SoundPEATSのAACコーデックに対応したフルワイヤレスイヤフォン「SoundPEATS Audio Q16」を試す
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SoundPEATSが販売する、AACコーデックに対応したケーブルレスBluetoothイヤフォン「SoundPEATS Audio Q16」を試してみました。
Bluetooth 4.2仕様で、コーデックは、SBC、AAC、aptXに対応しています。
2つのヘッドを繋げるケーブルが無いケーブルレス仕様で、片耳だけのBluetoothヘッドセットとしても使用可能です。
ユニットが分かれているため、付属の二股microUSBケーブルを接続して、両方充電を行います。
約2時間で満充電となり、最大約6時間の連続音楽再生が可能です。
Bluetooth 4.2の機能である、BLEデバイスから別のBLEデバイスに対して、一方的にデータを送信するブロードキャスト機能を利用することで、ケーブルレスワイヤレスのステレオ再生を可能にしています。
付属品は、イヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、二股microUSB充電ケーブル、取扱説明書などとなっています。
キャリングポーチの内側には、メッシュ素材で作られたアクセサリーポケットが装備されています。
SoundPEATS Audio Q16の重さを量ってみたところ22gでした。
iPhoneに付属するEarPods with Lightning Connectorは11gなので、重量が倍にはなりますが、ケーブルレスワイヤレスイヤフォン環境が手に入ることになります。
iPhone/iPadとのBluetoothペアリングの前に、左右ユニットを先にペアリングする必要があります。
左右それぞれの中央ボタンを押して電源を入れ、そのまま約5秒間ボタンを押し続けます。
この左右ユニットのペアリングは、電源をオンにする度に行う必要があります。
その後、iOSの設定>Bluetoothを開き「Q16」が表示されたらタップしてペアリングを確率させます。
赤いボタンがある方に制御ユニットが搭載されているため、片耳利用も右側のみとなります。
なお、電源を切る場合は、赤い方の電源ボタンを押すだけで、両方のユニット電源を落とすことが出来ます。
実際に装着してみました。
耳介の外側にイヤーフックを掛けて装着するタイプで、硬すぎず耳にしっくりとした装着感が得られます。
ユニットが耳に対して前にあるため、耳介に触れることがないためストレスは感じません。
3ボタンリモコンは、左右のユニット両方にあり、Apple Musicのコントロールや、Siriの起動などが行えます。
また、音声通話用のマイクも両方に搭載されていて、CVC6.0ノイズキャンセル機能により、クリアな音声通話が可能です。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
中低音域から高音域に向かってブーストされ、超高音域で少し落ちます。
ロックやポップス向けのチューニングがされている感じです。