Xacti用ワイドコンバージョンレンズ「VCP-L07W」を試す
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三洋電機のDMX-HD2000、DMX-HD1010、HD1000用ワイドコンバージョンレンズ「VCP-L07W」を購入しました。
作りや付属するケースからして、パナソニックのデジタルビデオカメラ用の広角レンズにそっくりです。
先に言っておきますが、このレンズは、0.7倍広角レンズと、マクロレンズが合体した仕様で、マクロレンズとしても使用できます。
日頃愛用しているDMX-HD1010に装着してみました。
レンズが大きく重いため、「Manfrotto modopocket 797」を装着した状態だと、かなり傾斜を付けないと立ちません。
手で持つか、しっかりとした三脚を使用する必要がありそうです。
実際に撮影してみました。場所は、光りが射し込む品川の駅です。
まずは通常の画像です。サンプルは、解像度を変更していますが、それ以外の補正処理は行なっていません。
次は、VCP-L07Wを使った画像です。
VCP-L07Wを使用した場合、ケラは出ませんが、若干湾曲してる感じで、通常よりもピントが甘く感じます。
今度は、望遠を最大にして撮影してみました。
通常撮影だとピントは全域に渡って当たっています。
VCP-L07Wを使用した場合、中央部分にピントが当たって、外にいくほどボケが出てます。
また、アンダー気味となる感じです。
今度はHD動画で撮影したムービーから画像を切り出してみました。
撮影サイズは、1080 x 720のHDです。
VCP-L07Wを使用した場合、静止画だとアンダー気味になるのに対して、動画だと通常撮影とほとんど変わりません。
また、0.7倍という広角率も、動画撮影だと、かなりワイド感が出ます。
次は、マクロ撮影の違いで、最初はオートで撮影した画像です。
オートの状態では、ボケてなんだかわかりません。
設定からフォーカスをスーパーマクロにした状態で撮影してみました。
DMX-HD1010では、このモードだと最短1cmまで寄って撮影することが出来ます。
今度は、フォーカスを通常の全域に戻し、VCP-L07Wのマクロレンズ部分だけ装着して撮影してみました。
スーパーマクロモードで撮影した状態と比べて、ピントの位置が違う事が確認できます。
VCP-L07Wのマクロレンズを使用すると、ピントの設定が自由に選べることになり、用途に合わせて使い分けできそうです。
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