センチュリーのUSBストレージ NAS化アダプター「CSNA-U2」を試す
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センチュリーが発売を開始した、USBストレージ NAS化アダプター「CSNA-U2」を試してみました。
USBストレージや、USBメモリなどを接続し、iPhone/iPadからWi-Fiまたは携帯電話回線でデータにアクセス可能にするNAS化アダプターです。
本体は結構小型でした。
なお、本体だけで使用することは出来ず、常時電源と有線LAN環境が必要なため、AC電源アダプタと、Ethernetケーブルが付属しています。
本体上部にある、LANポートに、UPnPに対応し、DHCPサーバ機能が有効な有線/無線LANルータ、またはルータ機能を搭載したモデム経由で、有線LANケーブルを接続します。
なお、有線LANポートがないタイプの無線LANアクセスポイントでは使用出来ず、Wi-Fiモバイルルータもサポートされていません。
トラベル環境で使用することは難しいと思います。
さっそくCSNA-U2本体に、バスパワー駆動で動作する2.5インチHDドライブを接続してみました。
CSNA-U2本体から給電される電力によって、2.5インチHDドライブのアクセスランプが点灯しました。
このように、常時電源が必要な理由は、NAS化アダプター機能に加え、USB接続ドライブをバスパワー駆動するための電力を供給する必要があるためではないかと考えられます。
iPhone/iPadアプリ「Simple NAS Browser」から、本体QRコードを読み込むと、本体のUID識別番号を認識します。
一般的なNASとは違い、ネットワーク経由でマウント出来るドライブではなく、専用アプリを使用した場合のみアクセスすることが可能で、Macなどからアクセスしたりは出来ません。
CSNA-U2側のドライブは、Cloud Driveタブからアクセスし、iPhone/iPad側のデータは、マイデバイスタブからアクセスします。
マイデバイスからCloud Driveにファイルをアップロードするという作業を行う事によって、コピー作業を行う事が可能です。
注意点として、USBドライブを、簡単にiPhone/iPadからアクセス可能なネットワークドライブ化することが出来ますが、USBドライブやUSBメモリが、MacのHFS+フォーマットされていると、ドライブ内のファイル閲覧や、ファイルのアップロードに失敗します。
そのため、USBドライブは、FAT32/NTFS形式でフォーマットされている必要があります。
また、2.2TB以上、およびGPT形式のドライブには対応しておらず、ドライブのフォーマット確認が必要です。