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プリンストンテクノロジーのiPhone Dock搭載PCキーボード「iBOW」(PIP-KB1)を試す

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iBOW (PIP-KB1)

iBOW (PIP-KB1)

プリンストンテクノロジーが、iPod/iPhoneとMac/PCをワンタッチで切り替えて文字入力操作ができる便利なキーボード「iBOW」(PIP-KB1)が販売開始されたので試してみました。

この製品は、韓国OMNIO TechnologiesのDock搭載キーボード「WOWKeys」をベースにしたカスタム版だと思います。

試して気がついたのですが、このキーボードはWindowsキーボード配列に、iOS向けのファンクション割り当てがされている仕様で、Macキーボード配列ではありません。

なので、Macユーザーよりも、Windowsユーザーで、1つのキーボードでiPhoneの文字入力も済ませたい方向けの製品だと思います。


Windows用86キー配列で、Macに接続した場合は英語キーボードとして認識されます。

キーには、カナ変換キーが有りますが、Macの場合は3つのキーを組み合わせたショートカットを利用して、日本語/英語入力の切り替えを行う必要があります。


キーボードの右側にiPhone/iPod touch対応Dockが用意されています。

iPhone 3G、iPod touch (2nd generation)でも利用出来るようにスペースは大きく深い仕様になっていて、iPhone 4やiPod touch (4th generation)を接続すると、背面に隙間が出来てガタつきが出ます。

スペーサーがあれば安定すると思いますが、そういったものは用意されていません。


OMNIO Technologiesの製品画像には、キーボードの上部にUSBコネクターが用意されているのですが、プリンストンテクノロジー版では塞がれていて利用することが出来ないようになっています。


キーボード上にある英数字がカクカクで「」が「」だったりと、若干視認性に問題有りな気がします。


WOW.Touch

WOW.Touch

OmnioのiPhoneアプリ「WOW.Touch」(無料)を起動してみると、キーボードの識別番号「IOI-838K」が違うようで利用することが出来ません。

プリンストンテクノロジーの製品サイトで、R.P.A. TechのiPhoneアプリ「Mobile Mouse Pro」が紹介されているのは、これが理由なんだと思います。


右側サイドの切り替えボタンでiPhoneに変更し、キーボード入力を行う場合、日本語/英語入力の切り替えは「Win Command + Space」キーを押すと、iPhoneの画面上に入力モード変更画面が表示されます。

キーボードからiPod再生コントロールも行うことが出来ますが、スピーカーが内蔵されてはいないので、音はiPhone本体のスピーカーを使って鳴ります。


USB接続で使用するキーボードのため常時電源を必要としますが、試しにeneloopをUSBケーブルに接続してみたところ使用することが出来ました。


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