SONYのBluetooth・ノイズキャンセリング・AACコーデックに対応したヘッドホン「MDR-ZX750BN」を試す
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SONYのBluetooth・ノイズキャンセリング・AACコーデックに対応したヘッドホン「MDR-ZX750BN」を試してみました。
MDR-ZX750BN以外のオーバーヘッド型ヘッドホンで、Bluetooth、ノイズキャンセリング、AACコーデックに対応しているのは、epioの「ISBT-HP01」(約270g)と、DENONの「AH-NCW500」(約305g)の2種類しか無く、その中で、一番軽い製品(約230g)ということで選びました。
ハウジング上に設けたポート(通気孔)により、低域における通気抵抗を調整し、重低音のリズムを正確に再現する「ビートレスポンスコントロール」機能が搭載されています。
これにより、振動板の動作を最適化することで低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現してくれるそうです。
ノイズキャンセリング機能は、NCボタンをオンにすると、周囲の騒音を分析し、最適なキャンセリングモードを自動で選択する「AIノイズキャンセリング機能」(総騒音抑制量約17dB)が働きます。
Aモードは航空機内騒音、Bモードは電車やバス車内騒音、CモードはOA機器や空調機器騒音とした3のモードが、ソフトウェア制御により自動選択されます。
右側のイヤーカップ上に、楽曲再生/曲飛ばし/曲戻しボタンがあります。
またヘッドホンの音量コントロールボタンも装備されています。
この音量ボタンは、Bluetooth接続機器の音量をコントロールするのではなく、ヘッドホン単体の音量をコントロールします。
iPhone 6とBluetoothペアリングを確立し、ミュージックアップで楽曲を再生していました。
iPhoneと接続した場合、AACコーデックが自動選択されます。
SBCと変わらない圧縮率ですが、送信時のタイムラグがほぼ無くなり、高音域が消えてしまうことも無いため、高品質な音楽を楽しむ事が出来ます。
MDR-ZX750BNバッテリーが切れた場合や、Bluetooth接続ではなく、有線接続でより高品質サウンド再生が必要な場合は、付属するラインケーブルを利用して、ヘッドホン使用することも出来ます。
ライン接続でも、バッテリーが残っていれば、ノイズキャンセリング機能は有効になります。
ハウジングの回転軸を内側に向けることで装着安定性を向上させた「インワードアクシスストラクチャー」という独自のハンガー構造が採用されているため、通常よりも圧迫感を感じます。
ただ、しっかりホルードされた状態になるため、音漏れや緩みもありません。
ネック側におろした状態の場合、ヘッドバンドを最大に伸ばした状態であれば、フードパーカーの上からでも窮屈感無く装着することが出来ます。
なお、電源は手動で切る必要があります。
Bluetooth+デジタルノイズキャンセリング利用時の場合最大13時間、Bluetooth接続のみ利用時の場合最大19時間、デジタルノイズキャンセリング利用時の場合最大24時間の連続再生利用が可能です。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
ボーカルなどの臨場感を際立たせる1kHzや、音の艶の増減に影響する音域4kHzを持ち上げつつも、人間の耳には刺激的に感じる2kHzを抑えるなど、しっかりとしたチューニングがされているようです。