日本未発売の米SONY製FM/AMチューナー搭載iPod Dock対応サウンドシステム「ICF-C1IPMK2」を試す
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米SONYが、2007年9月にiPod対応サウンドシステムとして投入して話題となった「ICF-C1IP」のマイナーチェンジ版「ICF-C1IPMK2」をアメリカで購入して試してみました。前期版と後期版との違いは、iPhoneに対応しているかどうかの差のようです。
5.1cmの2スピーカーで、ウーハーは装備されていないので、低価格なスピーカーといった音質ですが、「MEGA Xpand」(国内はMEGA BASS)と呼ぶ重低音ボタンが装備されていて、それなりに低音を増幅させることが出来ます。
操作系は、全てスピーカー頭面に配置されていて、一見するとiPodのクリックホイール風なデザインがされています。
左側がアラーム系で、右側がオーディオ系をコントロールする仕組みになっているようです。
中央部分にスヌーズボタンが配置されていることから、目覚まし時計としての使用をメインに設計されているようです。
実際、iPhone 3G、iPodシリーズを装着した状態で、アラームを設定し、決まった時間に決まった音量で曲を流すことが出来ます。
背面を見ると、iPodとスピーカーとのスペースを調整するためのダイヤルが用意されています。
また、FMアンテナ、ACアダプターは直付け仕様になっています。
ACアダプターのケーブルが短めなので、ベット脇などに置くことが前提に設計される気がします。
付属するリモコンは、SONY伝統のデザインがされていて、本体で操作するよりリモコンで操作するほうが便利です。
ここ最近になって、米SONYは「CD Boombox for iPod」、「Dock Speaker System for iPod and iPhone」、「CD Clock Radio for iPod and iPhone」、「CD Boombox for iPod and iPhone」、「Cradle for iPod MP3 Players」、「S-AIRPLAY Music System」、「Mini Hi-Fi Shelf System MHC-EC78Pi」など、iPod関連商品を充実させてきていて、日本で販売されているウォークマン用クレードルオーディオ「CPF-NW001」は、米SONYでは、iPod対応版「Cradle Audio System for iPod」としてラインナップされ、日本向け製品と区別しないワールドワイド製品も増えてきているようです。
極めつけは、BRAVIAのホームシアターシステムや、マルチチャンネルインテグレートアンプなどに装備されている「デジタルメディアポート」(DMPORT)に対応したiPodアダプター「Digital Media Port Adapter for iPod」「Cradle for iPod MP3 Players」なども販売されています。
しかし、日本では、一切展開されていません。きっと、スピーカーや、ヘッドホンなど、音そのものはソニーで鳴らしたいという方も多いでしょうから、この日本では展開しない変な考えは止めて欲しいなと思います。