2は、iPhone 16 Proでは空間オーディオ再生が出来ませんでした。
協力:Google