CES Unveiled TOKYO 2015において、Intelclinicが、睡眠と休息の管理を行うアイマスク「NeuroOn」の展示を行っていました。

NeuroOn の額が当たる部分にはセンサー類が、目の部分には LEDライトが設置されています。この額の部分に設置されたセンサーでは他のウェアラブルフィットネスの機器が取得している血流情報の他に、脳波や筋肉の収縮、眼球の動きまでもモニターする事で睡眠状況を詳細に分析します。

この分析結果から、深い眠りに入った時には眠りを妨害しないようにする事で良質な眠りを得られるようにする一方で、浅い眠りとなった時にLEDライトによる光の刺激、続けて本体の振動刺激、それでも起床しなければ Bluetooth でペアリングされているスマートフォンのアラーム音で叩き起こすようにします。

このようなメカニズムで良質な眠りを得られますので、短時間の睡眠を1日のうちに複数回とる事で仕事効率を上げることや、海外へ移動した際に時差ボケを素早く解消する事に非常に強い威力を発揮する事が考えられるという事でした。

現在は Kickstarter で US$299- にて予約受付中。

2015年04月には出荷を開始する予定という事でした。

なお、改良を加えて量産することで近い将来にも価格をもう少し引き下げる事も可能だと思うという事でした。