Apple Vision Proで高画質でクリアな写真キャプチャを撮る方法
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Apple Vision Proは「デジタルクラウンとトップボタンを同時に押す」または「Siri, take a screenshot.」と言って画面キャプチャー撮影が出来ます。
また、Xcode 15のメニューのWindow>Devices and Simulatorsを選び「Devices」タブを選択して、Apple Vision Proをペアリングし、その画面の「Take Screenshot」ボタンをクリックして撮影することも出来ます。
Xcode 15とペアリングする場合、visionOSの設定>プライバシーとセキュリティ>Developer Modeをオンにして再起動する必要があります。
物理ボタンを使った画面キャプチャーや、Xcode 15のTake Screenshot撮影の場合、どちらも視線UIの影響で、視線の先にフォーカスが当たり、そのまわりはディミングされ、ぼけた感じになります。
Xcode 15のApple Vision Pro Simulatorを使用した場合のようなクリアな画像を撮影するのは難しいです。
Appleは、Apple Vision Proの画面&動画キャプチャ撮影を行う方法として、誰にも気付かれず、ずっと前から準備していました。
それは「Reality Composer Pro」を使用する方法です。
Xcode 15のDevices and Simulators「Devices」でペアリングした状態で、Reality Composer Proを起動し、メニューのFile>Developer Caputreを選択します。
ポップアップメニューからキャプチャするデバイスとしてApple Vision Proを選択します。
Apple Vision Proからスクリーンショットのキャプチャを開始するには、Developer Caputreダイアログのカメラアイコンが付いたボタンをクリックします。
カウントダウンボタンをクリックして、3秒のカウントダウン後にスクリーンショットをキャプチャします。
カウントダウンなしですぐにスクリーンショットをキャプチャするには、スペースバーを押します。
Apple Vision Proから動画キャプチャを開始するには、Developer Caputreダイアログでビデオカメラボタンをクリックします。
動画キャプチャは60秒を超えると終了します。
なお、動画キャプチャは、Apple Vision Proの負荷が高くなると安定しません。
Developer Caputreで撮影した写真キャプチャは、物理ボタンを使った画面キャプチャーや、Xcode 15のTake Screenshot撮影の場合と異なり、Xcode 15のApple Vision Pro Simulatorを使用した場合のようなクリアな画像を撮影することができ、ファイルサイズも大きく高画質で撮影できます。
なお、物理ボタンを使った画面キャプチャーや、Xcode 15のTake Screenshot撮影の場合と、Reality Composer ProのDeveloper Caputre撮影の場合と比べ、Developer Caputreの方がディスプレイで見ている画面より下側がカットされます。
このため、Developer Caputreを使用する場合は、通常より少し視線を変える必要があります。