GQ:Apple幹部、Apple Watch Series 10に関して語る
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
GQ UKが、Apple Watch Series 10に関して、AppleのApple Watch製品マーケティング ディレクターEric Jue氏、ヒューマンインターフェースデザイン担当Alan Dye氏、Apple Design StudioのMolly Anderson氏へのインタビューを掲載しています。
Apple Watchは、2014年9月10日に発表され、2015年3月10日に発売が開始された製品で、今年で10年目を迎えましたが、Eric Jue氏は「スティーブ・ジョブズ氏は『偉大なことを成し遂げれば、振り返ることに多くの時間を費やすことはない。』と言っていました。」と話し、Appleは記念日をあまり好んでいないと説明したそうです。
ユーザーの動きにわずかに反応して輝く目盛り盤が特徴の「リフレクション文字盤」は、ブレゲやオーデマ ピゲの象徴的なロイヤル オークに多く見られるような、シルバーやゴールドに規則的なパターンを手彫りで彫り込む「ギヨシェ文字盤」をモデルにしており、 Watch に内蔵されたジャイロスコープ、センサー、更新されたディスプレイを使用して、手首に当たる太陽の光とともに輝くと説明しています。
Apple Watch のデザインチームは、Apple Watch のデザインチームは、Apple Watch Hermèsにおけるエルメスチームとの長い共同作業からインスピレーションを受けることが多く、エルメスチームが「自分勝手なディテール」と呼ぶものを通じて、Apple Watchに少し無秩序さを取り入れることを楽しむようになったそうです。
この「自分勝手なディテール」精神に触発され、Apple Watch のデザインチームはダイビング機能を初代 Ultra の基盤部分に組み込むことになったそうで、Eric Jue氏は「Mollyと自分はダイバーなので、Ultra には素晴らしい機能が必要だと考えてかなりプッシュしたが、Apple はダイビング会社ではありません。」と話し、当初はなかなか受け入れられなかったようです。
しかし、今では、ロレックス サブマリーナやオメガ シーマスターなど、伝説のダイバーズウォッチに独自の方法で、それらに匹敵する機能のない Apple Watch Ultra を想像するのは難しく、同じテクノロジーの多くがApple Watch Series 10にも取り入れられており、最大 6 メートルの深度計を備えているため、シュノーケリング中にウェットスーツにストラップで固定できると説明したそうです。
Apple Watch Ultra 2 ブラックチタニウムモデルは、独自のブラスト加工により実現していて、グレード5チタニウムにダイヤモンドライクカーボンを物理蒸着してコーティングすることで、傷に強く、耐久性が高くなっていますが、その強度についてMolly Anderson氏は「ダイヤモンドのようなカーボン コーティングは、天然チタンの表面よりもさらに硬く、ダイヤモンド以外のもので傷をつけた場合、コーティングが傷つくのではなく、その物体が時計に残ってしまう。」と説明しています。