アイサウンドのトーンコントロール機能付きイヤホン「MUIX IX1000」を試す
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アイサウンドが販売するトーンコントロール機能付きイヤホン「MUIX IX1000」を試してみました。
ハウジング部分のレバーで切り替えることで、フラットサウンドとアクティブべースの二つの音色が再生できる製品です。
また、リモコンと、ハンズフリー用マイクも装備されています。
ドライバーユニットは、10.1mmダイナミック型が採用されていて、再生周波数帯域 20-20,000Hz、インピーダンス16Ω、最大入力20mWとなっています。
同製品は、VGP2015 SUMMERにおいて、高いコストパフォーマンスを達成したモデルとして「コスパ賞」を受賞しています。
トーンコントロールは、ハウジングの後ろにあるレバーを動かすことで行ないます。
左に動かすとフラットサウンドとなり、感度は106dB/mW、右に動かすとアクティブベースとなり、感度は104dB/mWです。
こうしたトーンコントロール機能を搭載したイヤホンは、Hameeの「Tone Control Alumi Earphone」ぐらいしか無く、珍しい仕様だと思います。
リモコンは1ボタン式で、AppleのMade for iPhone/iPod/iPadを取得した仕様ではありません。
機能としてはシンプルで、再生と停止の2つが行なえます。
リモコンの背面にはマイクが装備されていて、iPhoneなどでハンズフリー通話が行なえます。
また、リモコンボタンを長押しすることで、Siriを呼び出せます。
Siriにはマイクを通じて話します。
付属イヤーピースはシリコンゴム製で、S/M/Lの3サイズとなっています。
低価格モデルということもあってか、イヤーピースを装着するのが結構難しいです。
3.5mmヘッドフォンミニプラグはL時型仕様となっています。
iPhone、iPod touchの場合、3.5mmヘッドフォンミニジャックが底面側にあるため、装着時の高さを抑えられるL時型は重宝します。
ケーブルはフラットタイプのため、ケーブルが絡み辛く、ぐしゃぐしゃにして収納しても、すぐにほどくことが出来ます。
なお、付属ケースなどは用意されていません。
MUIX IX1000を実際に装着してみました。
ユニットが小さいため、耳の納まり感は自然です。
また、フラットケーブルも苦になりません。
まず、レバーをフラットサウンドにして「Beats 1 Radio」を視聴してみました。
再生周波数帯域50Hz〜10kHz外でストンと落ちるApple EarPods with Remote and Mic(GE参照)と比べ、IX1000は、再生周波数帯域20Hz〜15kHz(GE参照)まで帯域が広がっています。
つぎに、レバーをアクティブべースにしてみました。
高音、中音域の変化はあまりなく、低音だけがグンと持ち上がる感じです。
特にライブ音源などを再生する場合、かなり臨場感が増します。
Apple Musicの音質は「AAC/256kbps/44.100kHz」で、ハイレゾ音源レベルではなく、CDの情報量と比べて約0.18倍程度しかありません。
ハイレゾ音源が配信されていない現状では、Hi-Res Audio仕様のイヤホンで力を持て余すよりも、これぐらいの製品で音楽を楽しんだ方が良いと思います。