ROLIの革新的なモジュラー・ミュージック・スタジオ「ROLI Lightpad M」と「ROLI Seaboard Block」を試す
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ROLIが販売するモジュラー・ミュージック・スタジオ「ROLI Lightpad M」を試してみました。
ROLI Lightpad Blockの上位モデルで、表面のシリコン・サーフェス・レイヤーが新しくなり、小さな突起状のデザインが追加されたことで、タップした時の触感が柔らかくなっています。
楽器機材等にバンドル提供される「Ableton Live 9 Lite」が利用可能で、StandardやSuiteにアップグレードも可能です。
今回は、ROLI Seaboard RISEをLightpad Blockに対応させたユニークなキーボードサーフェス「ROLI Seaboard Block」も一緒に試してみました。
5Dタッチテクノロジー:ストライク、プレス、グライド、スライド、リフト、24のKeywave(2オクターブのサーフェス/オクターブ・シフト対応)に対応し、キーボードのようで、音域は管楽器のようなウネリを出せるのが特長です。
ROLI Lightpad M、ROLI Seaboard Blockは、USB充電で使用するデバイスで、USBコネクタはUSB-C仕様となっています。
ただ、付属するUSB-Cケーブルは、反対側がUSB-Aコネクタのため、MacBook (12-inch)や、MacBook Pro (Thunderbolt 3)などとUSB接続する場合、別途、Apple Thunderbolt 3(USB-C)ケーブル(0.8 m)などが必要になります。
Mac用アプリ「BLOCKS Dashboard」を使用すると、ROLI Lightpad Mを、DAWのフェーダー、ドラム・パッド、XYZパッド、レベル・メーター表示など多様にカスタイマイズが可能です。
自作カスタマイズも可能です。
BLOCKS Dashboardの面白い機能として、ROLI Lightpad Mをゲーム機に見立てたブロック崩しゲーム「BreakBLOCKS」なるセットが用意されています。
225のMicro Keywaveを搭載することで、指先で新感覚のフィードバックが得らる特長を生かし、簡単なゲーム機能まで持たせることが可能だったりします。
Ableton Live 9 Liteと使用する場合、USB-C端子(MIDI出力/電源供給)でも使用可能ですし、USBおよびBluetoothによるMIDI互換(DAWでも使用可能)でも使用可能です。
ROLI Seaboard Blockは、最初に置いた指が1つのMIDIトラックとして認識されるため、手の指を全て使って演奏すると、後の再編集が結構面倒になります。
GarageBand for MacとROLI Lightpad Mとの相性は抜群で、各音源毎に、5Dタッチセンシティブで、サーフェス面をヒット、押し込む、前後左右にスライドさせることで音楽を形作ることが可能です。
iPhone/iPadの場合は、ROLI Lightpad M、ROLI Seaboard BlockをそれぞれBluetooth接続します。
Bluetooth MIDI機器として直ぐに使用可能です。
iPhone/iPadアプリ「ROLI PLAY」とROLI Lightpad Mを一緒に使用すると、5Dタッチを演奏スタイルに合わせてアジャストする表現力を確認することが出来ます。
ストライク、グライド、スライド、プレス、リフトといった操作で、これまでにない音楽演奏が可能なことを体験できます。
iPhone/iPad用ソフトウェア・シンセサイザーアプリ「ROLI NOISE」は、ROLIのChief Creative Officerに就任したファレル・ウィリアムスの大ヒット曲「Happy」のNOISEアプリ用サウンドパックが提供されています。
何処でもNOISEでサウンドを選び、それをBLOCKSで演奏することができます。
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