プロイラストレーターをうならせる自然な書き味が特徴のiPad用タッチペン「Pencil by FiftyThree」を試す
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Apple Storeが、ソフトバンク コマース&サービス販売のFiftyThree製iPad用タッチペン「Pencil by FiftyThree」を販売開始したので試してみました。
今回、ごりゅご.comの影の支配者でデザイナーのはるぅな@inbox.さんと、ダンボールアーティストのIWAIMOTORS BLOGさんに試してもらいました。
最大の特徴として、iPadで使用する場合「コツコツ感」が無く、追随性が高い点が上げられます。
この黒いグラファイトカラーのモデルはアルミ筐体製で一番安いモデルになります。
他にゴールド色のアルミ筐体と木材を使ったウッドモデルもあります。
これまでのスタイラスペンとは異なり、ヌーベルのカレーパステルのような四角いボディで、結構大きな部類に入ります。
ペン先を手前に引き抜くと、機械部分が抜け、その底面にUSB端子が出ています。
このUSB端子を、iPadに付属するApple 12W USB電源アダプタに接続して充電を行ないます。
約90分で満充電になり、1回の充電で、一般的な使用の場合、約1ヶ月間使用することが出来ます。
また、替芯と底面ゴムが1セット付属しています。
iPadアプリ「Paper by FiftyThree」と連動して、思い通りの創造を実現できます。
PaperアプリとPencilとのコネクションは、パレットの左端にある丸をPencilで押し続け、アバウト画面が表示されたらコネクションは完了します。
Paperアプリの設定は、右上のユーザーアイコン部分をタップすると表示されます。
Twitter、Facebook、Tumblr、Adobe Creative Cloudなどと連携させることが可能です。
また、Paperアプリ専用のコミュニティ「Mix」にもアクセスすることが出来ます。
SDKが公開されているため、Adobe Illustrator Draw、Adobe Photoshop Sketch、Procreate、Sketchbook、Noteshelfなど、対応した「Pencil-ready Apps」は結構多いです。
Paperアプリは、iPadのマルチジェスチャーによって色々と機能しますが、細かい説明がないため、体験して覚える必要があります。
例えば、ブックを変えたりする場合はピンチインで行い、専用コミュニティにアクセスするキャンバスを表示するためには、ピンチインして上から下にスワイプといった動作になります。
カラーは、カラーパレットの大きな丸の中をクルクルと回すことでカラーブレンドが変わります。
また、丸をタップすると、カラーブレンドを%で細かく調整することも出来ます。
作成したブレンドカラーは、長押しして、右に移動し、小さい丸を上に上げて、空の丸を表示させ、そこに移動することで登録することも出来ます。
日本で発売開始されて、とても興味があったというはるぅな@inbox.さんに試してもらったところ、AdonitのJot Proよも自然で、一般的なスタイラスペンで発生するガラスに接触する時の「コツコツ感」がないのがとても良いと絶賛してました。
また、表面圧を利用した技術(SDK公開)が入っていて、ペン先を横に倒して描くと、色鉛筆を横に倒して描くような感じで、色を塗ることが出来るのにも良いとのことでした。
ペン先がラバー素材なので、紙のひっかかりまでとは言わないまでも、ガラスの上を滑るような感じが少ないのも良いそうです。
Paperアプリでアンドゥを行なう場合、画面を2本指で押さえて、大きく円を描くように動かす事で無限アンドゥを行なう事が可能になっています。
Pencilの底面には、ボディサイズのゴムが付いていて、そちらを使って消しゴムツールを使用することで、ペン先でなぞって消すよりも、大きな面積を消すことが出来るようになっています。
ダンボールアーティストのIWAIMOTORS BLOGさんにも試してもらいました。
普段、ダンボールアートを制作する前にスケッチを行なうそうで、触った瞬間「追随性が凄い」と声を漏らしてました。
また、コツコツした感じが無く、自然にスケッチ出来て良いとも話してました。