MarshallのBluetoothヘッドフォン「Marshall Major II Bluetooth」を試す
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Zound Industries Internationalが、Marshallブランドのヘッドフォン「Marshall Major II」をベースに、Bluetooth接続に対応したワイヤレスヘッドフォン「Marshall Major II Bluetooth」を発売したので試してみました。
密閉ダイナミック型/40mmドライバーユニット採用/インビーダンス64Ω /再生周波数帯域/10HZ〜20KHZなどの仕様を踏襲し、Bluetooth対応となった製品です。
バッテリー駆動で連続再生時間は約30時間となっています。
3.5mm ステレオミニプラグを接続して有線ケーブルでも利用可能となっています。
左側のヘッドユニットに、Bluetooth接続時に操作可能なアナログコントロールノブが搭載されています。
金属製のシンプルなノブで、クリック操作で再生・停止・曲送り/曲戻し・音量の調節が行えます。
着脱式の3.5mmカールコード(ダブルエンドコイル)は、金メッキ仕様のプラグが採用されています。
また、コードを使って2台で接続することにより、音源の共有が可能となっています。
本体を充電するためのmicroUSBケーブルは、Marshallロゴとデザインがされた同色仕様となっています。
MAJOR II本体の重さは174gなのに対して、Marshall Major II Bluetooth本体の実重量は172gとなっています。
Bluetoothモジュール、バッテリーなどが追加されているにも関わらず、ラインケーブルが無いことを考慮しても、軽量化がかなり行われていると思います。
Marshall Major II Bluetoothは、ヘッドユニット部分を、ヘッドバンドの内側に折り畳むことが可能で、携帯製に優れています。
収納ポーチなどは付属していません。
Marshall Major II BluetoothとiPhoneとのペアリングは、Marshall Major II Bluetooth本体電源ボタンを2回押して、LEDランプが青色点滅するとペアリング待ち状態となります。
iOSの設定>BluetoothでMarshall MAJOR II BLUETOOTHが表示されたら、それをタップすることでペアリグングは完了します。
次回からは自動接続されます。
Marshall Major II BluetoothでApple Musicで音楽再生して試聴してみました。
思った以上に音量がありますが、サウンド自体は柔らかい印象を受け、長時間聞きやすいようチューニングがされているように感じます。
Marshall Major II Bluetoothを装着してみました。
デザインは良いのですが、使用されているプラスチックパーツの質に高級感が感じられないのが残念な気がします。
オンイヤーヘッドフォンとしては装着しやすい部類に入ると思います。
Marshall Major II Bluetoothにラインケーブルを接続し、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載したiPhone 6sで使用してみました。
Bluetooth接続の場合よりもフラットで、モニターヘッドフォンを使用している感じのサウンドになります。
ケーブルには、マイク付きワンボタン式リモコンが搭載されています。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
ケーブル接続の場合、中音・中高音域が少しブーストされる感じですが、全体的にフラット傾向のサウンドとなります。
Bluetooth接続の場合、低音域から超高音域に向かってブーストされます。
ロックやポップス向けのチューニングがされている感じです。
また、ケーブル接続の場合と比べて、かなり音量がアップします。