ElgatoのHomeKit対応環境センサー「Eve Room」と「Eve Weather」を試す
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ソフトバンクセレクションが発売開始した、ElgatoのApple HomeKit対応室内環境センサー「Elgato Eve Room Sensor」と、室外環境センサー「Elgato Eve Weather Sensor」を試してみました。
国内初のHomeKit対応環境センサーで、乾電池駆動のため、設置場所を選ばず、Bluetooth Smartテクノロジーを使用して、簡単に、直接接続することが可能です。
iPhone/iPadアプリ「Elgato Eve」をダウンロードして起動します。
センサー本体の裏ふたを外し、付属する乾電池を入れます。
本体に電源ボタンなどは無く、電池を入れるだけで電源オン状態となります。
アプリにEveデバイスの追加を行なう場合、HomeKitセットアップコードをiSightカメラで表示すると、コードが自動認識されて追加が行なわれます。
この手順だけで、iCloud同期連携も完了し、Siriコマンドコントロールも行なえるようになります。
屋内環境センサー「Eve Room」は、計測したい部屋の好きな場所に設置します。
USB電源などとは違い、乾電池駆動のため、設置場所を選びません。
室内環境センサー「Elgato Eve Room Sensor」も乾電池駆動のため、室外の好きな場所に設置できます。
iOS 9環境でHomeKitデバイスを使用すると、Bluetoothレンジエクステンダー機能が利用可能になり、通常のBluetooth通信範囲よりも広い範囲で通信することが出来ます。
なお、環境によっては届かない場合もあるようです。
Apple TV (3rd generation)以降があれば、iCloud経由でHAPアクセスプロトコル制御によるリモートアクセスが利用できます。
HomeKitの凄いところは、同じApple IDをApple TVに設定していれば、Apple TV側で何か設定を行なう必要がありません。
Elgato Eveアプリで、Eve Roomで計測した温度、湿度、エアクオリティを確認できます。
計測可能温度は0℃~55℃(誤差:±3℃)、計測湿度は5%~95%となっています。
Eve Weatherの場合は、計測した湿度、温度、気圧を確認できます。
計測可能温度範囲は‐18℃~55℃(誤差:±3℃)、計測湿度は0%~100%、計測気圧は260~1260 mbarとなっています。
Eve Roomで計測できるエアクオリティは、ppm数値を元に判断されます。
塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質となる「揮発性有機化合物」が影響を与える要素となります。
Siriを使用して、予め割り当てられたゾーン名を加えて「XXの温度は?」または「XXの温度は?」と音声入力すると、SiriがEveデバイスの現時点計測結果を教えてくれます。
iOS 9>設定>HomeKitで、ゾーン名別にリモートアクセスの許可のオン/オフが行なえます。
また、iCloudアカウントを持っている人に参加を依頼して、HomeKitアクセサリ制御を共有することも可能です。
なお、Apple TV (3rd generation)が設置稼働しているにも関わらず、外出先からElgato Eveにアクセス出来ない場合、iOS 9>設定>iCloud>キーチェーンがオンになっていることを確認して下さい。
オンの状態でもアクセス出来ない場合は、Apple TVのiCloudアカウントを一度サインアウトして、再度サインしてみて下さい。
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