ワコムのマルチタッチ・ジェスチャー機能を搭載したワイヤレス対応ペンタブレット「Intuos5 touch」をチェック
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ワコムが、3月16日から発売するマルチタッチ・ジェスチャー機能を搭載したプロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos5 touch」の「Touch&Tryイベント」を、代官山ヒルサイドテラス E棟にて開催していたのでチェックして来ました。
旧製品「Intuos4」は4種類のサイズでラインナップされていて、一番小さいスモールサイズにBluetooth接続のワイヤレスモデル「Intuos4 Wireless」が追加された5種類が販売されていました。
今回の「Intuos5」は、RF方式のワイヤレス機能を標準装備しているか否かの違いによる5種類が販売されます。なお、一番大きなラージモデルは、ワイヤレス機能標準装備モデルしか用意されていません。
また、タブレット感知性能については、Intuos4の2048レベルの筆圧機能と±60レベルの傾き検出機能を実現した「Intuos Pen Technology」を継承しているそうで、メイン性能自体の変化は変わらないそうです。
ではどこが変わったのか?というと、横幅が約1cm長くなり厚みが5mm薄くなっていて、全体的にマットブラック塗装に変更されています。
あと、左側サイドのファンクションキーに説明書きが無くなっています。
ユーザーからの要望が多かった事に対する改善点として、タッチパネルと枠との間にあった「段差」を無くし、掌が引っ掛からなくなっているそうです。
Intuos5では、ファンクションキーや、タッチホイールに触れると、Macの画面上に各キーの説明がオーバレイ表示されるヘッドアップディスプレイ機能「エクスプレスビュー」が装備されているため、視線をタブレットに向ける回数が低減されているそうです。
新しく搭載されたマルチタッチ・ジェスチャー機能は、Macのマルチタッチトラックパッドよりも多い5本指まで認識して使い分けすることが出来ます。
ハード的な性能自体は10本指まで認識出来るそうですが、OS上の制限により5本指までとなっているそうです。
システム環境設定の「ワコム タブレット」を見てみると、2〜5本の指による簡単なジェスチャーで「拡大・縮小」「画面のスクロール」「画像の回転」「設定内容の表示」などの割当が細かく設定出来るようになっていました。
Intuos5 touchにはワコムワイヤレスキットが標準同梱されていて、Intuos5本体の裏側にワイヤレスモジュールと、MacのUSBポートに接続するレシーバーを内蔵収納することが出来るようになっています。
ワイヤレス利用するためのバッテリーとして、本体裏側に1,150 mAhのリチウムイオン電池が収納されています。
「Intuos5 touch」は、バッテリー駆動によるワイヤレス利用に加えて、USBケーブル接続でも利用出来るようになっているため、バッテリーが切れた場合でも、USB接続に切り替えることで作業続行出来るようにも考えられているそうです。