アイ・オー・データ機器のMac専用地デジ対応テレビキャプチャー「m2TV(GV-M2TV)」を試す
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アイ・オー・データ機器の協力を得て、Mac専用地デジ対応テレビキャプチャー「m2TV(GV-M2TV)」を試してみました。
2008年10月に発売された「m2TV(GV-MACTV)」のポータブル版で、USBメモリサイズにまで小型化されています。
B-CASカードは、携帯電話のSIMカードタイプで非常に小型化されています。
本体底面にminiB-CASカードを射し込みます。
TVやレコーダー同様に一度射し込んだら抜くことはまず無いということからか、miniB-CASカードを簡単に抜き取る設計にはなっていません。
もし抜く場合のためにと、取り出し用のシールが同梱されています。
あとUHFアンテナケーブルを接続するためのアンテナアダプタを取り付けます。
MacBook Pro (15-inch Early 2011)のUSBポートにGV-M2TVを接続してみました。
GV-M2TVは幅があるため、隣のUSBポートに干渉してしまいます。
また、本体が小型化されてとはいえ、アンテナケーブルが必要なため、GV-MACTV同様にアンテナケーブルの取り回しの良い場所でしか利用出来ません。
付属のCD-ROMから、マキエンタープライズ製のソフト「m2TV」をアプリケーションフォルダにコピーします。
初回起動時にドライバーのインストールが行われます。
m2TVを利用する上での注意点として「内蔵ディスプレイをミラーリングしている場合」「デュアルディスプレイで外付けモニターをメイン画面に設定している場合」「MacBook Proなどをデスクトップモードで外付けディスプレイだけで使用している場合」では映像が映し出されません。
また、番組視聴中は画面キャプチャー機能が無効になります。
表示されてるTV画面上をクリックするとメニューパネルが表示され、チャンネルと現在放送されている番組表が表示されます。
メニューパネル「チャンネル」の視聴開始/停止ボタン(録画ボタンの左隣)をクリックし、グリーン色から黒色にボタンの色を変えてから、Dockにしまうと、自動的に各放送局の番組情報を取得できます。(所要時間は、1つの番組につき約4分)
デジタル放送の視聴モードとして、CPU負担が少ないデフォルトモードの「スタンダード」、滑らかさを優先した「スポーツモード」、画質を優先した「シネマモード」、フルHD表示の「フルHDモード」の4つのモードが用意されています。
この画質の違いは、フルスクリーン表示にした時などで差が出てくる感じです。
m2TVライブラリでは、録画した番組がサムネイル付きで表示され、クリックするだけで再生を開始することが出来ます。
環境設定から、保存先のハードディスクを変更する事も出来ます。
必要なHD容量として、ハイビジョンTV放送の場合1時間録画で約7.1GB、SD標準TV放送の場合1時間録画で約3.6GBが目安として考えると良いと思います。
m2TVから番組予約を行うことができます。
GV-M2TVが装着された状態で、予約時間になるとm2TVが自動起動して録画が開始されます。
予約の取り消しは、取り消しを行いたい予約を選んでdeleteキーを押す事で行います。
マキエンタープライズの「TVPlayer」を利用して、録画した番組をiPhone/iPod touch端末に移動することが出来ます。
ダビング10の制約上、録画ファイルの移動を行った場合、Macのm2TVライブラリからは番組が消えます。
また、地上デジタル放送の番組のワンセグ版を作成するため、視聴を停止(画面クリックでメニューのアンテナアイコンを黒にする)するか、スクリーンセーバー状態にする必要があります。
また、マキエンタープライズのiPhone/iPod touchをリモコンとして使用出来る「TVRemote」も利用することが出来ます。
利用する場合は、m2TVの環境設定で「TVRemoteを利用する」にチェックを入れます。