Appleの小型スマートスピーカー「HomePod mini」をチェックしてみました。

S5チップを搭載し、ドライバーとパッシブラジエーターの動きをリアルタイムに制御する「コンピュテーショナルオーディオ」機能を実現しています。

本体の重さは345gで、ホワイトとスペースグレイの２色がラインアップされています。

本体から直接出ている電源ケーブルは、HomePod（2018）のコンセント電源ケーブルとは異なり、USB-C接続式電源ケーブルとなります。

長さは約1.5mで、HomePod（2018）同様に取り外しは出来ません。

アクセサリーとして、Apple 20W USB-C電源アダプタ（A2305）が付属します。

HomePod miniとHomePod（2018）を比べてみました。

半分以上小さい大きさだと分ります。

HomePod（2018）は、HomePodソフトウェア 14.2以降から、Apple TV 4Kに接続してステレオ、サラウンドサウンド、ドルビーアトモスオーディオに対応していますが、HomePod miniは対応していません。

iPad Pro 11-inch、iPad Pro 12.9-inchに同梱された「Apple 18W USB-C電源アダプタ」（A1720）でも動作可能か試してみたところ、上部に赤いライトが点滅し、正常な電源入力が得られてない表示がされ使用できませんでした。

このことから、HomePod miniは、USB PD/20W以上のUSB-C電源アダプタが必要だと確認できました。

HomePod miniは、バッテリーを搭載していませんが、USB PD/20W出力以上の性能を持つバッテリーに接続して使用することは可能です。

ただ、USB PD/20W出力以下のUSB PD出力対応バッテリーに接続した場合は、上部に赤いライトが点滅し、正常な電源入力が得られてない表示がされます。

バッテリー搭載スマートスピーカー「Sonos Move」のような使用はちょっと難しそうです。

HomePod miniを、iPhone 12 Proのインターネット共有で使用可能かテストしてみたところ、設定に手順が必要ですが、使用することは可能でした。

Bluetooth接続によるAirPlay 2スピーカー以外に、屋外でSiriスピーカーとしても使うことは可能です。

なお、Appleはサポート情報の中で「インターネット共有も使える場合がありますが、推奨されていません。」と説明していて、一応使えると説明しています。

写真：mcknryu

@macotakara

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