加賀ハイテックのアクセスポイント機能付きワイヤレスカードリーダー「MeoBankSD」を試す
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加賀ハイテックが発売する、SDカードやUSBメモリーの動画・写真・ドキュメントをワイヤレスで閲覧できる無線ルーター機能付きカードリーダー「MeoBankSD」(MBSD-SUR01/W)を試してみました。
iPhone/iPadだけを持った状態で、出張時におけるホテルでの無線LANアクセスポイント確保や、iPhone/iPadアプリ「MeoBankSD」を使用し、出先でSDカードやUSBメモリなどを使ったファイルのバックアップや、ファイルの受渡しなどが簡単に行えるアクセサリーです。
MeoBankSDはリチウムイオンポリマーバッテリーを内蔵していて、最大3時間バッテリー駆動で利用出来ます。
本体の電源を入れてしばらくすると、Wi-Fiアクセスランプが点灯し、iPhone/iPadの設定>Wi-Fiから、MeoBankSD(IEEE 802.11b/g/n)に接続します。
iPhone 5と比べてみると非常に小さいことがわかると思います。
MeoBankSDの無線LAN最大接続台数は5台となっています。
MeoBankSDにSDカードを挿し、MeoBankSDアプリを起動すると、SDカード内にアクセスすることが出来ます。
SDカード内にあるファイルの拡張子を元に、動画、画像、音楽、ドキュメントに振り分けられて表示されます。
またフォルダを表示することも出来ます。
対応するSDカードは、SD、SDHC、SDXCの64GBまでとなっています。
MeoBankSDにはUSBポートも装備されていて、USBメモリを装着し、MeoBankSDアプリからアクセスすることも出来ます。
なお、SDカードとUSBメモリの同時接続の場合、SDカードの方しかMeoBankSDアプリではアクセス出来ないようです。
MeoBankSDアプリの編集ボタンをタップすると、アクセスしたファイルをiPhone/iPad内にコピーしたり、名前の変更、削除することが出来ます。
エクスポートを選択すると、ファイルを他のアプリに転送することが出来ます。
このアプリ転送機能は結構便利だと思います。
MeoBankSDアプリのマイボックスから、iPhone/iPadのカメラロールにある写真や動画ファイルをSDカードやUSBメモリに転送することが出来ます。
これにより、iPhone/iPadにあるファイルを他のユーザーにメディア経由で受渡しすることが可能になり、また、カメラロール内のデータをバックアップし、ストレージ容量を確保することが出来ます。
有線LANを接続する事で、無線LANアクセスポイントとしても使用出来ます。
2.4GHz帯のみとなりますが、IEEE 802.11nが利用出来るため、ホテルのインターネット速度を考えると十分な速度が得られると思います。
MeoBankSDは、デフォルトでオープンアクセスポイントとなっていますが、MeoBankSDアプリからパスワードを設定し、プライベート無線LANアクセスポイント化することも出来ます。
隣の部屋などからもアクセス出来てしまうため、必ずパスワード設定を行っておくのが良いと思います。
また、SSID名の変更も行う事が出来ます。
Safariから「10.10.1.1」にアクセスすると、より細かいMeoBankSDのインターネット接続設定を行うことが出来ます。
デフォルトのゲートウェイからリピーターに変更したり、パスワード暗号化モードを変更(WEP、WPA、WPA2)することが出来ます。
付属のUSBケーブルを使ってMeoBankSDを充電します。
このUSBケーブル使ってMacに接続すると、SDカードリーダー/ライターとしても使用することが出来ます。
SDXCカードスロットを持たないMacBook Air (11-inch)ユーザーにも有効なアクセサリーだと思います。