ソニーのバランスド・アーマチュア・ドライバーユニット搭載カナル型ヘッドホン「XBA-IPシリーズ」をチェック
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ソニーが、2011年9月に発表した同社初のバランスド・アーマチュア・ドライバーユニット搭載カナル型ヘッドホンに、手元で簡単にリモコン操作が行える、iPod/iPhone/iPad用リモコン&マイクが付いた「XBA-1IP」「XBA-2IP」「XBA-3IP」「XBA-4IP」をチェックしてみました。
なお、それぞれのユニットは、すでに発売されている「XBA-SLシリーズ」にリモコン&マイクユニットが追加され、約1,000円高くなったモデルだと考えると分かりやすいと思います。
今回、それぞれのヘッドホンに同じ楽曲が入った端末を用意して、左右別々のヘッドフォンを装着して聞き比べられる環境で試すことが出来ました。
XBA-1IPは、フルレンジ・ドライバーユニットが1個搭載されたモデルで、シリーズ中一番小さいのが特徴です。
低音が効き過ぎるのが嫌な方に向いていると思います。
XBA-2IPは、フルレンジ・ドライバーユニットが1個、ウーファー・ドライバーユニットが1個搭載されたモデルで、主にボーカル楽曲を聞く事が多い方に向いています。
J-POPや、カラオケ好きでボーカルをしっかり聞きたい方に向いています。
XBA-3IPは、フルレンジ・ドライバーユニットが1個、トゥイーター・ドライバーユニットが1個、ウーファー・ドライバーユニットが1個搭載されたモデルで、シリーズの中で一番バランスが良いモデルだと思います。
このモデルから、ユニット部分の大きくなり、女性の場合、結構大きなヘッドフォンをしている感じになります。
XBA-2IPと比較して、ボーカル部分の解像度は同じで、インスルメンタルパートもしっかり聞き分けることが出来ます。
XBA-4IPは、シリーズ最高モデルで、フルレンジ・ドライバーユニットが1個、トゥイーター・ドライバーユニットが1個、ウーファー・ドライバーユニットが1個、スーパーウーファー・ドライバーユニットが1個と4つのBAドライバーユニットで構成されています。
このモデルは、プロ用モニターヘッドフォンに近く、フラットで高い解像度感が特徴です。
デジタル演奏の楽曲を聴く場合、デジタル感が伝わってしまうため、クラシックやジャズなど、ボーカルレスでライブ音源を聴く方に向いています。