ボーズのBluetoothヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」を試す
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ボーズが販売するBluetoothヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」を試してみました。
NFCペアリングに対応し、Bose AE2w Bluetooth headphonesと比べ、着脱式Bluetoothユニットだったのが、ハウジング内に完全内蔵されるようになりました。
ボーズ初のオンイヤー・ステレオBluetoothワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones」の上位モデルです。
なお、こちらのモデルはハウジングをヘッドバンド側に折りたたむ事は出来ませんが、ヘッドバンドが柔らかいため、ヘッドユニットを重ねることが可能となっています。
本体の充電は、付属するmicroUSBケーブルを使用し、約3時間で充電が完了します。
連続再生時間は約15時間で、連続待ち受けは約200時間となっています。
なお、15分のクイックチャージで、約2時間の使用も可能です。
iPhoneとBluetoothペアリングするためには、ヘッドユニットの電源を入れ、さらに上に押し上げることでBluetoothペアリングモードに変わります。
iOSの設定>Bluetoothに「Bose AE2 SoundLink」が表示されるので、それをタップしてペアリングを完了します。
次回からは自動的に接続されるようになります。
さっそくBose SoundLink around-ear wireless headphones IIを装着してみました。
耳の形状に合わせ、ヘッドユニットがやや斜めに実装されているため、耳に自然とフィットします。
垂直の場合だと、さらに大きなヘッドユニットが必要になりますが、この傾斜によって、オンイヤーとオーバーイヤーの中間サイズとなっています。
Bluetooth接続の場合の対応コーデックはSBCのみのようですが、ボーズ独自のアクティブ・イコライザーと「TriPortテクノロジー」により、低音とバランスのとれたサウンドを再生してくれます。
また「Volume optimized EQ」により、音量レベルに応じて自動的に周波数特性を調整してくれます。
しかし、ここは、Appleが使用する「AACコーデック」に対応して欲しいと思います。
付属する予備用音声ケーブルを接続して有線ケーブル接続によるヘッドフォンとしても利用することが出来ます。
この場合、ヘッドフォン本体の電源をオフの状態でも使用可能です。
ライン接続で使用すると、ボーズの原音に忠実な解像感が得られ、Bluetooth接続よりも音量がアップします。
Bose SoundLink around-ear wireless headphones IIは、予備用音声ケーブルを使用した有線ケーブル接続をメインで使用し、ケーブルが煩わしい場合は、Bluetooth接続で利用する方がヘッドユニットの持ち味を生かせるような気がします。
なお、iPhoneなどを接続した場合、アドバンスド・2マイクロフォン・システムによる音声がクリアなハンズフリーヘッドセットとしても利用可能です。
ヤマハのアップライトピアノ「YUS1ASG」のサイレントピアノユニット「SG」に、プラグアダプターを使って接続し、モニターヘッドフォンとして使ってみました。
高音部分が過度に響き渡るため、モニターヘッドフォンとしては向かないようです。
やはり、用途としてはミュージック用に設計されていると思います。
付属する専用キャリングケースは、Bose SoundLink around-ear wireless headphones IIのヘッドユニットを平置きにして収納出来るサイズとなっています。
仕様上致し方ないとは思いますが、大き過ぎるため、携帯性は悪いと思います。