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AppleのHomePodとSONYのLF-S50Gとの仕様比較

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HomePod

HomePod

Appleが2018年初頭(1月〜5月)に発売を延期したスマートスピーカー「HomePod」と、SONYのスマートスピーカー「LF-S50G」との仕様を比較してみました。

HomePodは、A8チップを搭載し、HomeKitのスピーカーとして唯一認識される製品です。

LF-S50Gは、Google アシスタントに対応し、HomePodはSiriに対応しています。


LF-S50G

LF-S50G

2016年09月にBloombergが、Appleは、Amazon Echoのような、Siriに対応したスマートホームデバイスを計画していると報道されていた製品で、当初はiPhoneの据置スピーカーとして開発されていたようです。

HomePodは802.11a/b/g/n/ac(MIMO)、Bluetooth 5.0仕様で、LF-S50Gは5GHz帯をサポートしていますが、802.11a/b/g/n仕様となります。


HomePod

HomePod

サイズを比較した場合、HomePodの方が高さ1cm、直径3cm大きいサイズとなります。

HomePodの重さは2.5kgなのに対して、LF-S50Gの重さは約750gと軽量ですが、これは、ACアダプターが別になっているためで、HomePodは電源が内蔵されています。


LF-S50G

LF-S50G

HomePod、LF-S50Gのどちらも外部入出力ポートを装備していません。

LF-S50GはBluetoothスピーカーとしても使用可能で、HomePodはマルチストリーミング可能なAir Play 2スピーカーとして使用出来ます。

なお、LF-S50Gには、店頭デモなどでUSBメモリ内の楽曲を再生する隠しUSBポートが装備されています。


HomePod

HomePod

LF-S50Gは、頭頂部のタッチセンサーをジェスチャーで操作することで、音楽の再生・停止/曲送り・曲戻し/音量調整/ボイスアシスタント起動などが行えます。

HomePodもSiriコントロールだけでなく、頭頂部のタッチセンサーで操作することが可能のようで、Siriをオフにしてタッチセンサーだけ動作可能にすることも出来るようです。


LF-S50G

LF-S50G

LF-S50Gは、スピーカーグリルを撥水処理し、防滴(JIS IPX3相当)を実現しており、カバーは取り外して水で洗浄できます。

HomePodの表面はメッシュ生地で覆われていますが、外すことはできません。

HomePodが2台あると、ホームアプリからペアリングすることでステレオスピーカーとして使用可能になります。


HomeKit

HomeKit

LF-S50Gは、iPhoneの場合「Google アシスタント」アプリで、スマートホーム連携が可能なのに対して、HomePodは、iOS 11以降の「ホーム」アプリからコントロールする仕組みとなります。

HomeKitアクセサリーであるため、ホームアプリから、HomePodが設置されている場所を選択し、iCloud にサインインしている相手を参加させることで、複数メンバーでSiriコントロールすることが可能になると思います。

日本で取得したApple IDでもHomeKit管理可能ですが、HomePodのSiri言語は英語(米国、英国、オーストラリア)のみしか利用できません。


LF-S50G

LF-S50G

LF-S50Gは、ジャスチャー操作時に、天面のサークル状LEDが明滅し、本体中央の7セグLEDを使った時計表示などが装備されています。

ジェスチャーで音量調整する場合、時計表示が音量カウント表示に変わったりします。

HomePodは天面上にSiriを示す表示がされていますが、特定の固定表示は出来ず、オン/オフのみとなるようです。


HomePodは、英語圏のオーストラリア、英国、米国の3ヶ国を皮切りに発売される予定ですが、iPhoneのように手元でSiri認識するのとは異なり、米国語、英国語、オージー英語を、部屋の角に置かれたHomePodで、Apple Musicの再生中などに、対角線上の離れた場所から聞き取る必要があり、その精度を向上させることが難しく、他言語対応は時間が掛かりそうです。


HomePod

HomePod

オーディオ機器の音はその大半が(50〜70%以上)が「部屋の反射によって作りだされた音」なので、HomePodのような環境に合わせてサウンドを調整するスピーカーは、次世代型スピーカーですが、同様の製品は、AI機能「Smart Sound」を備える「Google Home Max」しかない状況となり、理解されるのに時間が掛かりそうです。


Google Home Max

Google Home Max

Google Home Maxは、Far-Field音声認識用に6個のマイク、11.4cmのハイエクスカーション対応DVC(デュアルボイスコイル)ウーファー2個、1.8cmのカスタムツイーター2個をを搭載し、入力:USB-C(イーサネットとデジタルオーディオドングル用)、3.5mm補助入力、Bluetoothに対応し、2台でステレオスピーカーとして使用する機能も装備しています。


HomePodとiPod Hi-Fi

HomePodとiPod Hi-Fi

HomePodは、環境音、音声認識など用に6個のマイクを搭載し、ハイエクスカーション対応ボイスコイルウーファー、ベンテッドボイスコイル ボビン構造のアルミドームツイーターを7個搭載するものの、入力端子は装備されていません。

iPod Hi-Fiが持っていたバッテリーで動くポータビリティと外部入力対応があればなと思います。



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