ラトックシステムのWi-Fi接続のスマートリモコン「REX-WFIREX1」を試す
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ラトックシステムが、Wi-Fi接続の学習リモコンユニット「REX-WFIREX1」を発売開始したので試してみました。
赤外線式リモコンを使用するテレビやエアコン、照明器具などをiPhone/iPadからリモート操作することが出来る製品です。
また、インターネット回線を通じて、外出先からもリモートコントロール可能です。
REX-WFIREX1本体の他に、MicroUSBケーブル、USB-ACアダプター、ユーザーズマニュアル(セットアップガイド)、保証書が同梱されています。
無線LAN接続のみに対応し、有線LAN接続には対応していません。
標準同梱品で設置する場合、USB電源アダプタによる使用となりますが、単三アルカリ電池を4本でも使用出来ます。
乾電池の場合の稼働時間は約12時間となっています。
iPhone/iPadアプリ「Wi-Fi学習リモコン」をインストールします。
REX-WFIREX1の電源を入れ、Wi-Fi学習リモコンアプリを起動してセットアップを開始します。
WPS接続または手動接続を実行し、REX-WFIREX1を無線LAN環境に接続します。
なお、対応する無線LAN環境は、IEEE 802.11 b/g/nの2.4GHz帯のみとなっています。
赤外線式リモコンで操作する家電製品の登録を行っていきます。
プリセットとして用意されているのは、家電耐用年数7年前後の製品のため、それ以上古い家電製品の場合は、手動登録を行うか、用意されているプリセットに無理矢理記憶させる必要があります。
ここではプリセットで用意されているリモコン画面に、赤外線式リモコンを学習させる手順を説明します。
アプリの学習ボタンをタップし、次に画面上の記憶させたいボタンをタップします。
次に、赤外線式リモコンの該当ボタンをREX-WFIREX1に向けて押します。
アプリ画面上のダイアログが消えたら記憶が成功したことになります。
このアプリのリモコン学習機能のユーザーインターフェースが分かり辛く、学習させたけど間違ったことに気が付き直ぐにやり直したいといったことが出来ません。
学習の待機がタイムアウトになるまで待つ必要があるなど、直感的に使うことはまったく出来ません。
アプリ開発にちゃんとしたデザイナーを用意すべきだと思います。
非常に分かり辛い学習方法でしたが、なんとか、液晶テレビ、エアコン、天井照明の赤外線式リモコンを学習させました。
なお、エアコンは2002年式とかなり古いため、既存のプリセットにボタンを追加して、無理矢理記憶させました。
液晶テレビは、REGZA 42Zシリーズで、プリセットのREGZA Z1、ZS1、Z、ZXシリーズを選択するだけでリモコン追加できました。
iPhone上から液晶テレビをオン/オフしたり、チャンネル切り替え出来るのは結構便利です。
天井照明は、パナソニックの赤外線式リモコンで操作出来るシーリングライトですが、年式が古いため該当機種は見当たりませんでした。
手動で追加するを選ぶとアプリが強制終了するため、パナソニックのツインPa明るさフリーから、赤外線式リモコンのチャンネル番号と同じものを選び学習させました。
使用出来ないボタンもありますが、だいたいのことは出来ました。
エアコンは、三菱のMZシリーズで、プリセットには用意されておらず、手動追加もないため、適当な機種を選び、そこにボタンを追加して、追加したボタンに学習させることでコントロールすることができました。
出来たといっても電源オン/オフが出来るだけですが、予め暖房設定にして電源をオフにすれば、あとはiPhoneからの操作で遠隔操作出来ました。
Wi-Fi学習リモコンアプリの「家中モード」をタップして、外出先から操作出来る「家外モード」に切り替える事で、外出先からも登録した家電製品を操作出来ます。
REX-WFIREX1が持つ温度、湿度、照度計の状態がアプリ上で確認出来るため、その情報を元にちゃんと動作してるかどうか判断出来ます。
これにより、エアコンを外出先からリモートコントロールすることが出来るため、帰宅前に部屋の温度調整が可能になり、結構便利だと思います。